パパは高配当株関連の書籍を良く読んでいるけど、おすすめの本ってある?
うん、3冊あるよ。
高配当株投資に関する書籍を50冊は読んだけど、正直この3冊だけで良かった(笑)
そうなの!?
じゃあ、そのすごい3冊を徹底的に紹介しなさい〜!
こんにちは!高配当株投資にハマって5年が経過したあいろん(@iron_money)です。
今回は「高配当株投資のおすすめ書籍3冊」をまとめて記事にします。
これからパパが紹介する書籍は、どれも考え方が異なります。
3冊読んで自分にしっくり来る投資法を確立するのがおすすめですよ。
この記事はこんな方に向けて書いています。
結論としては、下記になります。
それではさっそくいってみましょう!
高配当株投資の書籍チェックポイント
パパ、高配当株投資の本で「おすすめできる」と感じたのはどんな本なの?
大きく分けると下記3点が重要だと感じたかな。
一つずつ紹介していくね。
一つずつ紹介していくね。
- 再現性があるか
- 難しすぎないか
- 定期的に情報発信しているか
①再現性があるか
まず、書籍が「理論だけに偏っていないか」「再現性があるか」は非常に重要なポイントです。
読んですぐに試せるかどうかは、良い書籍かどうかの分かれ目でもあります。
今回の書籍に関しては、下記の通り「投資を試そう」と思った時に再現性が非常に高い特徴があります。
- 「死ぬまで持ちたい銘柄17」長期株式投資さん
- 「配当太郎が注目する15銘柄」配当太郎さん
- 「私がこれまで投資してきたポートフォリオを公開」三菱サラリーマンさん
それぞれの書籍を読んだ後に、この人の感覚いいな〜と思ったら、その人の投資銘柄を参考に出来るんだね。
確かに再現性が高いね。
逆にパパ的には「PBRが〜」など指標のテクニック的な話だけに終始している本は、参考にならなかったそうだよ。
②難しすぎないか
高配当株投資にあたって、覚えておいた方が企業分析や選定に役立つ指標が複数あります。
例えば、下記のようなものがあるんだよ。
- EPS(企業あたりの稼ぐ力をみたいとき)
- 自己資本比率(企業の財務健全性をみるとき)
- 配当性向(どのくらい配当に回しているのか/配当余力をみるとき)
上記は色んな数字やアルファベットが出てくるので、特に初期は混乱しがちです。
各指標を例えたり言い換えながらわかりやすく説明してくれる本の方が良書と言えるでしょう。
パパ曰く、ちゃんと抑えないといけない指標を説明しつつ本の「読みやすさ」も両立しているのが理想だそうだよ。
③定期的に情報発信しているか
意外と見落としがちですが、著者がX(旧Twitter)等で「定期的に情報発信している」かどうかも重要なポイントです。
どうしても書籍だと情報の鮮度が落ちたり状況の変化が発生するので、その際の変化した考え方もキャッチアップできることが超重要です。
書籍まで出されている個人投資家さんたちだから、状況の変化にも責任を持って説明してくれる著者が多いよね。
言うまでもなく投資は自己責任で、「あの人が投資していたから」はなんの言い訳にもなりません。
しかしながら、書籍を読んで「この銘柄いいな」と思ったら著者の考え方については参考にしてもいいとあいろんは考えます。
高配当株投資おすすめ本3選
- オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資
- 年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資
- 本気でFIREをめざすひとのための資産形成入門
さて、前置きが少し長くなりましたが高配当株投資のおすすめ本を3冊紹介します。
①オートモードで月に18.5万円が入ってくる「高配当」株投資
- 投資スタイル:バリュー株投資
- 「小学生レベルの算数と少しの忍耐力があれば誰にでも真似できる」
- 「投資手法は極めてシンプルで再現性が高い」
著者の長期株式投資さんが語る通り、本書は初心者が投資スタイルを貫きやすい構成になっています。
パパも著者の意見を大いに参考にしています。
書籍の考察記事も書いているよ♪
本書の投資スタイルの特徴は下記5点です。
- 日本株式に特化している
- 長期保有に値する銘柄を「少しでも割安なタイミング」で仕込む
