パパは「不満はないけど満足していない」っていう状態、わかる?
めちゃくちゃわかる。
なんとなく、常にこの感覚があるよ。
「中年の危機(ミドルエイジ・クライシス)」もこれが原因なんだよね。
でもパパはなんとか突破したよ。
30代中盤に差し掛かると、様々な転換点になって早い人だとミドルエイジ・クライシスに陥るんだよね。
パパは早めにきたね。
それでは、この「ミドルエイジ・クライシス」のパパの突破方法を教えてください♪
こんにちは!「不満はないけど、満足感がない」状態をさまよっていたあいろん@iron_money)です。
今回は、30〜40代に訪れる「ミドルエイジ・クライシス」とその危機を突破した経験を紹介します。
この記事は、こんな方に向けて書いています。
結論としては、下記になります。
今回の参考書籍:「なぜ働く?誰と働く?いつまで働く?」
突然ですが、下記のような悩みをお持ちではないですか?
上記は本書の冒頭文ですが、私は当てはまる心当たりがいくつもありました(笑)
不満はないけど、満足してない。
これは、下記のように2要素で説明できるそうです。
- 十分な給与
- ストレスのない職場環境
など、「ないと不満」なもの
- どう評価されるか
- 裁量権があるか
- 成長の実感があるか
など、「あると満足」なもの
上記を読んで、私は心から腹落ちしました。
私の職場環境は「衛生要因」が高めですが、「動機付け要因」が弱いと感じているのです。
最近は「環境がぬるすぎて転職」という若者の話を聞くけど、これはやる気の源が少なすぎる時のアンマッチなんだね。
パパの状態は、なにが「やる気の源なのか」解像度が低い状態です。
ゴールに価値を置くのでなく、至るまでの道のりや取り組みに「人生の意義」を見出す。
これが、本書の大きなテーマです。
思い返せば、私も甲子園には行けませんでしたが目標を持って練習している高校時代はとても充実していました。
高校時代はあったものが、今の自分に不足しているとハッとしました。
特にパパのように、40歳手前、30代から「無気力」や「迷い」を感じる人は多いそうです。
今回はそんなパパが、実体験から「ミドルエイジ・クライシス」を乗り越えた3つの思考法を紹介します♪
ミドルエイジ・クライシス突破方法3選
- セルフコントロールだけを考える
- 戦略的に「得意」を作り発信する
- バケットリストの実施
①セルフコントロールだけを考える
「自分でコントロールできないことは軽く考える」
上記は、人生においてパパがもっとも大切にしている考え方の1つです。
心理学用語では「コントロールフォーカス」と呼ぶそうですが、例としては下記になります。
対して、自分の考えは変えられるし、未来は変えられます。
言うは易しですが、私たちは無自覚の内に信じられないほど「過去」や「他人」にフォーカスしています。
このマインドセットを突破することが大事です。
パパはミドルエイジ・クライシスの大きな要因として「職場での昇進」にフォーカスしすぎていました。
しかしこれは、最終的には「他者の評価」に依存するものです。
私のように他者の評価に依存すると、人生が辛くなります。
「自分がやるべき行動をとっていれば評価は気にしすぎない」と考えてから、どれだけ生きやすくなったかやかりません。
名著「嫌われる勇気」をはじめ、様々な書籍でコントロールフォーカスについては言及されています。
今より少しだけ「コントロールフォーカス」を意識して、行動に重きをおきましょう♪
②戦略的に「得意」を作り発信する
「好きや得意は、ゴールではなくスタート」
「自分では普通だと思う素朴な体験に目を向ける」
「関係性の中で価値は変わる」
上記は、戦略的に得意を作り出すために重要な考え方です。
例えばパパでいうと、下記のようなことが「得意」として挙げられます。
私は戦略的に上記のキャラを確立し、「新しいこと」「場が膠着した時」「プレゼンが必要な時」などに重宝されるようになりました。
パパは上記を更に発展させて「ブログ」や「執筆活動」などにも取り組んでいます。
