パパ、今度は何の本を読んでいるの?
「倹者の流儀」で節約系YouTuberとして活躍されているくらまさんがはじめて出した書籍だよ。
倹約は、パパも得意だけどくらまさんは半端ないもんね。
そうだね(笑)でもこの本通り実践したら1000万なんてすぐ貯まるよ。
ノウハウをサクッと知りたい人にはおすすめだな。
こんにちは!月の収支が毎月プラスじゃないと気持ち悪くて仕方ないあいろんです。
今回は「100万円貯める」ための考え方や具体的な貯め方について紹介していきます。
この記事は、こんな方に向けて書いています。
結論としては、下記になります。
それでは早速いってみましょう!
今回の参考書籍:「すごい貯蓄」
「誰にでもできる資本主義の攻略法」
上記は1000万円貯まるまでの過程にあると本書では主張しています。
本書には魔法のような稼ぎ方も、劇的に人生を変化させる投資術も書いていません。
書いてあるのは「小さな暮らし」を習慣化するためのマインドや動き方、蓄財による心境の変化だけです。
しかしながら著者自身が若いこともあり、その語り口は良い意味で軽く読めるような構成になっています。
「100万円が中々貯められない」
こんな悩みを持つ若手ビジネスマンや学生にとって本書はうってつけの参考書となることでしょう。
私はYouTubeの「倹者の流儀」も良くチェックさせてもらっています。
(パパもくらまさんと同じタイプの貯蓄マシーンだからなぁ)
貯蓄の壁を突破せよ
①100万円
本書のメインテーマにもなっている「100万円」という数字。
著者は下記のように口酸っぱく主張しています。
「一生お金に困らない人になれるか、貯められない人のまま貧乏で一生を終えるのか、その分岐点はたった100万円にかかっている」
本書によると、現在の日本の金融調査データから金融資産が100万円未満の割合は30.1%に上るそうです。
100万円持ってない人が3割もいることにびっくり!
ちゃんと金融資産のことを考えてくれているパパは少数派だったんだね。
②500万円
本書によると、500万円以上の金融資産保持者世帯は47.5%という結果が出ています。(単身だと33.9%)
500万円貯めるために、本書は名著「バビロンの大富豪」になぞらえ、10分の1貯蓄法をすすめています。またふるさと納税などもこのタイミングでの検討をすすめています。
あいろん自身の経験から言っても、500万円貯蓄が出来た頃には「支出を減らすクセがつく」「生活の心配がなくなる」など本書で述べられているメリットは感じる頃です。
私は資産500万円くらいのフェーズの時に少額でFXなどハイリスクな投機も経験してみました。
100万円くらい減らしても授業料かな…くらいに思ってやっていました。
リスクを少しずつ取れるし、パパみたいに色々な金融商品に興味がある人はお勉強しやすいタイミングなのね。
③1000万円
本書によると、1000万円貯めた人には下記のような共通項が見られるそうです。
あいろん自身も特に同意するのは、①②についてです。
長期間継続して蓄財している
7割以上が7年以上かけて1000万円を蓄財している
我が家もちょうど7年くらいかかってるから、当てはまる!
月収の1〜5割を貯めている
8割の人が1ヶ月に5〜20万円を貯蓄している
確かにパパも毎月手取りの30%以上は貯蓄しています。
本書は1000万円を目指すにあたり、本田静六氏の名著「私の財産告白」にも出てくる「4分の1天引き貯金法」を紹介しています。
そして何より生活レベルを上げずに質素倹約に努める姿勢を一貫して本書は説いています。
その点パパは何食べても美味しいっていうし、服も良いもの欲しがらないし、本当にすごいよね。
唯一、そるとちゃんにだけはなんでも買ってあげるから財布の紐が緩むけどね(笑)
貯蓄ができる仕事選び
貯蓄ができる仕事を選ぶことは非常に重要であり、ビジネスマンの蓄財に直結する問題です。
特に重要な下記3点についてみていきましょう。
①賃金の高いエリアを選ぶ
基本的には三代都市圏エリアの方が賃金は高いですが、各都道府県ごとに「働きやすいエリア」は必ず存在するので事前にチェックすることを本書は推奨しています。
東京の会社に採用され、地方で勤務するケースは賃金が高く生活コストが下がる典型例です。
その条件だけでピンポイントで狙いにいくのもありです。
②車が不要の職種・場所を選ぶ
車の生涯コストは20歳から70歳までで約4000万円かかるというデータを本書は紹介しています。車を所持すると税金、車体、駐車場、メンテナンスとそれぞれに費用が発生します。
蓄財の観点からいうと公共交通機関利用をベースにするのは基本戦略と言えるでしょう。
今は地方でも「社有車」など使えるケースも多いので、条件含め確認すれば車は所持しなくてもなんとかなることが多いです。
③福利厚生の充実した会社を選ぶ
本書でも取り上げられており、あいろんが個人的にぶっちぎりで大切だと思っているのが「福利厚生の充実」です。例としては下記のようなものがあります。
- 社食
- 住宅手当・家賃補助
- 社員寮・社宅
特に生活を劇的に改善させるポテンシャルを秘めているのは「社員寮・社宅」です。あいろん自身社宅を利用して年収ベースで150万円ほどのインパクトを実感しています。
本書では「家賃を制するものは蓄財レースを制す」という名言が出てきます。
家賃は生涯で6000万円かかる、という驚きの事実にも本書は言及しています。
過去の通説である「家賃は手取りの3割」は給料が右肩上がりになる前提がなければ正直使いすぎです。
本書では「本気で貯蓄するなら家賃は手取りの1〜2割が理想」とありますが、これはあいろんの私見とも一致します。
大企業の社宅では家賃の8〜9割負担してくれるケースも現実に存在します。是非探してみましょう。
新卒の時には正直ナメていて気にしてなかった住宅関係の福利厚生ですが、今では相当助けられています。
パパは転職して額面収入も上がったけど、福利厚生分も含めたら手取りベースで1.5倍以上上がっているもんね。
ラップアップ
今回は「100万円貯める」ための考え方や具体的な貯め方について紹介していきました。
蓄財に魔法なんてありません。
結局上記が蓄財への最短ルートだとあいろんは感じます。
最後に一言。
本書の習慣を実践すれば、100万円は半年で貯まるでしょう。
それではまた!