書評

大学生がお金の勉強に読むべき「たった一冊」父からの3つの教え

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そると

パパ、大学生とか社会人になりたての人が学んでおいた方が良い知識ってなんだろうね?

あいろん

「仕事の話」「お金の話」「経済の話」なんかは網羅的に理解した方が良いかな。

あいろん嫁

パパは、山崎元さんが生前に息子さんに宛てた手紙が掲載されている書籍が大好きだよね。

あいろん

そうなんだよ!

父の愛が溢れていて、わかりやすく、網羅的に理解できるからね。

パパもそるとちゃんが大学生になったら渡そうと思っているよ。

こんにちは!山崎元さんのわかりやすくも痛快な語り口が大好きだった、あいろん(@iron_money)です。

今回は「大学生が読んでおいた方が良いお金の書籍」というテーマで一冊紹介します。

この記事は、こんな方に向けて書いています。

  • 経済を網羅的に理解できる本を読みたい
  • 難しくない、平易な語り口の本を知りたい
  • 山崎元さんのおすすめ本を知りたい

結論としては、下記になります。

  • 就職しても良いが別の選択肢を早く持つべき
  • 新しい働き方は「株式をうまく取り込む」ことがポイント
  • 経済の世界はリスクをとっても良いと思う人がリスクをとりたくない人から「利益を吸い上げるようにできている」
  • 年収1000万円は時給5000円の意識を持つ

それでは早速いってみましょう!

今回の参考書籍:「経済評論家の父から息子への手紙〜お金と人生と幸せについて〜」

そると

パパ、経済やお金に関しては色んな書籍があるよね。

この本はどんなところが良いの?

あいろん

ただでさえ、山崎元さんは経済のことについての解説が「わかりやすい」で有名なんだけどね。

そこに癌で余命宣告され、息子に宛てた手紙がベースときているから、その内容は他の追随を許さないよ。

あいろん嫁

わが子への愛情を含みながら、自分はずっと側にいられないこともわかっている。

だから筆を手にして知識や情報を伝えているんだよね。

泣けてくるよね。

「想定する読者は、息子や娘のような若い人」

「昭和生まれの働き方常識は割が悪い」

「新しい働き方のカギは株式とうまく関わること」

本書では上記のように、山崎元さんはあたたかくも的確なアドバイスを若者に向けて送ってくれます。

あいろん

これ一冊で「仕事・投資・お金」についてはほぼ網羅されている、素晴らしい内容となっています。

そると

そんな中でも、本書を読んで特に重要だと思った箇所をパパが紹介していきまーす♪

心に刻むべき3つのメッセージ

心に刻むべき3つのメッセージ
  1. 株式と上手く関わること
  2. 適切なリスクをとり続けること
  3. 時間の値段を意識する

①株式と上手く関わること

本書の冒頭で、山崎元さんは大企業に入社する若者を「悲惨」と一刀両断します。

あいろん

「彼らの大半が経済の不利な側に回って、企業に利益を吸われて効率の悪い一生を送る」と言うのです。

現代では昭和的な「労働を高くかつ長く売る」という働き方が有効だったが、現代は全くルールが変わっていると山崎元さんは説きます。

そして結局現代の働き方においては、下記が重要と教えてくれます。

現代の働き方において重要なこと
  • 常に適度なリスクを取る
  • 他人と異なるために工夫する
あいろん嫁

上記によって、「時間の切り売り」ではなくて働き方の自由を大きく拡げられるんだね。

そして、山崎元さんはそのための具体的な手段として下記のような「株式」との関わりを1番に挙げています。

株式との関わり方
  • 自分で起業する
  • 早い段階の起業に参加する
  • 自社株やストックオプションで支払ってくれる会社で働く
  • 起業の初期段階で出資する
あいろん

上記の考え方は、超重要です。

もっと早く知りたかった考え方の1つです。

そると

パパは上記でいうと「自分で起業」「株式報酬の会社への転職」のどちらかで最終的に株式を取り込んでいきたいと考えているよ。

「経済の世界は、リスクを取ってもいいと思う人が、リスクを取りたくない人から、利益を吸い上げるようにできている」

「利益を吸い上げる際の資本の手段が、現代では株式である」

あいろん

上記はたびたび本書で取り上げられる本質的な言葉ですが、正直言ってこの言葉だけで読む価値ありです。

漫然と生きていることの怖さを改めて教えてもらった気がします。

あいろん嫁

「安定してるから」という理由だけでサラリーマンをしている人は、実はリスクをとってる人にお金を供給しているんだね。

絶対に知っておきたい考え方だよね。

②適切なリスクをとり続けること

何度も繰り返していることから、山崎元さんが本書を通じてもっとも息子へ伝えたかったのは、下記の言葉でしょう。

「経済は適度なリスクを取るものにとって有利にできている」

  • リスクを取りたくない労働者が安い賃金で我慢する
  • 取り替え可能な労働者は立場が弱い
  • 労働者に限らず工夫のない人は損をする

上記は、世の本質でありながら学校では教えてくれない真理です。

あいろん

「まじめに生きていれば大丈夫」「みんなと同じように大企業に就職する」なんていう時代はとっくに終わった、ということです。

そると

具体的には前述の通り株式に関わりながら生きていくのが、今の時代の「適切なリスク」の最適解なんだね。

③時間の値段を意識する

「自分が投資するものは、時間・努力・お金」

「年収1千万円は時給五千円くらい」

本書では上記のように、若い人に向けて時間の大切さを説く内容が多くなっています。

あいろん

確かに、若い時ほど時間に無自覚なんだよねぇ。

30代中盤になると時間のありがたみが本当によくわかるよ。

そると

自己投資にはとにかく時間が必要だから、「食住近接のため住居にお金をかける」などは筋が良い考え方なんだって。

あいろん嫁

キャリアプランでは「28歳」「35歳」「45歳」を意識しながら行動すると良いそうです。

もう少し早く知りたかった(笑)

ラップアップ

今回は「大学生が読んでおいた方が良いお金の書籍」というテーマで一冊紹介しました。

時間の考え方、お金の考え方、仕事の考え方。どれを取っても秀逸で、現代に即した話となっています。

ぜひ、これから社会に一歩を踏み出す人ほど手に取ってみてほしい良書です。

最後に一言。

あいろん

山崎元先生の魂ここにあり、の一冊でした。

素晴らしい最後の一冊でした。

それではまた!

ABOUT ME
あいろん
30代半ばのサラリーマン。 大学卒業後、中堅メーカーに就職。 現在は、大手IT系企業に勤務。 プライベートでは1児の父。 娘のそるとちゃんを溺愛しています。 仕事・投資・その他マネーハック的な記事含め書いています。 FIREは目指していますが、働くのが苦でない系サラリーマンです。
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