(思考を整理してプロジェクトペーパーに書き出し中)
パパっていっつもその紙に何か書いてるよね〜。
お絵描き好きなの?
お絵描きか、たしかにそうかもね(笑)
これが1番早いし頭がスッキリするんだよね。
仕事でもよく使ってるよ。
じゃあ今度、みんなに「パパはお絵描きが仕事なんだよ」って言っておくね!
(なんか違うけどまぁ良いか…)
こんにちは!プロジェクトペーパー愛用歴が10年を越したあいろんです。
今回は、「ワンランク仕事が出来るようになるビジネス道具」として、プロジェクトペーパーをご紹介します。
あいろんは現在、紙のノートは普段携帯していません。ノートPCとプロジェクトペーパーだけを持っていますが、全く困っていません。
この記事はこんな方に向けて書いています。
結論としては、下記になります。
それでは早速いってみましょう!
プロジェクトペーパーとは
「プロジェクトペーパー」は日本の文具メーカーのオキナが1983年より販売している、知る人ぞ知る大ベストセラー商品です。
商品としては「方眼紙」というジャンルに分類されています。
方眼紙はあらかじめマス目が印刷されている紙であり、本来はグラフや工作、設計図作成に便利とされている商品です。
しかしながら、近年では方眼ノートをはじめとして、プロジェクトペーパーのような方眼紙をビジネスシーンで活用する人も増えてきました。きっちりと罫線が引かれているのに、さながら無地の紙のようにも使える柔軟性が魅力です。
プロジェクトペーパーの特徴としては、下記が挙げられます。
5mm方眼のサイズバリエーションと価格は下記の通りです。※価格は全て税抜
5mm方眼以外にも、「10mm方眼」「10mm横罫」のタイプがあり、好みに応じて選べます。
初めて使う人や何が良いかわからない人は1番汎用的に使いやすい「5mm方眼×A4サイズ」をまずは使ってみるのが良いでしょう。
使用頻度にもよりますが、1枚/日だと月間20営業日ベースで5ヶ月使えます!
私は持ち歩くのが面倒なので会社のデスク、カバン、家、それぞれにプロジェクトペーパーとサインペンを常備しています。
コンサルタントも愛用している「プロジェクトペーパー」の使い心地
あいろんはビジネスシーンにおいて10年以上「プロジェクトペーパー」を愛用していますが、仕事の出来るコンサルタントがプロジェクトペーパーを駆使してタスクをすすめている光景を目の当たりにしたことが使い始めのきっかけです。
とあるプロジェクトで過去に一緒に仕事をする事になった優秀なコンサルタントのAさん。彼の仕事ぶりには感銘を受けましたが、中でも「アウトプット」が抜群に上手でした。そして会議の議事やインプットをアウトプットに変換する際、プロジェクトペーパーを活用していました。
当時のあいろんは、「なんとなく社会人だからノートくらい持っておかないと」という世界で1番浅はかな理由で(笑)、会議や打ち合わせ時はA5サイズの安いノートを携えて臨んでいました。
当時のノートに求めるのは「打ち合わせの内容の備忘録」のみ。
具体的には下記のような状況でした。
上記は今考えると「よくもこんな無策で仕事していたなぁ」と思うわけですが(笑)、当時は他のやり方も知らず、不便とも思わず仕事をしていました。完全に若気の至りです。
そんな時、社内のプロジェクトでチームに入ってくれた某超有名コンサルタント会社所属で、非常に優秀なAさんが愛用していたのが「プロジェクトペーパー」でした。
Aさんは「議論に必要な箇条書き」や「その場で出たアイデアの整理」、果ては「作成予定の資料のイメージ」までその場でさっと書き上げイメージを共有してくれました。
Aさんにプロジェクトペーパーの使い方について尋ねた時、言われた言葉が印象的で耳に残っています。
常に状況が変化するプロジェクトでアウトプットを最速でやろうと思ったら、プロジェクトペーパーが1番便利なんです。
PCも良いですが手書きの即効性には及びません。
ペンの走り心地と書きやすさが気に入っています。
上記は学生気分でノートを取る=インプットと捉えていた当時のあいろんにとって、仕事とは「アウトプット」で評価されるという事実に気付かされた瞬間でした。
詳しく聞いてみると、上記のポイントが「コンサルタント」に愛される所以だそうです。
実際その後一緒に仕事をしたコンサル界隈の人たちも、プロジェクトペーパーの使用率が非常に高かったことには驚きました。
コンサルタントは「顧客の状況や要望を整理して、より良い方向に導く」アウトプットが仕事です。
どんな仕事にも例外なくアウトプットはつきまといます。コンサルタントが愛用している事実はプロジェクトペーパーの使いやすさを示している証拠になります。
この間おうちに遊びに来たパパの部下は、パパの真似をしてプロジェクトペーパーを使っていると言っていたね!
