パパ、最近は米国株の話が多いけど日本株は持ってないの〜?
武田薬品工業(4502)とJT(2914)は少し持ってるよ。
あと、今回のボーナスでBASE(4477)も少し買いました。
BASEってすごい下がってる株だよね?面白そう!理由を教えなさい!
こんにちは!日本の個別株もポートフォリオに1割程度は持っておきたいと考えているあいろんです。
今回は2022年7月現在株価が逆テンバガー化している「BASE」について解説していきます。
この記事はこんな方に向けて書いています。
- BASEの株価の今後が気になる
- BASE株の急落理由を知りたい
- BASE株の購入を検討している
結論としては、下記になります。
- 短期目線トレーダーが多い
- 長期目線としてはリターン>リスク水準
- 事業内容に共感できれば購入検討はアリ
それでは早速いってみましょう!
BASEの事業内容
「ネットショップ開設実績5年連続No. 1」
「ネットでお店を開くならBASE」
上記の通り、BASE社はネットショップの開設を中心としたWEBサービス企画・開発・運営会社です。
特に幅広く支持されているのは、下記の理由でしょう。
- ノーリスクではじめられる…(初期費用、月額費用0円)
- 本格的なショップをかんたんに実現…(デザイン操作が簡単にできる)
- 売れやすい仕組み…(BASE負担のクーポンなど)
- 業界最安水準の手数料…(月額5,980円、手数料2.9%)
2022年4月21日、BASE創業者の鶴岡氏はテレビ東京「カンブリア宮殿」に出演したときに下記のように語っていました。
『洋服店を営んでいるITリテラシーの低い母親のような人々が、簡単で気軽に出店できるようなネットショップを作りたい』
BASEの事業内容からは上記のようなターゲットとなるペルソナが明確であり、急成長を遂げたのも納得です。
簡単に出来るならそるともお店やってみたいな〜♪
新規出店者の敷居を下げたと言う意味ではBASE社の功績は大きいよね。
BASEの株価現状
2022年6月現在、インターネット検索で「BASE 株価」と入力すると予測変換で「BASE 株価 急落 理由」と出てきます。
どのくらい急落しているのか、上場時からの株価推移(分割後)を見てみましょう。

上場時からの株価をあっさり1年で10倍以上にして、テンバガー達成。
そしてそこからはホールドしている人にとっては地獄とも言える驚異的な「逆テンバガー」となり、2022年6月時点では300円を少し上回る程度の株価です。
2020年12月の「Bloomberg」でBASEは下記のように紹介されています。
BASE株は5月の緊急事態宣言以降、巣ごもり消費によるオンラインショップでの買い物需要などを追い風にして、10月8日に上場来高値(1万7240円)を付けた。3日の取引終値は8280円と高値の半値以下だが、それでも年初に比べて約5倍。上昇率4割のマザーズ指数と比べても、パフォーマンスは際立つ。
「コロナ特需」も一役買っているとはいえ、ここまでのジェットコースター的な株価乱高下は中々お目にかかれるものではありません。上手くトレードすれば1銘柄だけで億万長者になれたでしょうが、ここが個別株の難しいところです。
1番BASE株の売買が盛り上がっていた取引値で100万円買っていたら、今は10万円以下か…
パパに株を教えてもらうまで「株は危険」と思っていたママのイメージ通りの銘柄だわ…
BASEの今後の株価予想
前述の通り、BASEは中々投資家にとって手を出しにくい値動きになっている点は否めません。
ただそれでもあいろん的には、「今後の株価に期待できる点」も見逃せないポイントです。
2022年6月掲載の日経新聞の記事にこんな見出しがありました。
記事の要旨は下記の通りです。
- 東証グロースから東証プライムに移行する銘柄を探す動きが広がっている
- 狙いは株式の外国人保有比率が高いスタートアップ企業
- グロース市場は米金融引き締めの加速でこれまで軟調な相場環境が続いていた
- グロース市場からのプライム上場は幅広い投資家からの資金流入が期待される
上記より、BASEは株式の4割を外国人が持つ点から非常に注目が集まっています。
「ECサイト急成長の終焉」
「業績の赤字化」
「コロナ特需による実力値以上の株価」
下落に対して様々な要因が指摘されていますが、あいろん的にはむしろ現状は下がりすぎている感すら感じます。
BASE株を検討しても良い人
- 事業内容に共感
- 少額投資
- 長期目線
2022年6月時点の株価をベースに、あいろんは指値で300円エントリーしました。
ここは入っても十分勝算があるという個人の判断です。
あいろんが投資に至った内容を3点紹介します。
①事業内容に共感
先述した通り、BASEは創業者の鶴岡氏の原体験から創業された会社です。
原体験から成り立つ会社の圧倒的な強みは「ターゲットが明確である」一方で、現状は個人を中心にした商売であるので収益性の担保もまだ時間がかかるでしょう。
「ひとりひとりに眠る、想いが、感性が、才能が。世界中の、必要な人に届くように。」
「そこから生まれる、作品に、アイデアに、活動に。正当な対価を、受け取れるように。」
上記のBASEのミッションはわかりやすく、また方向性は間違っていないため遅かれ早かれ収益性は見込めると判断しています。
②少額投資
上記で褒めちぎっておいてなんですが、流動性の高いグロース株に一点投資は本当にすすめません(笑)
テンバガーと逆テンバガーを2年の間に経験している同社ですから、株価の行く末など誰にもわかっていないのが正直なところです。
また、買収や倒産など様々なケースに見舞われる点もケアしておきたい銘柄です。
幸いなことに現状では100株単位で3万円少々と少額投資も可能な状態になっています。
正直、私はなくなっても良いくらいの金額で投資しています(笑)
③長期目線
どうしてもグロース株は短期でのトレードを視野に入れたくなりますが、本銘柄においてはそれは推奨しません。
どちらかというと「青田買い」に近い感覚で、事業の利益基盤がしっかりするまで地に足をつけて待つのがおすすめだと考えます。
パパも現状で+11.63%だけどせめて5倍くらいにはなってくれないと利益確定する気がしないなぁ。
パパはそれくらいBASE社の成長に張っているんだね。
ラップアップ
今回は日本の個別株「BASE」について解説しました。
こんな風に日本の個別株を探したりしながら、少額投資してみるのも投資の醍醐味だと個人的には考えています。
しっかりと吟味して、投資していきましょう!
最後に一言。
個別株は難しいんだけど、当てたらテンバガーがあるからこそ面白みがあるんですよねぇ…
それではまた!