今回はパパが、そるとちゃんがもう少し大きくなったら、絶対に読んでもらいたい本を紹介してくれるんだって。
じゃじゃーん!これです。
「父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え」タイトルもぴったりでしょ。
すごーい!
パパ、書籍のタイトルで見事に引っかかってるね(笑)
きっかけはタイトルだけど、読んでみたらとんでもない良書だったよ。
やっぱり父親からすると娘に向けたメッセージほど真剣に考えるものはないからね。
今回は30の教えから更にパパが厳選した3つを紹介するよ。
わかりやすく紹介よろしくお願いします♪
こんにちは!娘がいずれお嫁に行ってしまう事を考えるだけで今からガチで泣けるあいろんです。
今回は投資だけでなく、人生においても非常に重要な「お金の話」をわかりやすく紹介してくれている名著「父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え」より特に重要な3点を紹介します。
この記事は、こんな方に向けて書いています。
この記事の結論としては、下記になります。
それでは早速いってみましょう!
「父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え」について
パパ、今回の参考書籍「父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え」はどんな人が書いている本なの?
そうだね、まずは簡単に概要を紹介しておくよ。
「父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え」は2020年1月に刊行されたジェイエル・コリンズ氏の著書です。
著者のジェイエル・コリンズ氏は個人投資家兼ファイナンシャルブロガーです。
コリンズ氏は2011年に娘宛にしたためた手紙「お金と投資」をブログに発表したことにより世界中から注目されたんだよね。
そうそう。
読んだ瞬間から温もりが伝わってくる文章で、娘に宛てた手紙と聞いて妙に納得したのを覚えているよ。
金融界隈では国内で最も名を知られているであろう山崎元氏推薦という触れ込みも大袈裟ではありませんし、本書の帯に記載されている下記キャッチコピーも秀逸です。
- 貯蓄×投資×簡素なライフスタイルでお金よりも貴重な「自由」が手に入る
- たった1つに投資するだけ!
- 価値観が変わり、賢い生活ができるようになる
特に本書で特筆すべきはポートフォリオを具体的に「VTI・BND・現金」に絞って再現性を極限まで高めている点です。
やろうと思ったら本書を読んだ翌日から誰でも実践出来る内容だからね。
そるとちゃんでも可能だよ。
そんなにシンプルなのに、パパも唸るくらい深い内容なんでしょ?
それがすごいよね〜!
本書は最もシンプルな投資法として全米約3800社に投資が出来るETF「VTI」を進めていますが、株式投資は「VTI」だけで良いと言い切れる潔さは個人投資家だからこそです。
確かに機関投資家の人じゃ絶対に言えない内容だね(笑)
ノウハウと思考法、そしてなにより「娘に対して幸せになってほしい」という父親の想いが投資系書籍にありがちな「読みにくさ」をなくし、高いレベルで凝縮されている名著だと思います。
私もいまだに年に1回は読み直したくなります。
投資の結論3選
- 借入金は、負ってはいけない重荷である
- タイミングを見計らって投資する必要はない
- 資産として持つのはVTI・BND・現金だけで良い
ここからは、本書から特に共感した点をパパが3つに絞って紹介するよ〜♪
借入金は、負ってはいけない重荷である
本書では、何度も同じ言葉が登場します。
「支出は稼ぎより少なくする。余りは投資する。そして、借金をしない。」
何よりも重要な三原則の1つに、借金をしない事が入っています。そして借金については下記のように言及しています。
特に日本国内で賛否が分かれるのは「住宅ローン」です。現在の住宅ローン金利は0.5%を下回るケースもあり、「住宅ローンを上手く活用して住居費を抑える」なんていう考え方もあるほどです。
本書では、住宅ローンについて下記の通り意見を述べています。
内容的には私も概ね本書に同意です。
