パパは株式投資において、配当金も重要視しているよね。
「高配当株は永久保有」っていう考え方なの?
うーん、そうでもないかな。
配当金を得るための投資だから、頻繁に売買はしないけどね。
銘柄整理の時はスパッと売るよ。
「高配当株=絶対に売らない方が良い」っていう風潮があるけど、パパはちゃんと考えているんだね。
それでは、パパが高配当株を売却するときの考えについて詳しく教えなさい♪
こんにちは!全米のインデックスファンドをコアに、資産形成しているあいろん(@iron_money)です。
今回は「高配当株でダブルバガーを目指すための考え方」について解説していきます。
この記事は、下記のような方に向けて書いています。
結論としては、下記になります。
それでは早速いってみましょう!
今回の参考書籍:「これ一冊でクマらない!最強の配当株投資」
今回の参考書籍は、パパもXでフォローしている「投資熊」さんの著書なんだね。
うん、最初は「可愛いアカウント」にしか思ってなかったんだけど(笑)、発信内容のまともさとのギャップが良い意味で面白いんだよ。
「アクティブ運用でインデックス運用以上のパフォーマンスを目指す」という点は、パパと共通しているね。
「癒し×投資」という画期的なテーマで、Xで今や8万人を超えるフォロワーを持つ著者の投資熊さん。
ポートフォリオ銘柄の4割がダブルバガーという、ハイアベレージで運用をしています。
現状のコア銘柄と未来のコア銘柄で「ダブルコア+サテライト」と2つに分けているのが、投資熊さんの投資スタイルの特徴です。
通常の「コア・サテライト戦略」と比べてリスクを多めに取っている代わりに、上手くいけばリターンが大きいんだね。
著者の投資期間は2016年からと10年も経ってないので、その点だけは注意です。
ただそこを割り引いても、投資熊さんのスタイルは参考になるよ。
それでは、投資熊さんの投資スタイルでパパが参考になった3点を紹介していきます♪
ダブルバガーの目指し方3選
- 「配当株は売らない」と決めつけない
- 配当利回りと配当性向の基準を知る
- メンタル管理は「勝っている時こそ」
①「配当株は売らない」と決めつけない
「配当株投資だから保有銘柄は売らない、売ってはいけない」
「鬼ホールドや握力で株式は永久保有」
配当株投資には、上記のような主張が少なくありません。
Xで著名な「配当太郎」さんは典型的な永久保有の推奨派です。
「株価の動向を気にしなくていい」とまで言っています。
パパは配当株投資について「基本はホールドでいいけど、絶対ではない」という考えだったから、投資熊さんの考えには共感できるそうだよ。
配当株投資には、常に下記がつきまとっています。
株式投資においては、上手く利益が取れた時に「一部利益確定」という考え方もありです。
パパの愛読書「私の財産告白」でも、株価が倍になったら半分売って、残りはタダで持ち続けられるという考え方が紹介されています。
配当株投資においても、1つのスタイルに固執せず、自分が心地よいと思える運用の仕方を探していくべきでしょう。
②配当利回りと配当性向の基準を知る
「配当利回り=リスクの高さである」
上記は投資熊さんの持論ですが、大まかな捉え方としては私も同意です。
配当利回りを高く取るということは、それだけ下記リスクを高めに許容することになります。
株式からの配当金を得るためには、利回りと同時に「増配余地」についても考えるべきなんだよね。
そして、配当性向(配当金額を利益から出す比率)についても要チェックです。
本書では適切な配当性向についても、下記の通り言及しています。
一般的に高配当優良銘柄で紹介されているものは、30〜50%くらいが多いです。
上記のように注意すべき比率を出してくれると、とてもわかりやすいです♪
③メンタル管理は「勝っている時こそ」
「投資におけるメンタル管理は、勝っている時も重要である」
メンタル管理は損失が出ているときの心の保ち方が注目されがちですが、実は勝っているときの方が重要です。
- 煽りに流されない
- 感情に流されない
- 自信過剰にならない
上記に関しては、負けているとき以上に注意を払う必要があります。
私も自身の経験則で、株価が想定以上に上昇して判断を誤ったことがあります。
パパは「下がっている時は淡々と積み立てるくらいしかすることがない」のに対して、「上がっている時は利益確定して売りたくなる」のでそこが要注意だそうだよ。
配当金のシミュレーション
配当金を増やしていくにあたって、自分が欲しい額の配当金を受け取るにはいくら必要か?
日米の税率差や様々なケースを考慮すると、意外とめんどくさいです。
そんな配当金のシミュレーションを、本書はわかりやすく巻末付録にしてくれています。
目標にしている人が多いであろう、10万円/月以降の配当金を見ていきましょう。
利回り4%想定 | ||
毎月10万円のケース | 3,765万円(日本株) | 4,184万円(米国株) |
毎月20万円のケース | 7,530万円(日本株) | 8,367万円(米国株) |
毎月30万円のケース | 11,295万円(日本株) | 12,550万円(米国株) |
個人的には、毎月10万円の配当金を得られる4,000万円弱くらいの投資ができれば、増配と追加投資でその先も狙えると感じます。
ラップアップ
今回は「高配当株でダブルバガーを目指すための考え方」について解説していきました。
アクティブ投資には面白みもありますので、興味がある人は試してみることをおすすめします。
最後に一言。
「高配当株はこうしなければならない」という先入観を取り除き、自分なりのスタイルを確立していきましょう。
それではまた!