書評

【現実的】50代でセミリタイアは現実的!参考にしたい考え方3選

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そると

パパは将来的にサラリーマンを辞めて、起業しようと思っているんだよね。

何歳くらいに考えているの?

あいろん

40歳を区切りとして考えているよ。

ただ遅くとも50代には達成したいなぁ。

長めに働いた方が年金ももらえそうだし(笑)

50代でセミリタイアを目指している人に参考になる本を紹介するよ。

そると

ずいぶん保守的だね。

でもリアルな線だもんね。

しっかり教えてくださいな♪

こんにちは!FIREと名がつく書籍に惹かれがちな男、あいろん(@iron_money)です(笑)

この記事は、こんな方に向けて書いています。

  • 会社員
  • 50代までにセミリタイアしたい
  • FIREを目指す気概がある
  • FIREの目標年齢を決めかねている
  • FIREした後の支払いなど、シミュレーションを細かく行いたい

結論としては、下記になります。

  • キーワードは「稼ぐ、節約する、増やす」
  • 4%ルールには粗さが残る
  • 生活費の25倍貯めたからFIREという発想の持つ危うさについて
  • FIRE後の必要支出やシミュレーションを具体的に記載してある
  • FIRE本としては保守的な思考スタイル

それでは早速行ってみましょう!

今回の参考書籍:日本版FIRE超入門

あいろん

今回は2021年発売の「普通の会社員にもできる日本版FIRE超入門」を読んでみて、参考になった点とならなかった点含め、率直にご紹介します。

本書は、下記を基に構成しています。

  • 会社員(サラリーマン)が
  • 経済的自由(financial independence)を
  • 定年より早期に達成する(early retirement)

また、リタイア年齢についても下記3パターンで話が展開されます。

  • 40代でのFIRE
  • 50代でのFIRE
  • 60歳でのFIRE(プチFIREと書籍内では呼ばれています)
あいろん嫁

他のFIRE本に比べて、かなり保守的に年齢を重ねてからのFIREを推奨しているね。

あいろん

そうだね。

良く言うと「現実的」悪く言うと「夢がない」内容かな(笑)

そると

パパ的には、サラリーマンからのFIREとしてはリアルな線だと思うと納得していました。

アプローチ的には、下記となります。

FIREへのアプローチ
  • まず65歳まで働かずにマイナス5歳の「プチFIRE」を確実にする
  • 余裕があれば50代、40代とFIRE時期を早めるチャレンジしていく
あいろん

本書は、FIREというよりはリタイアの指南書と考えるべきです。

一読の価値はある内容です。

FIREのキホン

FIREをするにあたって、重要指標として下記があります。

「資産から年間4%の収益を得て取り崩す」

4%ルールがあります。

あいろん

資産の4%を取り崩しながら生活しても、資産は減らない可能性が高い。

トリニティ大学の研究により明らかにされています。

そのための戦略は下記だと、筆者は主張しています。

  • 年収をもっと増やす
  • ムダな支出を減らす
  • できるだけ高利回りで増やす
あいろん

上記のくだりは、他のFIRE本でも紹介されています。

あいろん嫁

現代において、サラリーマンFIREを目指すのであれば転職は必須知識だとパパは考えています。

稼ぐ

本書において、「生涯獲得収入の面積を広げる」ことに重点を置いて解説しています。

あいろん

「副業」にもふれていますが、どちらかというと「本業」での収入アップとして転職について多めに言及しています。

平均年収が高い会社に移ることによる年収アップは、サラリーマンのもっとも現実的な「稼ぎを増やす」手段です。

そると

実際にパパが以前勤めていた会社でも、下記のような意見が多かったそうだよ。

  • 上のポジションがつかえていて昇進できない
  • 若い層が定着しない(現状維持のポジション)


