パパ、日本株には保有すると優待品がもらえる「株主優待」という制度があるんだよね。
自社製品やクオカード、カタログギフトなど会社によって特徴があるんだよ。
優待品をもらいながら長期投資している人もいるくらいだよ。
パパは「株主優待はあくまでおまけ」と考えてるけど、そうはいっても毎年楽しみにしているものも多いよね(笑)
へぇー。
それじゃ、パパがリアルにもらって嬉しいと思っている株主優待株を教えてください♪
こんにちは!株主優待は投資のおまけと思いつつ、いざ届くと喜んでいるあいろん(@iron_money)です。
今回は株主優待があって「投資対象としても魅力的」な5つの企業をご紹介します。
この記事は、こんな方に向けて書いています。
結論としては、下記になります。
それでは早速いってみましょう!
「優待株専用の雑誌」はスクリーニング向き
パパ、早速だけど壁にぶち当たったよ。
株主優待制度のある企業を探すのがめんどくさい!やり方がわからないよ〜!
そうだよね(笑)
株主優待制度は最近廃止している企業も多いからね。
探し方は色々あるけど、パパはたまに雑誌から情報収集したりしているよ。
「ダイヤモンドザイ」や「日経マネー」などの雑誌でも良く特集が組まれているし、年に何回かは株主優待専門の雑誌が発行されているよね。
そうそう。
パパも資金に余裕が出来て投資対象を広げたいと思った時には、情報収集したりするよ。
優待株投資は、下記の手順の繰り返しです。
- 雑誌から気になる銘柄をピックアップ
- 上記銘柄をスクリーニングして、投資対象になりそうな銘柄だけを抽出
- 購入したい株価を決定する
- 保有後は業績や配当に変化がないかウォッチする
基本的にパパが好きな「高配当株投資」の延長線上という感じだね。
その通り!
高配当株より「遊び」の要素が強いので、優待にこだわりすぎない方が無難です。
パパは今回、下記の雑誌をもとに情報をアップデートしました。
興味があったら参考にしてみてね♪
あいろん流 優待投資のこだわり3選
- 事業内容に興味関心を持てる
- 製品やカタログギフト重視
- 優待よりも配当に比重を置く
①事業内容に興味関心を持てる
一口に株主優待と言っても、色々な優待品があります。
自社製品やサービスの割引、株主限定商品の贈呈、カタログギフト、クオカードなどなど…
パパの考え方では、株主優待はおまけにすぎない。
「株主優待があるから投資する」はNGだそうだよ。
前述の通り、株主優待は本来の投資からすると限りなく「おまけ」に近い存在です。
株主優待は義務ではないので、企業の判断一つで簡単に廃止できます。
特に最近はオリックスやJTなど、高配当+優待ありの銘柄は優待廃止の流れがあります。
元々日本特有の制度だし、外国人投資家も多い現状では配当に注力する企業も増えてきました。
これはこれで真っ当な考え方です。
上記より、あいろんは「仮に優待がなくても投資対象に値する」かどうかの判断を推奨します。
わたしの場合は事業内容に興味があり「もしその会社で働けることになったら話を聞いてみたいか」を判断の軸にしています。
パパは逆に、雑誌とかで特集される「優待利回り」とかには全く興味がないんだって。
パパは雑誌をパラパラ見ながら「優待がお得!とか、優待利回りが高い!とか、投資対象はそういうことじゃないんだよな〜」といつもぼやいています(笑)
②製品やカタログギフト重視
前述の通り、株主優待はあくまで「おまけ」です。
しかし、おまけにもたくさんの楽しみ方があるのは株主優待の利点です。
パパは金券類(クオカードや商品券etc)より、自社製品やカタログギフトなどの実物を好みます。
わたしが個人的に株主優待で嬉しいランキングは、下記になります。
- 限定商品や新商品、新サービスなどの先取り
- カタログギフト
- 自社商品、サービスの無料利用
- クオカードなどの金券
「クオカードに関しては、そんなの配るんだったら配当金に還元した方がよっぽどいい」とパパは考えているそうだよ。
優待なんておまけなんだから、配当金でスクリーニングに引っかかる方が重要。
長期的には海外投資家の資金も入ってくる可能性があるからね。
パパの優待で届く「カタログギフト」は家族会議で何にするか決めるので、毎回盛り上がっています♪
③優待よりも配当に比重を置く
「優待利回り〇〇%」
「優待も込みで利回りが高い」
優待株を探す時、上記のような文言をよく目にします。
大事なことなので繰り返します。
株主優待はおまけの制度にすぎません。
あくまでおまけなんだから、「株主優待がいいから投資する」は本末転倒です。
配当金を長年にわたりしっかり還元できているのか、業績や事業内容は期待できるかの指標の方が重要です。
パパはあくまで「高配当株の中で、優待もあればラッキー」というくらいの感覚なんだね。
次からはいよいよ、パパがリアルに選んだ「高配当かつ優待制度がある」銘柄を紹介します。
30代サラリーマンがリアルに選んだ「株主優待」おすすめ5選
- KDDI(9433)
- 全国保証(7164)
- ヒューリック(3003)
- キリンHD(2503)
- 大塚HD(4578)
※株価はすべて2024/5/10終値にて算出
①KDDI(9433)
KDDI(9433) | |
---|---|
株価 | 4,310円 |
株主優待必要金額 | 100株 43万円 |
予想配当 | 140円 |
配当利回り | 3.24% |
優待利回り | 0.5%程度(100株) |
優待品 | 2,000円相当の自社サービス特典から選択(Pontaポイント、au PAYマーケットなど) ※保有期間1年以上の株主に贈呈。5年以上継続保有で3000円相当に |
