パパ、そるとは将来社長になりたい!
社長になるにはどうすればいいんだろうね?
ずいぶん急だね(笑)
パパも最終的には社長になろうと思っているけど、サラリーマンから社長になるのに誤解されてる部分が多いんだよね。
そうなの!?
それではその誤解の部分を丁寧に教えてください♪
こんにちは!予定では遅くとも10年後には社長になっているあいろんです。
今回は「サラリーマンが社長になる前に解くべき3つの誤解」について解説していきます。
この記事は、こんな方に向けて書いています。
結論としては、下記になります。
それでは早速いってみましょう!
今回の参考書籍:「今すぐサラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」
「1億円貯めるにはどうすればいいか」
「サラリーマンは富裕層になれない」
上記のように、アーリーリタイアやお金持ちの考え方として1億円という数字は良く取り沙汰されます。
わたしも資産形成の当面の目標は1億円においていますが、同様の方も多いでしょう。
1億円あれば年利4%で運用すれば400万円になるから、FIREできる!なんていう話も多いよね。
本書の趣旨である「300万で会社を買う」という発想は、上記達成のために大いに参考になります。
上記はなんとなくわかるけど、会社経営なんて中々出来ないからみんなサラリーマンしてるんじゃないの?
そるとちゃん、いい質問だね。
本書ではそんなサラリーマンが「会社を経営できる」と理由をつけて断言しているんだよ。
パパも昔から「この本の考え方はサラリーマンを続けるにしても絶対知っておいた方がいい」と言っていたもんね。
それくらい目からウロコの考え方だよね。
それでは、サラリーマンが社長になるためにみんなが誤解している3つのポイントについてパパが解説していくよ♪
サラリーマンが社長になるための3つの誤解
- 「中小企業の経営能力」は既に備わっている
- 「会社を買う」ことは難しくない
- 簡単な改善が「マネジメント」になる
①「中小企業の経営能力」は既に備わっている
本書を読んでわたしが1番「こういう考え方もあるのか」と参考になったのは、下記の記述でした。
「もともとある会社を買って経営するノウハウは、もしあなたが大手・中堅企業のサラリーマンだとしたら…すでに持っているのです」
「ある程度の大手企業に勤めたサラリーマンで、係長以上のマネージャーを経験したことがあるのであれば、数人から数十人規模の会社までは経営できる能力を身につけています」
上記はサラリーマン的には目からウロコだという感想が大半を占めるでしょう。
なぜなら、ある程度のキャリアを積めば係長くらいまでは基本的に横並びで上がる会社の方が圧倒的に多いからです。
たしかにサラリーマン的には「係長」ってそんなにすごいイメージがないよね。
著者は「ある一定以上の環境でサラリーマンを5年もやれば、小さな会社の経営はちゃんとできる」と断言しています。
パパもやればできるってことだよ♪
あいろん自身、係長時代に自分が「中小企業のマネジメントができる」なんて考えたことすらありませんでした。
ただ、言われてみると係長になる頃には下記のようなスキルは身についていました。
上記を身につけるために大手企業は優秀な先輩たちが色んなPDCAを繰り返しながら、後世に残しているわけです。
上記は個人が自分で考えて身につけられるスキルではなく、一朝一夕で身につけられない貴重な能力だという意見には納得させられました。
パパが当たり前だと思っていることは、多くの中小企業にとっては「貴重で素晴らしい」ものなんだね♪
目線を変えると色々見えてくるものがあるんだね。
②「会社を買う」ことは難しくない
なんとなく会社を経営できそうなのはわかった。
でもそもそも「会社を買う」っていう発想自体がすごく難しいんだよなぁ…
上記のようにお考えの方、多いのではないでしょうか。というか、サラリーマンやってたらほぼ全員が同じ意見を持つと思います。
なぜ書籍のタイトルに「いますぐ」と加えたのか?下記の通り著者は述べているよ。
「スモールM&Aに限っては、売り手が多いのに買い手が少ない状況は変わらず買い手市場になっています。これは割安に会社を買える可能性が高いということです」
背景には会社を引き継ぐときに個人が連帯保証人にならないといけなかった「経営者保証」が明確に外せるようになった部分が大きいです。
つまり「買う難易度は下がりつつ」「背負うリスクも以前より低く」が両立できるということなんだね。
制度が整ってきたから、たしかに今後さらに伸びそうだよね。
会社を買うことは難しくない。
必要以上にリスクを背負う必要はない。
上記は、必ず覚えておいて損はない内容です。
③簡単な改善が「マネジメント」になる
「なんとなくわかったけど、自分に会社経営など出来るはずがない」
わたしも実際、上記のように感じる部分がありました。それを本書では「サラリーマンは必要以上に自信を失いすぎている」と説きます。
本書にはさまざまな事例が載っています。
要約すると、下記のような改善で経営を軌道に乗せた人が多いことがわかります。
確かに、サラリーマンだったら常識的にすぐ考えつきそうな内容ばかりで正直驚きました。
例えば、新規顧客の開拓。
中小企業の多くは長年の関係がある既存顧客と取引を継続することが大半で、営業を行わないことが普通だそうです。
わたしも中小企業で働いていたことがあるのでわかりますが、中小企業は大企業が30〜40年前に使っていた化石のような管理の仕組みを変えずに使っていることもザラです。
中小企業は、システム導入についても「知らない」「使いこなせない」で結局嫌がる会社が多いよね。
そして上記の改善については「30代後半以上の人が圧倒的に有利」です。
上記のような事柄は、大手のサラリーマンで30代中盤以降であれば経験することが多いです。
しかしこの能力に希少価値があるとは、本当に驚きでした。
パパは常にキャリアアップを意識していたけど、もしかすると場所を変えるだけでパパの能力が開花する可能性があることが証明されたね♪
ラップアップ
今回は「サラリーマンが社長になる前に解くべき3つの誤解」について解説していきました。
「本社の総合職採用は中小企業において幹部社員の素質がある」
「管理職の予算組みは中小企業では重宝されるスキル」
などなど、本書にはサラリーマンからしたら当たり前のことが見方を変えると「希少価値がある」という非常に面白い内容となっています。
全サラリーマンが必読な内容なので、必ず一回は読んでおきましょう。
最後に一言。
自信をなくして働いていた、すべてのサラリーマンに幸あれ♪
それではまた!