そして極めつけに大きい仕事をやり遂げた際には、下記のように言われました。

「周囲と比べ、最大限の評価をしている」

それでも賃金はほとんど変わりません。

このような日系企業においては、従業員から会社を評価する必要があります。

あいろん

ママに転職の相談をしたとき、「パパは自分のことを適切に評価してくれる会社にいった方が良いよ。そんなの当たり前じゃん。悩む必要ないよ」と言われたのが印象に残っています。

会社規模や体力的に平均賃金が高い会社に移ることは、プロ野球選手がFA権(フリーエージェント)を行使して強豪チームに移籍することと同じ。

あいろん嫁

経済合理性の観点から考えれば当然なのに、サラリーマンだと意外と出来ないんですよね。

パパも悩んでいました。

また、書籍内に「年収が高くて働きがいもある職場は意外に見つかる」という項目があります。

そると

パパも「年収がアップした」以外に、転職は下記の副次効果をもたらしてくれました。

転職の副次効果
  • 仕事のスケールが大きい(やりがい向上)
  • 同僚に同じ価値観の人間が多い(良好な人間関係)
  • メリハリのある働き方(労働条件向上)

転職に関しては一度条件を良くすれば、次は「さらに良い条件」だけを目指していけます。

あいろん

わたしもこの先の転職を視野に入れています。

2〜3社かけてのキャリアアップはもっとメジャーになっていきそうです。

節約する

FIREを目指すにあたり必ず避けては通れないのが「節約」です。

本書には、金融広報委員会の調査で貯蓄割合は手取りの「13%」が平均と記載があります。

実際の中央値は平均より下がるのが一般的なので、手取りの10%以下の貯蓄の人が多いでしょう。

あいろん

名著「バビロンの大富豪」で黄金の教えとされている「収入の10分の1を貯蓄に回す」というアイデアは実践できている人の方が少なそうです。

また、著者の山崎氏がファイナンシャルプランナーとしてアドバイスするときは、「25%」を超えての貯蓄は十分すぎると伝えるそうです。

しかしながら、FIREを志すには25%ではまだ物足りないとも意見しています。

※年収の25%=手取り額の35%程度

具体的には、下記のような貯蓄率を指南しています。

  • 年収を25%以上貯蓄に回しても大丈夫なくらいにする
  • 衣食住の固定費の削減をする
あいろん

わたしも上記には同意です。

「衣」はファストファッションでも、おしゃれを楽しめる時代です。

あいろん嫁

わたしも昔は良くセレクトショップで購入していましたが、現在はもっぱらユニクロやGUに頼ることが多くなりました。

「食」も贅沢をせずとも美味しい食材を頂けます。

しかしながら本書にも記載ある通り、統計的には2人以上の世帯で月あたり8万円の食費がかかっています。

あいろん

節約で食費を大きく減らすのは、結構難しいと考えています。

「住」に関しては、あいろんはサラリーマンなら借上社宅をすすめます。

本書では、住宅は月収の20%以下を理想という記載があります。

借上社宅なら生活満足度は下がらず、月収の10%以下で住めるケースも珍しくありません。

あいろん嫁

実際にわが家は月収の10%以下で都内の良い物件に住ませてもらっています♪

あいろん

年収700〜800万円(手取りが550万〜600万くらい)だと仮定すると、借り上げ社宅にさえ住めれば貯蓄率50%以上が見えてきます。

そると

パパが資産を一気に増やせた要因は、「家賃を極端に減らせたこと」だと考えているそうだよ。

増やす

本書は、資産を増やすための「資産運用」について手堅いスタンスです。

前述の「年収増」「徹底的な節約」さえ出来てしまえば、過剰なリスクをとらずともFIREできると著者は主張しています。

そしておすすめはインデックスファンド…いう流れは、大体の資産運用本と共通しています。

本書の投資で「増やす」行為、及びインデックスファンド投資についての要旨は下記の通りです。

インデックスファンド投資について
  • 手数料は低い商品を選ぶ
  • 長期積立で年利4〜6%は運用利回りが取れる
  • インデックスファンドはバランス型ファンドがおすすめ
  • iDeCoとNISAは活用するべし
  • 投資家の多くはリスク愛好家が多く、自信過剰でインデックスより高いリスクを取りたい人が多い
  • 個別株やFXなどおすすめしない
あいろん