業績の鉄壁さ、配当に対する企業姿勢、優待品「カタログギフト」の豪華さ。
今までケチのつけようがなかった通信セクターNo. 2、それがKDDI(9433)です。
しかしながら25年度より株主優待の変更が発表され、波紋を呼びました。
株主優待がカタログギフトじゃなくなったのは残念だけど、パパ的には「Pontaポイントにして日常利用で使うだけだから、問題はない」と割り切っていました。
優待よりも事業が安定していて、配当金が永続的に出る方がよっぽど重要なんだね。
そうそう。
通信業界のNo.2であるKDDIは高い参入障壁が特徴です。
個人投資家でも安心して買えるほどの事業安定性が持ち味で、優待のカタログギフトがなくても投資に値するレベルです。
上記のような「優待の変更」は突然訪れるので、優待品だけで投資するのは危険です。
納得してから投資するようにしましょう。
②全国保証(7164)
全国保証(7164) | ||
---|---|---|
株価 | 5,668円 | |
株主優待必要金額 | 100株 57万円 | |
予想配当 | 197円 | |
配当利回り | 3.47% | |
優待利回り | 0.8%程度(1年以上保有の場合) | |
優待品 | クオカードorカタログギフト | 100株(1年未満) クオカード3,000円 |
100株(1年以上) クオカードorカタログギフト 5,000円 |
全国保証(7164)は住宅ローン保証の最大手で、個人投資家の間では超有名・優良企業です。
100株+長期保有で1番旨みが出るタイプの銘柄です。
こういう銘柄は株価下落時もホールドしやすいので初心者におすすめです。
日本には年2回の配当出し企業が多いですが、全国保証は年1回の配当だからまとめて振り込まれます。
パパは6月は配当金が多いので、嬉しそうにしてるよ。
事業内容的にも倒産や極端な業績下落は考えづらく、長期でじっくり保有しながら配当と優待を楽しめる。
全国保証は「優待株」の優等生銘柄と言えるでしょう。
③ヒューリック(3003)
ヒューリック(3003) | |
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株価 | 1,509円 |
株主優待必要金額 | 300株 45万円 |
予想配当 | 52円 |
配当利回り | 3.5% |
優待利回り | 1.3%程度 |
優待品 | カタログギフト ※2年以上の継続保有条件で6,000円相当の贈呈 |
ヒューリック(3003)は不動産開発を展開しているディベロッパー企業です。
平均年収が抜群に高いことでも、良く知られています。
ヒューリックは「東京一極集中」戦略で大幅な増収増益を繰り返しています。
日本の有力企業のオフィス事業は安定しているので、パパ的には「不動産セクターの中では持ちやすい株」だそうです。
300株+長期保有で6,000円相当のカタログギフトを楽しみながら、毎期の配当金を得る。
これがパパ流の「ヒューリック投資」だそうだよ。
④キリンHD(2503)
キリンHD(2503) | ||
---|---|---|
株価 | 2,297円 | |
株主優待必要金額 | 100株 23万円 | |
予想配当 | 71円 | |
配当利回り | 3.1% | |
優待利回り | 0.5%程度 | |
優待品 | 自社製品(ビール・飲み物) 100株以上…1,000円相当 1,000株以上…3,000円相当 |
ディフェンシブ銘柄の食品セクターは、自社製品の株主優待が多いのが特徴です。
そんな中でも、ビール類シェア国内首位級のキリンHD(2503)は投資妙味がある銘柄です。
優待品はビールだと「一番搾り」「スプリングバレー」飲み物だと「午後の紅茶」「生茶」「キリンレモン」などが入ってるよ♪
キリンHDは平均年収も942万円と優秀な人材が豊富で、近年は健康経営に注力しているのも特徴です。
伸びしろを感じます。
パパは、中長期的には株価上昇のキャピタルゲインも含めて見込めると考えています。
増配株としても注目しています。
株主優待品で届く「午後の紅茶」や「一番搾り」は特別美味しいね〜と言いながら、毎年家族で飲んでいるよ♪
⑤大塚HD(4578)
大塚HD(4578) | |
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株価 | 6,586円 |
株主優待必要金額 | 100株 66万円 |
予想配当 | 120円 |
配当利回り | 1.8% |
優待利回り | 0.5%程度 |
優待品 | 自社製品詰め合わせ 100株以上3,000円相当 |
大塚HD(4578)は国内製薬大手です。
「ポカリスエット」や「ボンカレー」など、消費者に馴染みが多い食品の取り扱いも多い企業です。
肝心の株価は23年の4,000円付近を底値に急激に上昇し、現在は6,500円を突き破り爆走中です。
株価が上がっているのでたまに利確しようかと考えたりもしますが、ポカリやボンカレー、オロナミンCなど製品が好きなので永久保有の予定です。
腰が重かった増配も今期表明したし、今後に期待が持てる銘柄です。
2024年度の株主優待はこんな感じでした!
豪華だし100株を目指してコツコツ買い増す楽しみもある銘柄だね♪
ラップアップ
今回は「株主優待」があって投資対象としても魅力のある5つの企業をご紹介しました。
「高配当」+「株主優待」でカタログギフトを選ぶ楽しみをぜひ体感してみてください。
最後に一言。
上記で紹介している株主優待株は廃止にならない限り趣味と割り切って、一生長期保有する方針です。
それではまた!