パパ、最近熱心に不動産を勉強しているね。
エライエライ。
ありがとう。
色々勉強することはあるけど、質素倹約と株で資産を作ってきた身からすると「融資を引く」という概念が中々馴染まないんだよね。
借金と融資の違いは頭でわかっていても、「大きい額を借りる」ことに慣れてないからだよね。
そんなレベル0のパパに良い本があるから貸してあげるよ。
「不動産投資を始める前に読みたかった融資の教科書」ってまさにパパのために発売されたような本だね!
ありがとう!
(そるとちゃん、そんな本の存在をどこで知るんだろう…パパも普通に喜んでて全然ツッコまないし)
こんにちは!着々と不動産投資の準備を進めているあいろんです。
今回は「不動産投資における融資の基礎」について紹介します。
金融機関選びの考え方などは、経験していないとわからないのでとても参考になります。
この記事は、こんな方に向けて書いています。
結論としては、下記になります。
それでは早速いってみましょう!
今回の参考書籍:「不動産投資を始める前に読みたかった融資の教科書」
「不動産投資で豊かになりたい人にとって、融資は避けることのできない重要なもの。不動産投資の成功は融資をいかに使いこなすにかかっている」
「本書の内容を理解出来れば銀行の選び方、効果的な打診方法、書類作りから面談までを円滑に受けられる」
上記は本書のはじめに記載されている内容です。
そして、こうも記されています。
「多くの日本人はお金を借りることに抵抗感を抱いている」
上記はまさにその通りだな。
パパも株式投資で価格変動リスクには慣れたけど、レバレッジをかけることには慣れてないんだよね…
お金を借りるといっても「借金」と「融資」は全然違うということをしっかり認識しないといけないね。
融資=借金ではない
不動産投資で「年収を超える利益を得たい、ワーカーを卒業したい」と考える場合、融資は必須です。
融資の知識で1番大事なのは、「融資=借金ではない」これに尽きるんだよ!
具体的には融資と借金では「借りる目的」が全く異なります。
- 個人の消費・浪費のために使われるもの
- 「消費性資金」
- 借りたお金がお金を生み出さない
- 「生活費」「ギャンブル」「欲しいもの」のためローンなど
- 基本的には誰でも借りられる
- 「事業の創業や拡大」「不動産の購入」などで「金融機関から資金を調達する」
- 「事業性資金」
- お金を稼ぐための手段なので、お金が減っていくだけではない
- 事業計画書や決算書など提出の必要があり、厳重な審査が必要になる
上記は本当に重要な概念です。
事業としてレバレッジを効かせることが出来ないと「いつまでも現金だけ」の低空飛行の戦いになるわけです。
融資の知識はパパが事業家としての道を望む以上、絶対に避けては通れない知識なんだね。
「お金を借りる」「融資を受ける」ことに抵抗がある人は、まずお金を借りることに対するメンタルブロックを外さなければなりません。
「融資を使わずに成長している不動産投資家は存在しない」ことを心に留めないといけないね。
【レベル別】利用できる金融機関の種類
- 政府系金融機関・ノンバンク
- 信用金庫・信用組合
- 地方銀行
- 都市銀行
- 信託銀行
本書の最大の特徴は、「融資」にフォーカスしてレベル別に利用できる金融機関を教えてくれる点です。
初心者ほど融資のイロハがわからないから、こういうの助かるよね〜♪
それでは投資家のレベル別に4段階に分けて紹介していきましょう。
レベル①
「融資を受けることが怖い」
レベル②
「融資を受けたいが、何をしたらいいかわからない」
レベル③
「融資を何度か受けたことがあるが、その後どうしたらいいかわからない」
レベル④
「融資を使ってどんどん買っていきたいが、融資を受けられる商品や物件が見つからない」
うちでいうとママはレベル1、パパはレベル2って感じかな。
本書は具体的にレベル②以降の人たちに向けて、金融機関の狙い目を具体的に教えてくれます。
具体的には、「属性が良い」「自己資金が多い」ほど、貸出条件の良い金融機関から打診していくのが鉄則だそうです。
貸出の金利は下記の金融機関でいけば下にいくほど安くなります。
しかし審査も厳しくなります。
「信託銀行」「都市銀行・メガバンク」で取引出来るにも関わらず、信用金庫やノンバンクで借りちゃったらもったいないってことなんだね。
レベルが高ければ高いほど、まずは「都市銀行」次いで「地方銀行」から攻めていくという手法は融資を引くにおいて必ず覚えておきたい事柄です。
【事例別】銀行員の本音の考察
- 初心者サラリーマン
- 共働き主婦
- 年収800万円・自己資金1,000万円サラリーマン
本書の第4章に「銀行員の本音 実際にあった面談事例」が掲載されており、これがかなり面白いです。
実際の投資家の事例をもとに、各金融機関の担当者が率直な本音を話す姿は臨場感しかありません。
自分も銀行員からこう思われるんだなぁと、非常に勉強になりました。
それでは早速事例をみていきましょう。
事例①初心者サラリーマン
どの金融機関も取引難しく、話を聞くだけで終わってしまう状況
事例②夫の属性を使って不動産投資したい共働き主婦
妻1人での融資は不可。夫を連帯保証に入れる、自己資金を多く入れることが前提。夫が協力的で事業への理解が深ければ融資のチャンスあり。
③年収800万円・自己資金1,000万円サラリーマン
自己資金、属性の良さ、年収から基本的には前向きな方向で検討可能。生活余剰資金での返済が最悪可能かどうかみられるケースが多い。
本書では上記みたいなケースが6つも掲載されていて、実際は各金融機関の担当者ごとのコメントがあって参考になります。
銀行員の視点に共通する部分や、逆に人によって捉え方が違う部分が良くわかります。
上記を読んで少しでも詳しくみてみたいと思ったら、読んでみる価値ありだよ♪
ラップアップ
今回は「不動産投資における融資の基礎」について紹介しました。
融資に特化してレベル別に記載してくれているので、初心者が具体的に気になる部分が盛りだくさんです。
最後に一言。
私のように不動産投資に興味を持ち始めた人は読んで損はないです!
それではまた!