投資

【2022年版】積立NISAのおすすめ銘柄TOP5!おすすめの本は一冊だけ!

そると

パパ、なんの本読んでるの?

あいろん

セゾン投信会長の中野晴啓氏著書の「最新版 つみたてNISAはこの9本から選びなさい」だよ。

2022年3月に情報更新されているので気になってたんだ。

そると

そうなんだぁ。でも9こから選ぶってちょっと多いね。

あいろん

パパもそるとちゃんと同意見で、書籍で紹介されている中から最低でも3こには絞れると思っているよ。

そると

さすがパパ!その3こを詳しく教えなさい!

こんにちは!2022年から一般NISA→積立NISAに変更し、心の平穏的に積立NISAの方が良いとしみじみ感じているあいろんです(笑)

今回は、2022年度版のつみたてNISAおすすめ銘柄5選を紹介します。

この記事は、こんな方に向けて書いています。

  • つみたてNISAで何に投資すれば良いかわからない
  • S&P500・全米・全世界のどれでつみたてNISAをはじめようか悩んでいる
  • つみたてNISA全般を理解できる本を知りたい

結論としては、下記になります。

  • つみたてNISAは20年の長期目線で物事を見るべし
  • iDeCoと違い、積立NISAは現金化するタイミングの自由度が高い
  • 個人的には手数料最安から選ぶのがベター

それでは、早速いってみましょう!

つみたてNISAの基礎知識について

「つみたてNISA」とは、投資信託の積立投資を前提にした非課税制度のことです。

NISAの概要や一般NISAとつみたてNISAの違い、あいろんの失敗談の黒歴史は過去記事にまとめているので、興味がある方はご覧ください。

本記事ではあいろん自身の経験則から、つみたてNISAをおすすめしています。

まずはつみたてNISAの概要を金融庁のホームページから抜粋してみます。

つみたてNISAは、少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。(2018年1月からスタート)

対象商品は下記の通りです。

  1. 手数料が低水準
  2. 頻繁に分配金が支払われない
  3. 長期・積立・分散に適した公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)に限定
  4. 非課税期間は最長で20年間(毎年40万円が上限、制度終了は現状だと2042年予定のため、2022年につみたてNISAを開始すると非課税投資枠は20年間で最大840万円)

上記により、投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みとなっています。

あいろんは一般NISAで「個別株」「非課税期間5年間」の2点によって損失を被りました。投資が集中によって偏りすぎていたし、期間も短すぎたためです。

つみたてNISAにおいては「分散された投資信託」「非課税期間20年間」なので、複利効果+長期・積立・分散の「投資における王道勝ちパターン」が詰め込まれています。

従って長期的にみた時に損失が出づらい仕組みになっています。

もちろん「投資」ですので損失も含めて想定するべきではありますが、商品選びさえ間違えなければ20年のスパンでみた時のリスクは高くありません。

初心者はもちろんのこと、あいろんのように一般NISAでうまくいかなかった人も安心して利用できる制度であることは間違いないでしょう。

おすすめ書籍「つみたてNISAはこの9本から選びなさい」 

さて、そんなつみたてNISAですが金融庁のホームページの説明だけでは「わかったようで、わからない」の域を出ないでしょう。

そんな時に読むだけでやる事を明確に出来ておすすめな書籍は「つみたてNISAはこの9本から選びなさい」です。

タイトルからもわかる通り、つみたてNISAの概要や基本的な情報をはじめ、具体的な銘柄選びまで含めて全て一冊でカバーしてくれています。

総数として約6000本ある投資信託ですが、つみたてNISAの対象基準をクリアしているのは201本です。そこから更に9本まで絞り込んでくれているのが本書です。

「世界の人口が増え、経済成長が見込めれば長期投資は負けない」というストーリーに基づいて本書は進んでいきます。

2020年時点で世界人口は77億9500万人ですが、総務省によれば2050年には97億3500万人にまで増えると予想されています。

中々日本にいると経済成長が実感しづらいのですが、世界は確実に成長しているというポイントが非常に重要です。

2022年度版 つみたてNISAのおすすめ5選

2022年度版 つみたてNISAのおすすめ5選
  1. SBI・V・S&P500
  2. SBI・V・全米株式
  3. SBI雪だるま全世界株式
  4. eMaxis Slim全世界株式
  5. 楽天全世界株式