一緒に仕事をする人には「私もプロジェクトペーパー始めました」とよく言われるよ。
数十人はファンにしたかな(笑)
社会人におすすめするノートの条件
あいろんは前述の通り「プロジェクトペーパー」をノート代わりに使用しています。ノートを持たずとも十分に代替できるポテンシャルがプロジェクトペーパーにはあります。
まずは「社会人」にとってのノートの定義から考えていきましょう。
前提として、ノートを使用するケースが多いであろう「学生」と「社会人」それぞれの違いは下記の通りです。
- 「一方通行コミュニケーション」が多い
- 授業、自主学習など
- 「双方向コミュニケーション」が多い
- 打ち合わせ、会議、思考のアウトプット
上記のように、社会人は「正解がない」前提で思考を集約・発散する作業が多く発生します。学生のように「勉強する」ノリではいけないわけです。
上記より、あいろんが考えるノートに求める定義は下記の通りです。
そして上記を実現するために、ノートに求める性能は下記になります。
要約すると、下記のようなイメージです。
そして上記の条件を「プロジェクトペーパー」は満たしてくれています。
書き損じても破いて捨てれば良いだけだし、どんどん書き直せるのがGOODです。
ノートだとなんとなく「ちゃんと書かないともったいない」というパパみたいな考えの人にはおすすめです♪
プロジェクトペーパーのデメリット
さて、ここからは「プロジェクトペーパーのデメリット」についても紹介します。
あいろんが10年利用した上でデメリットに挙げるとすれば、下記2点になります。
割高に感じる(コスト面)
まずは、コストについてです。
- 100均で買える(ノート、方眼紙とも)
- 別に対してメモなんてとらないので裏紙で十分
- PCがノート代わり
多様な選択肢が生まれている昨今、上記のようにノートを持つ習慣がない人も多いでしょう。
こんな人にとって、プロジェクトペーパーは割高に感じるデメリットがあります。
一度使ってみてまとめ買いをする時などは安く買える選択肢が増えますので参考にしてみてください。
重い(100枚入)
こちらもシンプルにデメリットです。
5mm方眼×A4×100枚入
重量は458gです。
これが大体どれくらいかと言うと、ちょうどサッカーボールくらいの重さです(笑)
案外ずっしり来ます。
これに対する対策と言うほどではないですが、あいろんはプロジェクトペーパー以外にマルマン社の「レポートパッド」という方眼紙もたまに使います。
こちらは同じ5mm方眼×A4サイズ×50枚入で重量が259gのため、小さめのリンゴくらいの重さです(笑)
但しこのレポートパッドは「水性マーカーが滲みやすい」という欠点があるため、個人的にはプロジェクトペーパーの方が書き心地に軍配が上がります。
あくまでレポートパッドは他で荷物がパンパンの時などにたまに使う程度のスーパーサブです。
上記2点のデメリットは、プロジェクトペーパーが持つ「書きやすさ」「汎用性」「思考整理補助」のメリットには遠く及ばないため、あいろんはプロジェクトペーパーを愛用し続けています。
Evernoteとのデジタルアナログ併用術
前述の通りあいろんはプロジェクトペーパーを愛用していますが、同時にメモアプリ「Evernote」のヘビーユーザーでもあります。
そんな「Evernote」とプロジェクトペーパーの相性は最高です。参考までに紹介します。
手順としては、下記3点のみになります。
上記を実行すると、Evernoteから「キーワード検索」で自由自在に見返す事が可能になります。
「プロジェクトペーパー」「水性マーカー」「Evernote」
上記3点セットをあいろんは「3種の神器」と勝手に呼んでいます(笑)
3種の神器があれば、下記が可能になります。
これはシンプルですが仕事効率が格段に上がりますので、興味がある方は是非試してみてください。Evernoteは無料版もありますので最初は無料版からで十分です。
個人的にデジタルとアナログはやはり相互に補完し合うのがベストです。
Evernoteは単体でも便利ですがプロジェクトペーパーとの相性は抜群だと思っています。
ラップアップ
今回は「ワンランク仕事が出来るようになるビジネス道具」として、プロジェクトペーパーをご紹介しました。
少しでも仕事の効率が上がる一助になれば幸いです。
最後に一言。
紙にペンで書き出す、そのアナログな方法がデジタルツールに勝る事もある。
それではまた!