わたしも概ね同意できますが、2点意見の相違がありました。

まず1点目。

すすめているインデックスファンドが「バランス型ファンド」であることには疑問符がつきます。

あいろん嫁

バランス型は、債券やコモディティなど株以外の資産にも投資することになるんだよね。

リスクを分散したつもりが、株式のリターンを引き下げてしまう可能性もあるからね。

名著「ウォール街のランダム・ウォーカー」では、株式の標準偏差は15年を超えるとプラスになってくる統計結果を説いています。

あいろん

上記前提をベースに考えると、バランス型ファンドは最適解とは言い難いです。

バランス型ファンドは、どんな経済事情でも「ビリは絶対とらないけど一位にも絶対ならない」特徴の商品です。

そると

パパは著者がFPだから、「FPの立場としてはすすめやすい商品なんだろうなぁ」と言っていました。

2点目の「個別株やFXはおすすめしない」について、個別株とFXを一緒にするのはナンセンスと感じました。

あいろん

ただし、投資家はリスク愛好家で自信過剰という点には納得です(笑)

あいろん嫁

本書でも「時間効率的におすすめしない」だけであり、部分的に組み入れることは問題ないと書いてあるもんね。

大事なのは、リスクを取りすぎないことです。

そると

個別株でも、高配当株は比較的とっつきやすいからサテライト資産としてはありだよね♪

パパも大好きな投資法です。

FIREに必要な基礎知識

本書ではFIRE後の具体的な項目について、下記の通り述べています。

FIRE後の問題
  • FIRE後もかかる費用→国民年金保険料、国民健康保険保険料、介護保険料
  • 家や保険はどうする
  • 子どもや家族はどうする
  • 標準的な2人分の年金は大卒初任給程度

本書はFIREというよりは年金に関しての話題が多いのが特徴です。

あいろん

サラリーマンは控除されている金額について疎い場合も多いでしょう。

確認も兼ねて一読しておくとためになる内容が多くありました。

FIREのシミュレーション

最後に、本書において紹介していた3つのFIREパターン別での必要額が記載されています。

FIREパターン別での必要額
  • プチFIRE(60歳から)・・・4,000万円(生活費400万円×5年、老後2,000万円)
  • 50歳代FIRE・・・6,000〜7,000万円
  • 40歳代FIRE・・・8,000万円〜1億円

※前提は、下記とする

  • インデックス投資で年利4%を得る
  • 早期に年収を600万〜1,000万に到達させる
  • 貯蓄率は50%以上
あいろん

贅沢せず、最低限の生活だけで良ければ1億円前後でリタイアできるというのはFIREの考え方です。

そると

パパ的には、30代から資産形成していれば50代でのFIREは資産額的に現実的だと考えているそうだよ♪

ラップアップ

今回は「普通の会社員にもできる日本版FIRE超入門」を紹介しました。

やや保守的なスタイルではありながら、年金や各種控除の話も含めて勉強になります。

FIREを目指す方は、復習がてら読んでみて間違いない内容といえます。

最後に一言。

あいろん

FIREは目指す過程こそ面白い。

50代でのFIREを目指すくらいでちょうどいいです。

それではまた!

ABOUT ME
あいろん
30代半ばのサラリーマン。 大学卒業後、中堅メーカーに就職。 現在は、大手IT系企業に勤務。 プライベートでは1児の父。 娘のそるとちゃんを溺愛しています。 仕事・投資・その他マネーハック的な記事含め書いています。 FIREは目指していますが、働くのが苦でない系サラリーマンです。
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