本業だけではかく、副業にも生きています。
パパは上記のように「自分の未来の可能性を広げる」ことが、ミドルエイジクライシスの根本原因である「キャリアプラトー(停滞)」を避けられる対策だと考えています。
③バケットリストの実施
中年時期に差し掛かって、もっとも悩むのは「なぜ働く?」の部分が多いのではないでしょうか。
私はそうでした。
「お金のため、生活のため」が偽らざる本音であり、それが仮に満たされたらどうなるのか想像も出来ないのです。
上記により、終わりが見えない息苦しい状況の中で「キャリアの終わり」がぼんやり見えてきた時、ミドルエイジ・クライシスに陥りやすい気がしています。
パパが上記を打破するのに使ったのが、「バケットリスト」です。
言い換えると、「死ぬまでにやりたいことリスト」だね♪
本書においても言及がありますが、自分がやりたいことを100個書き出すというものです。
実際やってみると、100個書き出すのは結構難しいです。
パパの一例を少し見てみましょう。
仕事
- 年収1億円プレイヤーになる
- 自分の使命と思える仕事を探す
- 地方と東京を結びつける
- コアなファンを100人作る
- 本を書く(作家)
健康
- 筋トレの基礎を身につける
- 毎日スクワット10回
- 毎日3-5km走る
- 歯医者に定期的に行く(予防健診)
- 体重を今から±1kgにキープする
家族
- 毎年家族旅行に1回行く
- 実家への帰省を年2回行く
- 娘とキャッチボールする
- 嫁と全国旅行する
- 娘とペアルックする
- 親に月一回は会いに行く
趣味
- オーダーメイドのスーツを作る
- 家のお風呂とトイレを最高級にする
- ロレックス購入
好奇心
- 2拠点生活をしてみる
- 副業収入で本業を超える
- 落語を見に行く
- 億り人になる
- サウナを自宅につける
場所
- ハワイに10年に1回は行く
- 九州旅行する
- 秋田のてんぷら屋さんに行く
- 沖縄旅行する
- 伝説のお米を食べに行く
- 避寒地を検討する
- 毎年綺麗な桜を見る
上記はほんの一例ですが、100個書くのは結構しんどかったです(笑)
上記のように書き出してみると、「なんのために働いているのか」がおぼろげに見えてきます。
パパの場合は、「地方と都会」「二拠点生活」など、場所に関するやりたいことが多く見られます。
私はバケットリストを通じて、「色々な場所に興味が強いので一ヶ所に永住したくない」「様々な場所の不動産を通じて仕事をする」など、自分の核が見えてきました。
「自分は結局どうなりたいのか」の目的地を確認する時に、バケットリストはおすすめです。
あいろん一家の「なぜ・誰と・いつまで」働く?結論を公開
パパは結局、本書の問いに対しての結論は出たの?
意外に難しかったけど、考えてみたよ(笑)
なぜ働く?
- 家族全員で、不自由のない健康的な生活を送りたい(経済面)
- 「役立ち」「問題解決」によって、自分の存在価値を確認する(社会とのつながり)
誰と働く?
- 信頼に足る、通じるメンバーと働きたい
- 心分かち合える多様なメンバーと働きたい
- 家族経営で働きたい
いつまで働く?
- 「経済面」の不安が解消されたら、会社勤めはやめる(45才/資産1億円目標)
- 不動産業やその他自分がやりたいことは、個人事業として続ける
上記のように分解してみると、大多数の人はお金が十分あれば「サラリーマン」という選択肢は選ばないのではないでしょうか。
これが結論です。
サラリーマン歴10年以上のパパが言うと、説得力があるね…
ラップアップ
今回は、30〜40代に訪れる「ミドルエイジ・クライシス」とその危機を突破した経験を紹介しました。
時代の変化、ルールの変化、経済状況の変化に見舞われた。
自分たちより上の世代と下の世代で、全く価値観が違う。
こんな中年の同志に、あいろんのメッセージが少しでも参考になれば幸いです。
最後に一言。
あなたは「なぜ・誰と・いつまで」働くか、言語化できますか?考えてみてね♪
それではまた!