前述の通り、長期的な資産形成において強力な武器となるつみたてNISAですが、「どれを選べば良いかよくわからない」という欠点が存在します。

本ブログでは2022年5月時点のおすすめ銘柄について5点紹介していきます。(3銘柄は「つみたてNISAはこの9本から買いなさい」にも採用されています)

まず、前提として現状でつみたてNISAの口座開設は「SBI証券」がおすすめです。楽天証券でも悪くはないのですが、おすすめ1社と言われれば投資家は口を揃えてSBI証券を推すでしょう。

商品のラインナップ、ユーザーインターフェース・コストの低さなど全てにおいてネット証券業界No. 1の座を守っているのも納得です。

つみたてNISAのベースとなるインデックスファンド購入指標の基本的な考え方としては下記から選ぶのをおすすめします。

  1. S&P500 
  2. 全米株式 
  3. 全世界株式

あいろんは低手数料×今後の米国の経済成長(2030年ごろまで)を見越してS&P500や全米株式に好んで投資していますが、「つみたてNISAはこの9本から選びなさい」では全世界株式系のインデックスファンドをすすめています。

全米か全世界かは美味しいお肉をステーキで食べるか焼肉で食べるかで議論しているようなものなので(笑)、好みの領域です。どちらを選んでも正解ですが、悩んだら全世界から始める方が無難ではあるでしょう。

それでは、おすすめ商品を見ていきましょう。

SBI・V・S&P500

  • 基準価額(21年末時点)・・・17,606円
  • 基準価額(22年4月末時点)・・・17,278円
  • 設定開始日・・・2019年9月26日
  • トータルリターン(設定来)・・・80.36%
  • 純資産・・・544,002百万円
  • 信託報酬(管理手数料)・・・0.0938%程度

「バンガード・S&P500ETF」ティッカーシンボル:VOOを通じて米国の代表的な株価指数であるS&P500指数(円換算ベース)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドです。

同じくS&P連動型の超優良商品「eMaxis Slim S&P500」は信託報酬が0.0968%程度のため、タッチの差で本商品が現状ではS&P連動投資信託として手数料最安になっています。

米国のオールスター500社に連動するETFで、現在はハイテク株が構成比率の上位を占めています。後述する銘柄に比べると、500社は少なく感じるかもしれませんが十分分散は効いています。

あいろんのコア資産銘柄の1つであり、つみたてNISAもSBI・V・S&P500で行っています。

SBI・V・全米株式

  • 基準価額(21年末時点)・・・11,375円
  • 基準価額(22年4月末時点)・・・11,040円
  • 設定開始日・・・2021年6月29日
  • トータルリターン(設定来)・・・15.59%
  • 純資産・・・71,839百万円
  • 信託報酬(管理手数料)・・・0.0938%程度

「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」ティッカーシンボル:VTIを通じてCRSP USトータル・マーケットインデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドです。

本書でも紹介している投資のヒントが詰まっている名著にも度々おすすめ銘柄として紹介される「VTI」連動型インデックスファンドです。

「父が娘に伝える自由に生きるための30の教え」

https://iron-money.com/invest-8/1528/

「ジェイソン流お金の増やし方」

VTI連動型の投資信託といえば楽天証券の「楽天全米株式」通称楽天VTIの独壇場でしたが、そこに満を辞して「SBI・Vシリーズ」第二弾として昨年に彗星の如く現れました。

あいろんはSBI証券の「クレジットカード積立投資」はSBI・V・全米株式に投資しています。

投資銘柄が全米約4000銘柄ということで、前述のVOOの8倍もの銘柄に分散されています。

しかしながら構成比率としてはVOOと同じくハイテク銘柄が上位を占めていますので、現状のように米国企業が世界をリードしている間はVOOと VTIのパフォーマンスに大きな差はつかないということも合わせて覚えておくと良いでしょう。

