書評

新NISAとiDeCoは併用できる?おすすめの本は?読書家リーマンが徹底解説

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そると

パパ、2024年からスタートする「新NISA」の話題が増えてきたね。

書籍も色々発売してるね。

あいろん

そうだね、想像はしていたけど中々カオスだね(笑)

関連書籍は10冊以上読んだけど、正直新NISAの概要をなぞっただけの内容が薄い本も多いよ。

そると

そんな中で、パパの新NISAおすすめナンバーワンの本はなに?

あいろん

「間違いだらけの新NISA・iDeCo活用術」がわかりやすくて、結局これだけで良かったなという感じだよ。

そると

さすがパパ!内容も含めてぜひ紹介してください♪

こんにちは!新NISAが待ち遠しくて関連書籍を10冊以上読破しているあいろん(@iron_money)です。

今回は「新NISAとiDeCoの併用」についておすすめの書籍をもとに解説していきます。

この記事は、こんな方に向けて書いています。

  • 新NISAとiDeCoの知識があいまいである
  • 新NISAの具体的な投資先を決めたい
  • 新NISAのシミュレーションデータを見たい

結論としては、下記になります。

  • 「間違いだらけの新NISA、iDeCo活用術」一冊で制度の利活用のイメージができる
  • 最強の使い方は「可能な限り1800万円を早く埋めること」
  • 投資のトータルリターンは「配当+株価の変化率」である

それでは早速いってみましょう!

今回の参考書籍:「間違いだらけの新NISA、iDeCo活用術」

「NISAは儲かった時だけお得な仕組みで、損した時は課税口座より不利」

「新NISA活用のファイナルアンサーは可能な限り早く枠を埋めること」

2024年よりはじまる新NISAの関連書籍は、今や100冊を超えるとも言われています。

あいろん

わたしが読んだだけでも10冊以上ありました(笑)

そると

今回の参考書籍は、パパが読んだ中で1番面白くて役立つ本だったんだよね♪

「間違いだらけの新NISA、iDeCo活用術」「読者がモヤモヤしていること」を「新NISAに関するよくある間違い」と言い換えて、わかりやすく説明してくれています。

  • 現在の資産をどうするか
  • 相場が下がりそうなときはどうするか
  • 成長投資枠はどう活用するか
  • 世代別に変わる考え方をどうとらえるか
あいろん

上記のように、誰もが気になっているけどモヤモヤする新NISAの考え方。

中々良質な意見が網羅されている本がありませんでした。

それがこの1冊に凝縮されています。

そると

この記事では、その中でも特にパパが重要だと感じたポイントを3つ紹介するよ♪

新NISA活用にあたって知っておきたい3つの事実

新NISA活用にあたって知っておきたい3つの事実
  1. 特定口座の「含み益あり」は乗り換えがベター
  2. 海外転勤は要注意
  3. 高配当銘柄は「配当の分だけ株価が伸び悩む」リスクを受け入れる

①特定口座の「含み益あり」は乗り換えがベター

新NISAにおいては、下記の状況で悩んでいる人が多いです。

  • 360万円も新たに投資できない
  • 課税口座の株式や投資信託を売却すれば乗り換えは可能
あいろん嫁

「現在の資産をどう考えるか」というポイントはとても重要ですよね。

上記のようなモヤモヤに対して、本書は下記の通り定義づけてくれています。

  • つみたてNISAは「原則保有」
  • 課税口座で含み益ありは「乗り換え推奨」
  • 課税口座で含み益なしは「原則そのまま保有」
あいろん

表現は色んなケースを含んでいるので少し違いますが、大体上記の3つに分けられます。

そると

特に重要なのは、特定口座などの課税口座で含み益がある場合は「乗り換えした方が良い」ということだね♪

あいろん嫁

パパのように、ある程度株式保有があって含み益も出ている場合は、乗り換えも含めて最速5年で1800万円埋めちゃった方が効率的だということがわかるね。

②海外転勤は要注意

「細かくみればわかるが、あまり知られていない落とし穴」というのはどんな制度にも存在するものです。

NISAはとても便利な制度ですが、下記のような利用条件はあまり知られていません。

NISA利用条件

「日本に居住している」18歳以上の人

あいろん嫁

パパは海外転勤の可能性もあるけど、そしたら使えなくなっちゃうんだね!びっくり。

あいろん

証券会社に「継続適用届書」を提出すると、買付はできないけど5年後まではNISA口座はそのままにしてくれるんだって。

そると

上記の対応が出来ない証券会社もあるらしいので、要注意です!

