パパ〜、本ばっかり読んでないでそるとと一緒に遊ぼうよ〜。
うん、ちょっと待ってね…
(ちょっとだけ読むつもりだったのが、面白すぎて一気に読んでしまっている)
もういい加減にしてよ!
「たぱぞう」なんて大っ嫌い!今後「たぱぞう」の本は禁止!
(たぱぞうさんすいません…面白すぎて一気読みしたら娘を敵に回してしまいました)
こんにちは!資産形成はVOOをコア資産としながら、高配当株でサテライト投資を行っているあいろんです。
今回はたぱぞう氏の書籍「米国株で始めるセミリタイア投資術」を読んで、非常に参考になる箇所が多かったので、資産形成期のサラリーマン目線で役立った部分を含め紹介します。
この記事はこんな方に向けて書いています。
特に参考になったポイントとしては、下記になります。
結論としては、下記になります。
それでは早速いってみましょう!
書籍概要
本書は40代前半でセミリタイアを達成した『たぱぞう』氏が様々な切り口から「セミリタイア」による経済的自由のための資産形成についてわかりやすく解説しています。
具体的には、下記のような構成になっています。
第1章
セミリタイアは「人生の選択肢を増やす」ものである客観的データやセミリタイアに関する必要情報を記載
第2章
筆者の体験を基にした、思考法やセミリタイア後の生活についての赤裸々な記載
第3章
ペーパーアセット投資において「米国株」をすすめる理由や長期目線でのリターンについて記載
第4章
株式以外のハードアセット(不動産等)について詳細情報やおすすめできる対象について記載
第5章
金融資産額別にセミリタイアのための具体的アクションプランや運用プランを記載
- 100万円〜500万円
- 500万円〜3,000万円
- 3,000万円〜5,000万円
- 5,000万円〜1億円
非常に骨太な構成になっていてどの章もめちゃくちゃ面白かったです。
パパは特に5章の金融資産別の運用プランが参考になるなぁって唸っていたよね。
「仕事」と「投資」の二本柱で人生を担保する
第1章にて、たぱぞう氏はセミリタイアとは「仕事」と「運用」の二本柱で生きていくこと、と述べています。
また同時に、勤務先に人生を委ねる時代は終わって「仕事」と「投資」で人生を担保することがこれから一般的になるであろうと言われています。
仕事と運用を二本柱で持つスタンスに関しては、大いに共感だなぁ。
パパは「仕事は重要だけど、絶対ではない」と常日頃言ってるもんね。
「仮に仕事を失っても運用という柱がある」事は、幸せに生きるためにめちゃくちゃ重要なポイントだよね。
特に下記のようなパターンは注意が必要です。
上記は二本柱のバランスが崩れてしまっている可能性があるので、投資と仕事の大切さを再確認するためにもこの第1章は必読です。
セミリタイアは結果論
第2章においてはたぱぞう氏の経験をベースにした話が多いですが、私が特に共感したのは下記になります。
上記に関しては100%真似するというよりは、良いと思った部分を抽出する程度で問題ありません。但し30代で様々な思いを巡らせる重要性や、睡眠についても触れているので個人的には納得する部分も多くありました。
セミリタイアは「目的」ではなく「手段」
「セミリタイアは目的ではなく手段である」
本内容は深く共感できました。
「FIRE」「セミリタイア」という言葉には、「労働からの解放」というニュアンスが含まれてしまいがちです。
しかしながらあいろんのように「仕事は好きだけどまずは経済的自由は目指すべき」すなわちFIを目指すビジネスマンにとって本書は参考になる内容が含まれていると感じました。
たぱぞうさんも、パパみたいに仕事が楽しくて充実しながらも資産を構築していく過程で違うことをやってみたくなったんだね。
パパもそうなるかな。
たぱぞうさんも「アイデアが沸く内に色々挑戦したいと思った」と語っているからその時が来たらだね。
コアは「VTI」サテライトは「QQQ」
本書は内容が具体的になる第3章以降はギアが一段階上がります。
逆に投資を全く行ったことがない初心者は、3章以降はかなり実践的なので少し読みづらさを感じるかもしれません。
米国株をすすめる内容や根拠については、投資を行う人間であれば「必須」に近い情報なので一般的な内容に終始している印象です。
但し本書で紹介されている、長期で見た時の平均リターン「4.8%」は1つのイメージとして非常に参考になる数字です。
長期での年あたりリターン4.8%は、どちらかというと少し保守的に見ている数字だと私は感じます。
本章で特筆すべきは、具体的な内容について触れた場面以降です。
コアの「VTI」「VOO」に関しては、米国経済にベットする考え方であり「まぁ、当然紹介するよね」という印象です。
あいろんが悩んでいた「サテライト投資」の部分に関しては、「QQQ」を中心に据えようとしていた自分の投資スタイルにたぱぞう氏が背中を押してくれたようで、自信がつきました(笑)
ナスダック(QQQ)に投資している人は必見です。
結局GAFAMが衰退しても次のユニコーン企業はQQQに組み込まれているハイテク企業から出てくると私は思って投資しています。
個別銘柄は「ビジネスモデル」を見て「長期保有」
たぱぞう氏が説く「個別株式の長期保有スタンス」に関して、個人的に納得できる部分が多分にありました。
私も現在、日米含め20銘柄を保有していますが、いずれもビジネスモデルに惚れての投資です。
株価チャートは年単位の長期目線で見ています。
また、注目度の高い銘柄についてもたぱぞう氏が解説してくれているので下記銘柄に投資している人は必見です。
- AMZN
- GOOG
- MSFT
- INTU
- MSCI
- CRM
- NOW
- WDAY
- VEEV
- DDOG
- VMW
- OKTA
- SNOW
うねりを取るための「ETFサテライト」投資
個人的に1番面白くてためになったのは第5章の「うねり取り」です。
「うねりを取るためのサテライト投資はETFが便利」という言葉には衝撃を受けました。
資産形成のベースを積立で行い、サテライト投資で相場の流れに乗って高リターンを叩き出し、全体の利回りをあげる。
上記はまさに、あいろんの投資スタイルの理想系になります。
しかし「言うは易し、行うは難し」を地でいくのがサテライト投資。
QQQを中心にサテライト運用する投資スタイルは難易度も低く、とっつき易いでしょう。
本書で取り上げられていた割合「コア8:サテライト2」についても多分に参考になります。
「資産のリバランスを行いたい」「コアサテライトを見直したい」という方には第5章は必見です。
ラップアップ
今回はたぱぞう氏著書「米国株で始めるセミリタイア投資術」について記事にしました。
上記のような方は、ストライクゾーンど真ん中な内容になっていますので是非読んでみてください!
最後に一言。
米国株ETFを検討しているあなたは、読む価値があると思うよ♪
10年後、自分もたぱぞう氏のように本を執筆出来るように粛々と頑張ろう…。
それではまた!