パパ~、そるとは大人になっても働きたくないんだけど何か方法ある~?
(この年で怠け者すぎるだろ)
…じゃあインデックスファンドに今から投資しておくと良いよ。
お金が働いてくれて長期投資目線で見れば増える可能性が高いし、複利が効くからね。
よーし、今のうちからしっかりお金に働いてもらおーっと。
めざせ「ふぁいあー!」
(そもそもまだ働いてないのに…末恐ろしい)
こんにちは!インデックスファンドへの積立投資をはじめてから4〜5年経過した今、改めて隙のない投資だなぁと感心しているあいろんです。
今回は「インデックスファンド」について解説していきます。
今回の記事はこんな方に向けて記事を書いています。
結論としては、下記になります。
それでは早速行ってみましょう!
インデックスファンドとは
そもそも「インデックスファンド」とは何なのでしょう?聞いたことはあるけど、いまいちピンときていない人も多いのではないでしょうか。
インデックスファンドとは「特定の株価指数との連動を目指す投資信託」です。
つまり、金融商品上の分類は「投資信託」の一種ということになります。
投資信託とは
一般社団法人投資信託協会では投資信託を下記のように定義しています。
投資信託(ファンド)」とは、一言でいえば「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」
上記は「投資を信じて託す」と言い換えることも出来るでしょう。
手数料を支払う代わりに、自分以外の誰かが投資・運用してくれる金融商品です。
そして投資信託の種類には大別して「アクティブファンド」と「インデックスファンド」の2種類に分けられるということです。
アクティブファンドとは
アクティブファンドとはプロのファンドマネージャー投資商品を選別、運用している商品です。
優秀なファンドマネージャーが相場に適応して運用成績を稼ぎ出せれば、その分利回りが大きくなるのが特徴です。
アクティブファンドとインデックスファンドの違い
アクティブファンドとインデックスファンドの1番大きな違いは、「手数料」です。
ヘッジファンドと違って成功報酬型ではないので、アクティブファンドは損益の有無に関わらず一定の手数料をあなたの懐から奪っていきます。
この一点だけで、アクティブファンドは十分おすすめできない十分すぎる理由になり得ます。
インデックスファンドが強い5つの理由
インデックスファンドは初心者の「長期投資」において最適解として導き出される事が多い投資方法です。理由を一例として挙げてみます。
- 低い手数料
- ほったらかしOK
- 積立投資と相性が良い(まとまった資金が不要)
- 長期目線で見るとリスクが低減される
- ベンチマークを間違えなければ成長を期待できる
特筆すべきはそれぞれ「手数料を抑える」「自分の判断を入れない」「設定が容易」「複利を味方につける」「経済成長の原則を理解する」という、極めて合理的かつ勝率・再現性の高い投資手法になっていることです。
万人にオススメできる手法としては頭ひとつ抜けていると言えるでしょう。
アクティブ運用は難易度が高い
前述の通り、本ブログは良質なインデックスファンドをポートフォリオの核にする事をすすめています。
アクティブ運用は難易度が高いことは一般論ですが、同時に自身の経験からも確信しています。
あいろんは投資を始めた当初、気質的には「デイトレーダー」のようなものに憧れを抱いていました。
本気で投資家として脱サラしようと思ったことも一度や二度ではありません(笑)
具体的には、下記のような投資(投機)をしていました。
- 個別株式(チャート判断)
- FX(チャート判断)
- 投資信託(アクティブファンド)
どれも投資界隈ではたくさんの書籍やSNSで「成功者」を見る事が多く、自分でも簡単に出来ると錯覚していました。
あいろんがその錯覚を戒め、インデックスファンドに辿り着くまでには数年の月日が必要でした(笑)
結論としてはインデックスファンドを語る上で必ず出てくる名著「ウォール街のランダム・ウォーカー」の解説は的を得ていると考えます。
- リスクが高い投資には再現性がない
- 手数料だけは確実に抜かれる分、投資家の利益目線でみた時にアクティブファンドはインデックスファンドに勝ちづらい
とかくアクティブファンドは高利回りやトレンドワードを挟むことが多いので、一見魅力的に映ります。
「年間利回り◯◯%!」だったり、「メタバース関連銘柄」といった言葉には惹きつけられやすいですが、その分長期的に見た時に市場平均のリターン以上を出せるかどうかの目利きが非常に重要です。
インデックスファンドのはじめかた
インデックスファンドはメリットとして「はじめるのが簡単」という点も見逃せません。
「時間がない」「お金がない」は何かをはじめない時の人生の2大言い訳ワードですよね(笑)
インデックスファンドにはそれが通用しません。
上記のように、簡単に、手軽に、時間をかけず投資を行えます。
銘柄については本ブログは米国指標のS&P500や米国全体系を推奨しています。
しかしながら、世界全体に投資できる「全世界株式」がインデックスファンド最初の一歩としてはとっつきやすいかもしれません。
山崎元氏と水瀬ケンイチ氏の共著「ほったらかし投資術」一冊読めば大体の流れは理解できますのでおすすめです。
また、「複利効果」が働く点も見逃せません。
複利の凄さを例で挙げてみます。
年利7%で毎年運用できたら7年ちょっとで元本を倍に出来ます。
年利7%というのは投資の世界においては優良インデックスファンドに投資して、経済が順調であれば十分に狙える数字です。
(最近は好調すぎる相場を考慮し、長期で運用した時の年利は5%程度で見る事が一般的ですが)
かのアインシュタインが「複利は人類最大の説明」と評しただけの事はあり、「お金持ちはより富が増えていく」仕組みの根源でもあります。
インデックスファンドのデメリット
メリットばかり論っていたので、次にデメリットもについても考えていきましょう。
リスク=リターンは真理です。
インデックスファンドに関しては、比較的容易に適正なリスクを取り、リターンを狙う事が可能ですが結果的に損をするリスクはあります。
インデックスファンドは地味で「退屈な投資」の代表格です。デイトレードで売買して差益で儲けるものとイメージしていると拍子抜けするくらいつまらないかもしれません。
少し知識がつくとあれもこれも試したくなるし、ボラティリティ(変動)の激しい投資が面白そうに見える事もあります。
「色々な投資を経験する事によってインデックスファンドの凄さを再確認する」という手順については諸説ありますが、あいろん個人的にはアリ派です。
色々な投資を経験する事によって、インデックスファンドが持つ金融商品としての隙のなさに気付けます。
色々な異性といい感じになったけど、結局最後は幼なじみと一緒になる的なニュアンスですね(笑)
ラップアップ
今回は「インデックスファンド」について解説しました。
資産形成にあたり、必須の知識になりますのでしっかり理解してコア資産として運用しましょう。
最後に一言。
インデックス関連の書籍を読みたい!という場合は「ウォール街のランダムウォーカー」「敗者のゲーム」の2冊は本当におすすめです。
それではまた!