- ヘルスケア、トイレタリー、エネルギーなどの儲かるセクターへの投資
- 投資対象は20銘柄程度の分散
- 1株投資を用いてドルコスト平均法を採用
特徴的なのは、割安なタイミングで仕込む「バリュー株投資」の要素が入っていることです。
株はなるべく安く買う、というこだわりを感じます。
銘柄ごとの細かい買いのタイミングも著者なりにかみ砕いてくれているから、初心者の私でも読みやすかったです♪
本書の投資スタイルがしっくり来るという方は、本書を入門書にするといいでしょう。
2冊目は「半オートモードで月に23.5万円が入ってくる超配当株投資」がおすすめです。
より専門的な内容になっていて読み応えがあります。
②年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資
- 投資スタイル:永久保有投資
- 「株は売るものではなく、増やすものである」
「永久保有」を前提とする著者の配当太郎さん。時間軸を長く持って「増配」と「配当の再投資」で配当金を増やしていく手法をとっています。
パパはタイミングを図らずに投資する潔さが好みで、本書を読んで「年間100万円」の配当金を目標に設定しました。
配当金年間100万円の破壊力については別途記事にしているよ♪
本書の投資スタイルの特徴は、下記5点です。
- 日本株式に特化している
- 投資先の選定が最重要、タイミングを重要視せず「買い続ける」
- 参入障壁の高い金融、商社、保険、通信キャリアなどのストック型ビジネスへの投資中心
- 投資初期は銘柄を絞り、5銘柄程度の集中投資を推奨
- 初期投資は100万円以上で、配当金を実感できるスタイルを推奨
同じ「高配当株投資」という括りでも、人によってずいぶんスタイルが違うんだね。
そるとちゃん、その通り!
だから色んな人の意見を踏まえて、自分で判断すべきなんだよ。
著者の配当太郎さんは、「配当金が得られる実感」にフォーカスしているんだね。
一方で、ある程度の株価下落や集中投資のリスクは許容しないといけないね。
本書で著者は下記のように言及しています。
「ある程度の目標に達するにはどこかでリスクを取らないといけない」
「自分が長く続けられるならば、どんな買い方でもいい」
パパは「ある程度投資経験があってリスクも許容できる人」は、大型株で配当金をガンガン増やしていく選択肢はありだし参考になると言ってたよ♪
逆にリスク許容度の低い人は、長期株式投資さんの考え方の方がとっかかりやすいと感じます。
③本気でFIREをめざす人のための資産形成入門
- 投資スタイル:支出最適化+高配当投資
- 「収入の8割をせっせと株式買い付けに回す単純作業」
上記を有言実行し続けること数年。
日米の連続増配株、高配当株に投資して経済的自由(FIRE)を達成したのが三菱サラリーマンこと穂高唯希氏です。
本書はサラリーマンだった著者が、会社を辞めるために高配当を「手段」として用いているのが特徴です。
高配当株のことだけじゃなくて、著者の人生観や支出を抑える方法なども具体的に書かれているんだよね♪
本書の特徴は下記3点です。
- 「支出の最適化」と「給与の大部分を投資に回す」という明確なブレない軸がある
- 優良と判断した高配当株、連続増配株に躊躇なく資金を投下する
- 基本的には米国株の連続増配株を主力銘柄とする
前述の2冊とは投資対象が違いますので、特に米国株についても検討したい場合は本書がいいです。
経済的自由(FIRE)に興味があれば一気に読んでしまうと思います。
パパは三菱サラリーマンさんの本を読んだ時、「同じサラリーマンで支出の最適化+8割の投資でFIREしている人がいるんだから、自分も目指せるはず」とやる気になっていました(笑)
ラップアップ
今回は「高配当株投資のおすすめ書籍3冊」をまとめて記事にしました。
3冊読めば、自分にしっくり来そうなスタイルを判別出来ますので是非参考にしてください。
最後に一言。
パパは長期株式投資さんの「バリュー投資の考え方」配当太郎さんの「リスクを取って配当金を増やしていく考え方」三菱サラリーマンさんの「支出の最適化の考え方」をそれぞれ参考にして自己流にアレンジしているそうだよ。
投資に興味がある人なら単純に3冊とも超面白い内容なので、おすすめです!
それではまた!