投資

【2022年5月版】ネットフリックスの株価の今後は?暴落理由考察

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そると

ねぇねぇパパ、今週はNetflixの株価が大暴落したね!

もうこのまま下がり続けるの?それともここが仕込みどき!?

あいろん

そるとちゃん、焦らないで(笑)

でも今週は30%以上下がっているからホルダーは気が気じゃないだろうね。

そると

Netflixの株を今持っている人は今後どうしたら良いと思う?

あいろん

普通に考えたら一旦売却推奨だけど、Netflixのビジョンに将来性を感じるなら長期ホールド視野に入れるのも面白いとパパは思ってるよ。

そると

そうなの!?ではパパの意見を是非教えなさい!

こんにちは!最近まで時代の寵児としてもてはやされていたNetflixが手のひら返しされている現実に恐怖を感じているあいろんです(笑)

今回は2022年4月に大暴落したNetflixの株価について、暴落の理由と今後について考えていきます。

この記事はこんな方に向けて書いています。

  • Netflix株価の下落について知りたい
  • Netflixホルダーで途方に暮れている
  • Netflixユーザーなので株価のニュースで心配になっている
  • Netflix株の購入を検討したい

結論としては、下記になります。

  • Netflix株は2022年4月に350ドル→210ドルまで下落(3日で40%下落)
  • 下落原因は「会員数が過去10年で初のマイナス」
  • 今後の動画配信サービス業界は群雄割拠

それでは早速いってみましょう!

Netflixの株価下落について(2022年4月)

2022年4月20日、米国株式市場に衝撃が走りました。

「米動画配信大手のNetflix(ティッカー:NFLX)が35%急落」

その後も株価の下落は止まらず、1週間で40%下落とまさに稲妻のような衝撃が市場に訪れました。

Netflix社は会員数が10年以上ぶりに減少に転じ、4~7月期に会員がさらに200万人減る見込みだと、19日に発表していました。

コロナ禍の巣ごもり需要で急成長を遂げたNetflix社は、収益を拡大する方法を使い果たしたという見方まで出てきています。

更に動画配信サービス業界はAmazon社やDisney社などの競合のビッグプレイヤーがひしめく業界です。「Netflix社だけの優位性」がこの10年間で消失したという市場からの評価も織り込まれているとあいろんは感じます。

あいろんが個人的に注目したいのは会員数が「10年以上増加を続けていた」という圧倒的なビジネスモデルです。

圧倒的が故に、一度歯車が狂うと中々元には戻らないという市場の思惑が透けて見えそうです。

Netflix社の10年の株価推移を見ていきましょう。

Netflixの株価変遷

Netflix株価グラフ(グラフ上の山谷より抜粋)

Netflix社は元々ビデオレンタルサービスを生業にしていた会社です。日本だとTSUTAYAのような感じでした。

そこから大きく舵をとり、現在のVOD(ビデオオンデマンド)方式のストリーミングサービスに移行したのが2007年。

そこから全世界で会員数を怒涛の勢いで増やし続け、オリジナルサービスなどのコンテンツも充実させて世の中から必要とされていったのが「10年間会員数を増加させ続けた」最大の要因です。

そして、忘れてはいけないのが2020年以降の「コロナ特需」の恩恵です。

ステイホームを余儀なくされた人々には、Netflixに勝る娯楽はなかったでしょう。そういう意味ではコロナ時代の勝者と言われていたのも納得です。

直近高値では650ドルに迫っており、結果的にこの値が天井だった可能性が高いと現段階では考える投資家が多いことでしょう。

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Netflixの今後の株価予測

前述の通り、Netflix社は今後について過去10年間のような楽観的なストーリーを見込めなくなりました。

その上で、株価としては今後どのように考えていくか?これはアナリストの中でも意見が分かれるほどなので正解らしい正解は見当たりません。

それでもあいろんが個人的に考えるとすると、「Netflixに投資するなら他のグロース株に投資した方が良い」というのが一つの結論です。

2012年〜2018年の間でNetflixの株価が40倍に跳ね上がった時、Netflixに現状のイニシアチブはありませんでしたが「独自のビジネスモデル」がありました。

現状、Netflix社だけが出来るサービスは見当たりません。オリジナル作品についてはAmazon社やDisney社であれば、残念ながら資本を投じれば模倣できる可能性が高いと考えます。

基本的にグロース株への投資妙味は「飛躍的な成長を期待」して買いの判断を下すと考えると、グロース株としては一定の役割を終えたように映ります。

かといってバリュー株として魅力的かというと、現状の株価ではまだ割高に映ります。

市場の判断としては、この後しばらくはヨコヨコもしくは少しずつの右肩下がりの展開を予想します。

動画配信サービスの勝者はだれか

ここまではNetflix社単体について見てきましたが、動画配信サービスに参加しているプレイヤーを見ていきましょう。

  • Netflix
  • Disney+
  • Amazon prime video

その他にも様々ありますが、「巨人」Netflix社と渡り合えるのは上記2社が最有力でしょう。

Netflix社が40%株価下落した時、2社についても下記のように推移しました。

特にDisney社はNetflix社の決算発表に合わせ連れ安で株価が動きました。

Disney社インターナショナルビジネスの責任者であるKevin Mayer氏は過去の記者会見で、「私たちの大多数はNetflixの会員だ。彼らは本当に素晴らしいと思う。われわれが今参入しようとしている市場を作り出したのはNetflixなのだから、彼らは偉大だ」と語りました。

これは偽らざる本音でしょうが、いつまでもNetflixの巨大な力に甘んじるつもりもないのでは?とあいろんは考えています。

この辺りのストーリーを考えるのが個別株の醍醐味ですが(笑)、将来への期待性を考えるとDisney社の方がアドバンテージがあるとあいろんは考えています。

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ラップアップ

今回は2022年4月に大暴落したNetflixの株価について、暴落の理由と今後について考えていきました。

今回のNetflix社の株価下落で改めて米国個別株の一極集中のリスクを感じました。

本ブログでは個別株はあくまでサテライト的な運用にとどめることを推奨します。

最後に一言。

あいろん

Netflixの株価の地力はここからの1年で見せてもらおうと思います。

それではまた!

ABOUT ME
あいろん
30代半ばのサラリーマン。 大学卒業後、中堅メーカーに就職。 現在は、大手IT系企業に勤務。 プライベートでは1児の父。 娘のそるとちゃんを溺愛しています。 仕事・投資・その他マネーハック的な記事含め書いています。 FIREは目指していますが、働くのが苦でない系サラリーマンです。
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