厚切りジェイソン氏のように米国の大企業だけではなく、米国のスタートアップや中小企業も含めて投資対象にしたい人はSBI・V・全米株式に投資するのがおすすめです。

SBI雪だるま全世界株式

  • 基準価額(21年末時点)・・・16,060円
  • 基準価額(22年4月末時点)・・・15,669円
  • 設定開始日・・・2017年12月6日
  • トータルリターン(設定来)・・・63.61%
  • 純資産・・・56,670百万円
  • 信託報酬(管理手数料)・・・0.1102%程度

★「つみたてNISAはこの9本から選びなさい」対象銘柄

全世界の株式市場の動きを捉えることを目指して、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目標として運用を行います。

「米国の経済成長を信用できない」

「もっと幅広く分散して世界中に投資したい」

そんな場合には、SBI雪だるま全世界株式がぴったりでしょう。投資対象は世界中の8000銘柄にも及びます。

投資の王道である「分散」をこれでもかと享受でき、手数料も0.1%程度と十分すぎる内容です。投資に興味はないけど預金したくない場合なども、本商品に替えておくだけで将来的に資産形成が図れる可能性が高まります。

正直あいろんが進めるまでもない王道な商品だと思いますが(笑)どのくらい真っ当な商品かというと、この商品をすすめている書籍をモーニングスター社の代表取締役の浅倉氏が執筆しているくらいです。

  • 投資は興味がある
  • 資本主義経済下なので経済は成長すると考えている
  • とにかくリスクは取りたくない

上記のような方は、全世界株式型の投資信託が1番しっくり来るのではないでしょうか。

この辺りはどの商品を選ぶか、自分に「しっくりくる」かどうかを重要視することをおすすめします。後々にそのしっくりくる感じが自分のリスク許容度とリンクすることが多いので、非常に重要な感覚です。

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eMaxis Slim全世界株式(オールカントリー)

  • 基準価額(22年4月末時点)・・・16561円
  • 設定開始日・・・2018年10月31日
  • トータルリターン(設定来)・・・72.83%
  • 純資産・・・497,993百万円
  • 信託報酬(管理手数料)・・・0.1144%程度

★「つみたてNISAはこの9本から選びなさい」対象銘柄

運用成績のベンチマークは「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み・円換算ベース)で、日本を含む先進国、および新興国の株式連動を目指す投資信託です。

通称「オルカン」とも呼ばれ、純資産も5000億に迫る勢いの人気投資信託です。「個人ブロガーが選ぶ!Fund Of The Year2020」では1位を獲得しています。

主要なネット証券では大体取り扱っている点も、高ポイント。

楽天・全世界株式インデックスファンド(楽天VT)

  • 基準価額(22年4月末時点)・・・16150円
  • 設定開始日・・・2017年9月29日
  • トータルリターン(設定来)・・・58.05%
  • 純資産・・・171,296百万円
  • 信託報酬(管理手数料)・・・0.212%程度

★「つみたてNISAはこの9本から選びなさい」対象銘柄

名称は「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」で、「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)に連動する成果を目指します。

通称「楽天VT」と呼ばれ、楽天証券の投資信託の中でも屈指の人気を誇ります。

最大の特徴は「全世界9,000銘柄以上の株式に分散投資できる」その分散投資効果です。

単純な手数料コストだけであればETFのVTを購入する方が安いですが、再投資の手間や汎用性を考えると楽天VT一本のつみたて投資でも資産運用上は問題ないといえるほど分散が効いています。

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ラップアップ

今回は、2022年度版のつみたてNISAおすすめ銘柄5選を紹介しました。

つみたてNISAをはじめたい!という方の最初の参考になれば幸いです。

最後に一言。

あいろん

つみたてNISAは比較的手数料も低い優良商品が揃っていますが、その中でも低手数料にこだわって商品を選びましょう。

そると

どこが最安値か?にこだわりすぎはNGだよ!

100点を取るよりも、まずは銘柄を決めて始めることが重要!

それではまた!

ABOUT ME
あいろん
30代半ばのサラリーマン。 大学卒業後、中堅メーカーに就職。 現在は、大手IT系企業に勤務。 プライベートでは1児の父。 娘のそるとちゃんを溺愛しています。 仕事・投資・その他マネーハック的な記事含め書いています。 FIREは目指していますが、働くのが苦でない系サラリーマンです。
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