副業が軌道に乗ってきたら、パパは会社を辞めて起業するの?
わが家はママが社長だから、パパが個別に会社を作ることはないかな。
ママの会社に転職するのはありえる(笑)
私は社長なんていう器じゃないんだけど…パパから「妻社長」のメリットを聞いて、一応私が社長の形になりました。
ただ「妻社長」はメリットもデメリットもあるから、その辺をしっかり紹介するよ。
こんにちは!プライベートカンパニーの設立を行う予定の、あいろん(@iron_money)です。
今回は「サラリーマンがプライベートカンパニーをつくるメリデメ」について紹介していきます。
この記事はこんな方に向けて書いています。
結論としては、下記になります。
それでは早速いってみましょう!
今回の参考書籍:「サラリーマンこそプライベートカンパニーをつくりなさい」
「世界で1番儲かっていて、資産が潤沢な業種はなんでしょう?」
なんだろう…?保険とか?商社とか?
今は大きい会社はみんなIT系だから、ITかなぁ?
残念、2人とも違います(笑)
正解は、「宗教業」です。
宗教法人には、下記のような特徴があります。
確かに宗教法人が資金繰りに行き詰まって倒産した話、聞いたことないもんね。
本書は上記のような「税金の優遇」からインスピレーションを得ています。
個人が税金の優遇を受けるために「プライベートカンパニー」をつくりなさい、という大命題に沿って話がされています。
本書では、「税金は素晴らしい仕組み」という説明があります。
確かに「お金をたえず循環させ、経済の淀みをなくす」という意味では一定の価値があるのでしょう。
一方で、個人としては払うべきものを払いながら「節税」という知識や観点が重要なのもまた事実です。
本書はそんな具体的な「節税の手法」を記してくれています。
サラリーマンなら行動に移すかはともかく、必読書だと感じます。
サラリーマンの4%しか副業をしていない
「本業との両立は大変だし、時間もノウハウもないので副業は難しい」
おそらく、大半のサラリーマンは上記のように考えます。
総務省の統計データによるとサラリーマンで副業している人は「4%」しかいないそうです。
収入と雇用に不安がある以上、わが身と家族は自分で守るしかありません。
そのために「起業・転職・副業」は有効な手段となります。
ブログやXで発信していると周りの仲間もみんな副業やっているように見えますが、会社に行くと自分が少数派だと良くわかります。
みんなわかっているのに、最初の一歩が億劫だったり続けることに挫折したりしているよね。
パパは決めたら継続する力が高くてブログも3年以上続けているので、実はパパの1番すごいところだと思っています。
プライベートカンパニーは法律で優遇されている
会社の正式名称は「法人」と呼びますが、これは文字通り「法」でつくった「人」なので法人です。
法治国家の日本では、下記のような法律に国も税務署も従わなければなりません。
サラリーマンにとって縁遠く感じる「法人」こそが、節税のキモになります。
本書では社長1人だけの「なんちゃって法人」が圧倒的多数で、「プライベートカンパニー」と位置付けられています。
また、個人事業と違ってプライベートカンパニーでは原則として「家も車も経費になる」など税制的優遇が強いのが特徴です。
プライベートカンパニーは人もオフィスも必要なく、法人の住民税は均等割で年間7万円(月額6,000円)程度です。
ちょっと高いサブスクくらいだね(笑)
夫がよそで稼ぐから妻は社長になれる
上記を読んで「起業するべき」と思われたサラリーマンは多いでしょう。
しかしながら、サラリーマンがいかに優れているかも本書では扱われています。
日本は世界で1番社会主義に成功した国とも言われており、リスクをとって起業家を選ぶ人はいまだ少数派です。
そこで本書が提唱する「妻社長メソッド」が登場します。
妻社長メソッドのオーソドックススタイルは、下記の組み合わせになります。
「夫がよそのサラリーマン、妻がプライベートカンパニーの社長」
わが家も、上記の組み合わせです。
「妻が大家業」というのも一緒だね。
このパターンでは夫が毎月の給料を稼ぐので、生活費の心配はいりません。
特に不動産業では、下記が理想的と言われています。
責任を取る能力が高い男性(夫)が「意思決定や責任を負う」役目
主婦力がある女性(妻)が社長となり、実務の仕切りを担う
上記のイメージとしては、アパホテルの会長と社長みたいな役割分担かな。
パパが安定収入の確保、ママが起業家としての高収入の役割だね。
バランスの良いチーム!
会社設立は「ひとりでできるもん」
プライベートカンパニーは敷居も低く、使いこなせば非常に魅力的です。
一方で、「会社を作るのは大変だ」という先入観がある方も多いでしょう。
会社は作ったことないのに「大変そう」っていうイメージがあります…
「資本金は1円でも作れる」と言うけど、実際立ち上げたら大変だったという話も聞くからねぇ。
本書を読んで1番参考になった点として、会社設立は「3時間と7万円でできる」ということがわかった点です。
会社設立はもはや身近で、「会社設立ひとりでできるもん」というサイトを使えばあっけなく会社を作れます。
内訳は下記の通りです。
電子定款のため、上記に印紙代もかかりません。
上記は「合同会社」のため、株式会社をつくりたい場合は20〜30万円程度かかります。
本書では、プライベートカンパニーであれば合同会社で十分と記載されています。
本書でも触れられていますが、定款に関しては自分で作り込む必要があるのでそこだけは乗り越えないといけない壁ですね。
ただ、思ったより簡単に会社が作れるということはよくわかったね!
プライベートカンパニーと相性が良い「大家」
前述の通り、プライベートカンパニーは簡単に作れます。
しかし、事業は選択しなければなりません。
本書では、著者が行なっている「不動産賃貸業」が相性が良く勧められています。
上記は「楽しみながら、実益も兼ねる」という観点では素晴らしい考え方だと感じます。
我が家で行ったら、旅行に毎年行きたい「北海道」「九州」あたりには物件を考えたいよね。
夢が広がるなぁ。
趣味でいったらパパは「野球・株式投資」かなぁ。
私は「旅行・グルメ」とか?
物件の差別化と趣味をどうやって組み合わせられるか考えてみるのも面白そうだね♪
ラップアップ
今回は「サラリーマンがプライベートカンパニーをつくるメリデメ」について紹介していきました。
正直、プライベートカンパニーを作る時点でのデメリットは少ないと感じました。
当たり前の話ですが、「プライベートカンパニーを作った後」が大切なのでまずは設立してみて考えてみようと思います。
電子定款の作成、社長として頑張らないと…!(笑)
最後に一言。
実際に行動に移すかは別としても「会社設立」や「節税」の感覚は全サラリーマンに必須知識だと考えます。
みんなで勉強していきましょう!
それではまた!