家を持つことは道楽である以上、資産蓄財期かつ人生の変動リスクが大きい30代は賃貸住まいの方が身軽で生きやすいと感じています。
パパは会社員が住宅費を抑えながら良い賃貸物件に住める裏技「借り上げ社宅」をおすすめしてるんだよ〜。
都心の優良物件に数万円で住めるのは相当お得です。
家にコストをかけたくない人は検討してみることをおすすめします。
タイミングを見計らって投資する必要はない
投資家であれば誰しもがウォーレン・バフェット氏のような並外れた投資成績を残したいはずです。
実は、バフェット氏は下記の発言から「投資の本質」をシンプルに教えてくれています。
「ダウ平均が19世紀末に66ドルで始まり、100年後に14,000ドルになっているのに損をするなんて、どうやればできるのでしょうか。ところが、多くの人は損をしています。それは、市場から出たり入ったりを繰り返しているからです」
実際に著者のコリンズ氏にも下記のような質問が届くそうです。
上記は少しでも株式投資をかじっている人間であれば、必ず一度は考えたことがあるはずです。
気持ちは良くわかります(笑)
しかしながら、上記の答えは明確です。
「短期的な相場は誰にも読めない」ということです。
パパは「株式相場は自分の都合よく動かない」という簡単な事実に気づくまでに10年かかったそうだよ。
みんな自分は特別だと思っちゃうんだよね。
本書には、「恐れはあなたの資産形成に致命的な影響を与えます」という記述があります。
そしてタイミングを見計らって投資するには「高いところと低いところ」の二度成功する必要を説いています。
どちらか一方を当てるだけでも骨が折れるのに、タイミング投資を成功させる「二度の成功」はめちゃくちゃ難易度が高いということです。
上記のようなタイミング考えるヒマがあったら、時間を味方につけて複利を活かしながらインデックス投資を行う方がパフォーマンスが良い。ということだね。
タイミングなんて考えるだけムダというのが本書のスタンスになります。
名著「ウォール街のランダム・ウォーカー」をはじめインデックスファンドを資産のコアに主張する書籍は必ず「タイミング投資の難しさ」を丁寧に説いてくれています。
資産として持つのはVTI・BND・現金だけで良い
ここまで紹介した2つの思考法は役に立ちますが、正直言って他の書籍でも同様の見解は多数存在します。
パパがこの本で最も好きなのは「資産として持つものは3つだけで良い」と断言している点なんだよ。
本書に記載してあるシンプルな真実を引用してみます。
「投資が複雑になるほど、利益を上げにくくなる」
そして、本書が用意するポートフォリオ構築の3つの道具は下記です。
VTIは本書でも度々勧めているETFで、全米株式のインデックスファンドです。
「VTI」は全米約4,000社に一度に投資できる詰め合わせパックのようなもので、厚切りジェイソンさんもおすすめしてたよね。
パパも過去記事で紹介しているよ。
BNDは米国の債券ETFであり、市場の変動を少し平坦にしながらデフレヘッジし、かつ若干の利益を得るという役割を担います。
株式担当が「VTI」で、債券担当が「BND」ということなんだね。
そして現金は、下記の役割を担います。
3つの道具の役割は、まとめると下記です。
本書は上記の3点セットこそが費用がかからず、効果的で分散もでき、最もシンプルである。と再三にわたり主張しています。
上記を満たすETFの株式代表格として「VTI」「BND」を著者は勧めており、この考え方には概ね私も賛成です。
後は好みでVTIの代わりに米国オールスター500社に投資できる「VOO」や、逆に全世界8000銘柄に投資が出来る「VT」と比較検討するのがセオリーなんだよね♪
私みたいに投資に詳しくなくても、間違いない商品を3つくらいに絞ってくれると迷わないし買いやすくて良いな〜♪
確かにはじめやすい♪
ラップアップ
今回は投資だけでなく、人生においても非常に重要な「お金の話」をこれでもかとわかりやすく紹介してくれている名著「父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え」より特に重要な3点を紹介しました。
娘を想う父親の気持ちが生み出した名著なので、娘を持つパパは同志として必ず読みましょう。
最後に一言。
そるともお小遣いはVTIに投資しよ〜っと!
それではまた!