パパは海外転勤になったら、現在のポートフォリオも含めて色々見直さなきゃいけないんだね。

今わかってよかったね。

「海外転勤の可能性がある」サラリーマンにとっては、事前の準備が大切です。

③高配当銘柄は「配当の分だけ株価が伸び悩む」リスクを受け入れる

そると

パパは昨年くらいからポートフォリオに高配当銘柄を組み込むようになって、色んな記事で紹介しているよね。

あいろん

パパは「今の生活を少しだけ豊かにする」高配当株投資は大好きだし、自分でもやっているよ。

ただ、どちらかというと今回の書籍は高配当株投資について一歩引いた目線で見ているね。

本書において新NISAの「成長投資枠」の活用として、高配当株にも言及しています。

  • 高配当銘柄は業績や株価指標の定期吟味するのがマストである
  • 投資のトータルリターンは「配当+株価の変化率」という基本を忘れない
  • 高配当株は「たくさん取り崩せば残る資産がそれだけ減る」という意味で株価が伸び悩むことがある。それは本質的にはインデックスファンドを取り崩しているのと変わらない
  • 「高配当の分だけ株価が下がる」という意識を忘れない
あいろん

パパは「今の生活を少しだけ豊かにする」高配当株投資は大好きだし、自分でもやっているよ。

ただ、どちらかというと今回の書籍は高配当株投資について一歩引いた目線で見ているね。

そると

グロース株みたいに2倍、3倍にはならないしインデックス投資みたいに右肩上がりの勝算があるわけでもないんだよね。

そういう意味では少し難易度高めだね。

あいろん嫁

パパは株式投資が大好きで業績や株価、ビジネスモデルを見るのが苦にならないので、高配当株投資が合っていると思います。

一方であまり投資に興味がない人はインデックスファンドの方が無難だとパパも考えています。

新NISAとiDeCoの併用について

本書では、新NISAと並行して取り扱われることの多い「iDeCo」についても下記のように解説しています。

  • 大前提として、iDeCoは「年金」であり、老後に備えるものであること(原則60歳まで受け取れない)
  • iDeCoは掛け金を掛けた時点で節税メリットを受けられるもの
そると

パパはiDeCoとNISA、どっちもやってるんでしょ?

あいろん

どっちも満額やってるよ。

基本的に併用できる余裕資金のある人はどちらもやれば、その分節税メリットは大きいと言われているね。

あいろん嫁

パパはiDeCo分に関しては完全に「最初からないもの」として引き落としている感じです。

逆に余裕資金が十分でない場合は、iDeCoは使わずにNISAだけにしておいた方が無難です。

ただし、本書では「年金の一種であるiDeCoと NISAは利点が違う」と言及しており、できるだけ両方使うべきと結論づけています。

そると

最終的な判断は自分で行うとしても、その判断の目安になる情報を1冊で読めるのはありがたいね♪

ラップアップ

今回は「新NISAとiDeCoの併用」についておすすめの書籍をもとに解説していきました。

流行や他人の意見に流されず、良質な書籍から情報を得て自己判断するのはとても重要です。

ぜひ参考にしてみてください。

最後に一言。

そると

パパは嬉しそうに色々悩みながら、半年かけて新NISAのポートフォリオを完成させてました…

それではまた!

ABOUT ME
あいろん
30代半ばのサラリーマン。 大学卒業後、中堅メーカーに就職。 現在は、大手IT系企業に勤務。 プライベートでは1児の父。 娘のそるとちゃんを溺愛しています。 仕事・投資・その他マネーハック的な記事含め書いています。 FIREは目指していますが、働くのが苦でない系サラリーマンです。
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