投資

BASE(4477)の株価はなぜ急落した?

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そると

パパ、日本のグロース株で注目している銘柄はある?

あいろん

BASE(4477)に色んな意味で注目しているかな。

「逆テンバガー」と呼ばれて、一時期より90%下落しているからね。

そると

そんなに株価が下がってる株があるの?

それはぜひ理由を教えて〜!

こんにちは!日本の個別株を20銘柄ほど所有している、あいろん(@iron_money)です。

今回は株価が最高値から90%下落して「逆テンバガー」になっているBASE(4477)について解説していきます。

この記事は、こんな方に向けて書いています。

  • BASEの株価の今後が気になる
  • BASE株の急落理由を知りたい
  • BASE株の購入を検討している

結論としては、下記になります。

  • BASE株は短期目線トレーダーが多い
  • 長期目線としてはリターン>リスク水準
  • 事業内容に共感できるかが肝

それでは早速いってみましょう!

BASEの事業内容

「ネットショップ開設実績5年連続No. 1」

「ネットでお店を開くならBASE」 

上記の通り、BASE社はネットショップの開設を中心としたWEBサービス企画・開発・運営会社です。

特に幅広く支持されているのは、下記の理由でしょう。

  • ノーリスクではじめられる(初期費用、月額費用0円)
  • 本格的なショップをかんたんに実現(デザイン操作が簡単にできる)
  • 売れやすい仕組み(BASE負担のクーポンなど)
  • 業界最安水準の手数料(月額5,980円、手数料2.9%)

あいろん

2022年にはテレビのカンブリア宮殿にも出演。

創業者が下記のように語っていました。

『洋服店を営んでいるITリテラシーの低い母親のような人々が、簡単で気軽に出店できるようなネットショップを作りたい』

2022年4月21日、BASE創業者の鶴岡氏 テレビ東京「カンブリア宮殿」

BASEの事業内容からは上記のようなターゲットとなるペルソナが明確であり、急成長を遂げたのも納得です。

そると

ネットは難しいと思っている人たちでも、簡単に出店できる仕組みなんだね。

あいろん

新規出店者の敷居を下げたと言う意味では、BASE社の功績は大きいよね。

BASEの株価現状

まずは、上場時から2022年の株価推移(分割後)を見てみましょう。

BASEは上場時からの株価をあっさり1年で10倍以上にして、2020年にはテンバガーを達成した銘柄です。

そると

2022年以後は、株価は300〜400円あたりをうろうろしている状態です。

もし2020年の3000円で購入したら、現在の株価は90%下落している状態になります。

2020年12月の「Bloomberg」で、BASEは下記のように紹介されています。

BASE株は5月の緊急事態宣言以降、巣ごもり消費によるオンラインショップでの買い物需要などを追い風にして、10月8日に上場来高値(1万7240円)を付けた。

3日の取引終値は8280円と高値の半値以下だが、それでも年初に比べて約5倍。上昇率4割のマザーズ指数と比べても、パフォーマンスは際立つ。

2020年12月 「Bloomberg」

あいろん嫁

「株は危険」と言われるイメージ通りの銘柄だね。

BASEの今後の株価予想

前述の通り、BASEは投資家にとって手を出しにくい値動きになっている点は否めません。

ただそれでもあいろん的には、「今後の株価に期待できる点」も見逃せないポイントです。

2022年6月掲載の日経新聞の記事にこんな見出しがありました。

『「次のメルカリ」を探せ プライム移行期待銘柄に買い』

2022年6月 日経新聞

記事の要旨は下記の通りです。

  • 東証グロースから東証プライムに移行する銘柄を探す動きが広がっている
  • 狙いは株式の外国人保有比率が高いスタートアップ企業
  • グロース市場は米金融引き締めの加速でこれまで軟調な相場環境が続いていた
  • グロース市場からのプライム上場は幅広い投資家からの資金流入が期待される

上記より、BASEは株式の4割を外国人が持つ点から非常に注目が集まっています。

「ECサイト急成長の終焉」

「業績の赤字化」

「コロナ特需による実力値以上の株価」

下落に対して様々な要因が指摘されていますが、あいろん的にはむしろ現状は下がりすぎている感すら感じます。

BASE株を検討しても良い人

BASE株を検討しても良い人
  1. 事業内容に共感
  2. 少額投資
  3. 長期目線

①事業内容に共感

先述した通り、BASEは創業者の鶴岡氏の原体験から創業された会社です。

原体験から成り立つ会社の圧倒的な強みは「ターゲットが明確である」ことです。

一方で、BASEの現状は個人を中心にした商売です。

収益性の担保も、時間がかかるでしょう。

「ひとりひとりに眠る、想いが、感性が、才能が。世界中の、必要な人に届くように。」

「そこから生まれる、作品に、アイデアに、活動に。正当な対価を、受け取れるように。」

上記のBASEのミッションはわかりやすく、収益性は見込めると判断しています。

②少額投資

流動性の高いグロース株に、一点投資はおすすめできません。

テンバガーと逆テンバガーを2年の間に経験している同社は尚更です。

また、買収や倒産など様々なケースに見舞われる点もケアしておきたい銘柄です。

幸いなことに、現状では100株単位で3万円少々と少額投資も可能な状態になっています。

あいろん

正直、私はなくなっても良いくらいの金額で投資しています。

③長期目線

どうしてもグロース株は短期でのトレードを視野に入れたくなりますが、本銘柄においてはそれは推奨しません。

どちらかというと「青田買い」に近い感覚で、事業の利益基盤がしっかりするまで地に足をつけて待つのがおすすめだと考えます。

ラップアップ

今回は日本の個別株「BASE」について解説しました。

日本の個別株を探したりしながら、少額投資してみるのも投資の醍醐味だと個人的には考えています。

しっかりと吟味して、投資していきましょう!

最後に一言。

あいろん

個別株は難しいんだけど、当てたらテンバガーがあるからこそ面白みがあります。

それではまた!

ABOUT ME
あいろん
30代半ばのサラリーマン。 大学卒業後、中堅メーカーに就職。 現在は、大手IT系企業に勤務。 プライベートでは1児の父。 娘のそるとちゃんを溺愛しています。 仕事・投資・その他マネーハック的な記事含め書いています。 FIREは目指していますが、働くのが苦でない系サラリーマンです。
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