パパは日本の高配当株式大好きだけど、海外の個別高配当株は持ってるの?
海外の高配当はほぼETF(VYM、HDV、SPYD)なんだけど、個別でも1銘柄だけ持っているよ。
パパはBTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)という銘柄を気に入って、少しずつ投資して配当をもらっているよね。
三菱サラリーマンさんが保有している銘柄でも有名だよね。
へぇ〜。それではBTIについて色々と教えてください♪
こんにちは!ポートフォリオの中で高配当株比率を増やしている最中のあいろん(@iron_money)です。
今回は「BTIの将来性と配当金」について紹介していきます。
この記事は、こんな方に向けて書いています。
結論としては、下記になります。
それでは早速いってみましょう!
BTIは「金持ちになりたい人ではなく金持ちが持つべき銘柄」
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(ティッカー:BTI)は、イギリス・ロンドンに本社を置くタバコメーカーです。
代表的な銘柄に「ラッキーストライク」「ケント」などがあります。
日本だとタバコメーカーはJT一択だけど、世界的にはBTIの方が有名です。
ちなみに電子タバコの「glo」シリーズはBTIなので、日本でもよく知られています。
そんなブリティッシュ・アメリカン・タバコについて基本情報を見ていきましょう。
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ | |
---|---|
株価 | 30.75USドル |
1年トータルリターン | −8.7% |
直近配当利回り | 9.67% |
配当月 | 2.5.8.11月(年4回) |
特筆すべきは「配当利回り」の高さ。
税引後でも7%の手残りが見込めます。
日本株式は最近好調だから、利回りが総じて低くなってきてるもんね。
税引後で7%の配当利回りは魅力だね。
同じタバコメーカーのJT(2914)は現在配当利回りが税引後で4%程度と考えると、パパが注目するのも納得です。
ただし後述しますが、BTIの株価自体は近年で下落の一途を辿っています。
パパは配当利回りだけでBTIを選んでいません。
将来性も含んで投資していますが、株価だけで見ると15年前と同水準です。
BTIはその株価の低迷と配当利回りの高さを揶揄され「金持ちになりたい人ではなく金持ちが持つべき銘柄」だと言われています。
上記は言い得て妙です。
資産形成期は保有するとしても、ポートフォリオのスパイス程度にすべきだと考えます。
パパも「全体の配当利回り底上げ」のバランサー的役割としてBTIを保有しているそうだよ。
逆に言えばキャピタルゲインは期待してないんだって(笑)
BTI株価・配当推移
前置きが少し長くなりましたが、それでは低迷しているBTIの株価推移を見ていきましょう。
BTI 株価推移 | |
---|---|
2017年5月 | 70$ |
2018年12月 | 31$ |
2020年3月 | 32$ |
2022年2月 | 46$ |
2023年10月 | 29$ |
2024年2月 | 31$ |
- 5年間平均配当利回り 7.7%
- 配当性向 62.6%
- PBR 1.06倍
- ADR銘柄対象(配当課税は20.315%のみ)
数字だけ見ると、中々絶望的ですよね(笑)
エグい数字です。
2018年に米国でメンソールタバコの規制があったそうで、そこで株価が急落しています。
ただし、BTIにはメリットも複数あります。
個人的には、30$を下回っていれば十分買いどきだと考えています。
2024年2月のBTI直近決算について
BTIの最新決算発表が、2024年2月8日夜にされました。
- 2023年の調整後EPS→+4.0%
- 財務格付け改善 BBB→A格付けへ
- 増配(2%累進配当)→2.309→2.355£
上記を受け、株価は下記の通り+7.5%急反発しました。
BTI 株価 | |
---|---|
2/7 | 29.42$ |
2/8 | 31.59$ |
パパ的には直近の決算も無難にこなし、30$付近で落ち着いているが緩やかに上がるんじゃないかと見ているそうだよ。
あいろん一家の投資方針(BTI編)
前述の通り、配当利回りが申し分ない水準のBTI。
株価は不調ですが、きっかけを掴めば反転して右肩上がりに持ち直すポテンシャルは秘めていると考えます。
最後に、パパのBTIへの投資方針についてお話しします。
我が家は基本的にBTIを下記のように位置付けています。
上記より、わたしはBTIを「ポートフォリオの1%」が上限と決めています。
パパの今の投資バランスだと、高配当株全体にBTIを1%組み込むと税引後で利回りが0.3〜0.5%ほど上昇するそうです。
パパは今は円安の影響もあってそれなりに含み益が出ているそうだけど、株価上昇は「おまけ」として考えているそうだよ。
だから1%以上は絶対に保有しないんだって。
わたしは「マイルール」に従って投資していますが、BTIのような高配当銘柄は自分で納得できる水準をルール化して投資するのがおすすめです。
ラップアップ
今回は「BTIの将来性と配当金」について紹介していきました。
BTIは面白い銘柄ですが、株価が長期間低迷している点も含めてそれなりのリスクがあります。
あいろんのマイルールを参考に、自分なりの納得できる水準で投資するのが吉でしょう。
最後に一言。
BTIは配当月が他の個別株だと少ない時期(2.5.8.11月)なのも嬉しいポイントです♪
それではまた!