ねぇねぇ、パパはサラリーマンを辞めて独立しようとか思ったりしないの?
そうだなぁ、思わないことはないかな。
これから起業はするかもしれないししないかもしれない。
でも現段階ではサラリーマンが楽しいから辞めるつもりないよ。
向いてるんだと思う(笑)
パパは本当に楽しそうに仕事してるよね。
サラリーマンに向いている人はどんな特徴があるんだろう…
こんにちは!気づいたらすっかり中堅社員に差し掛かってきているあいろんです。
今回は「会社員として生きる」ために向いている人、いない人を見分ける質問について紹介します。
この記事はこんな方に向けて書いています。
結論としては、下記になります。
それでは早速いってみましょう!
今回の参考書籍:「会社員として生きる」
「会社員」「サラリーマン」という言葉からどんなイメージを持ちますか。
「自由な時間が少ない」
「上司、部下など人間関係がめんどう」
「年収が上がらない」
本書は上記を踏まえても「会社員は最高の働き方である」と主張している本です。
著者の石川和男氏は現役で会社員として働きながら、副業でセミナー講師や出版活動をしている「パラレル会社員」です。サラリーマンを辞めても生計を立てられる著者は「辞めるつもりはない」と言いきります。
著者は無収入の生活期間があり、「ただただ預金口座の残高が減っていく恐怖」を経験し、「毎月決まった額が振り込まれる本当の価値」に気づいたそうです。
しかしながら、一方で本書の面白いところは「会社で成果を出していないと居づらくなる」「会社員でい続けるには会社から求められる人材でい続ける必要がある」とはっきり物申している点です。
本書を読めば、本当の意味で会社員に向いているのかがすぐにわかります。特に判断が明確になる3つの指標を本記事では紹介します。
パパはこの本を読んで「自分はサラリーマンに向いている」と確信したらしいよ。
サラリーマンが向いている?向いていない?判断する3つの質問
- 会社は楽しい(居心地が良い)ですか?
- 自分の仕事(職種)は好きですか?誇りを持っていますか?
- 今の評価制度(成果報酬)に満足していますか?
①会社は楽しい(居心地が良い)ですか?
まずはじめの質問は、「居場所を上手く作れているか」が如実にわかります。
- 会社で成果を出していないと居づらくなる
- 会社から求められる人材は居心地が良くなる
そしてこの「成果」を上手くとらえられる人はサラリーマンに向いていると言えるでしょう。
成果は売上や原価削減などのわかりやすい数字があれば良いですが、指標がわかりにくい仕事をしている方も多いでしょう。
その場合はワークフローの構築や業務支援など、様々な角度から切り込みながら実績や成果を積み上げていきます。
上記をしっかりとアピール出来、かつ成果を認めさせる能力があるかないかが会社員として居心地の良さを作る上では重要な分かれ道になります。
会社員生活を通じて「楽しく働いてる」人で「評価が低い人」を見たことがありません。
やはり評価と仕事の楽しさは密接に関係していると感じます。
逆に会社に居づらくなる人は、個人や組織外での仕事を模索して別の才能を発揮した方がお互いにとっても良いのかもね。
②自分の仕事(職種)は好きですか?誇りを持っていますか?
「会社員は自分の仕事に集中できる」これは実はすごいメリットです。
仕事の領域を「狭く深く」設定できるのは実はサラリーマンならではでしょう。
例として少し挙げてみます。
- 決算書を作らなくて良い
- 給与計算もしなくて良い
- 仕事を取ってこなくて良い
- 商談をしなくても良い
上記はどちらも必要ですが、サラリーマンは分業されており上記を同時に行うケースはほぼないと思います。
私は営業畑で非常に得意分野ですが、経理や総務の仕事は正直苦痛で仕方ありません。
私が得意で好きなことに集中させてくれている会社には感謝しかありません。
逆に総務、経理、企画、営業などバランスよく1人でこなせるタイプの人は会社より個人で仕事した方が強みが活かせるよね。
③今の評価制度(成果報酬)に満足していますか?
「出世はしてもいいし、しなくてもいい」
本書は会社員でも成果を出すべきだと口酸っぱく説きますが、一方で「出世や役職にこだわりすぎるな」とも主張しています。
これは、あいろんも非常に同意できる部分です。
出世に関しては下記のような現実が待ち受けています。
基本的には「個人の意見は通りにくい」「成果を出せたのは会社のサポートやブランドあってこそ」という会社組織の特徴に納得出来るかどうかがサラリーマンに向いているかの最大のポイントになるでしょう。
最後に30代のあいろんが本書を読んで「ギクッ」とした内容を抜粋します。同じ気持ちになる30代の方は多いでしょう(笑)
30代になると、仕事ができる人は役職がつき、仕事で目に見える成果を挙げられるようになります。
しかしそこでダメな人は「自分の力」と勘違いします。
会社員が成果を出せたのは会社がチャンスやお金を与え、サポートしてくれたおかげです。それを理解せず成果を出せたのが「100%自分の力量」だと考えてしまうと危険です。
成果を総取りしたいのであれば、やはり「独立・起業すべき」というお話ですね。
「頑張っているのに報われない」と嘆くサラリーマンには耳が痛い話ですが、成果については認識すべき考え方です。
パパも若い頃は「全然わかってない」って会社を良く批判してたけど、ここ数年全く言わなくなったね。
大人になったのかな(笑)
サラリーマンが向いている人・向いていない人
上記の質問からあいろんが導き出したサラリーマンの「向いている」「向いていない」特徴は下記の通りです。
- 「会社に求め続けられる人材」になれる人
- 仕事の領域を「狭く深く」極めたい人
- 成果と上手に付き合える人
- 「会社にいづらい」環境を作る人
- 幅広い領域を仕事として捉えられる人
- 成果もリスクも全て自分で取りたい人
サラリーマンには良くも悪くも「要領良くこなす」スキルが求められます。
逆に何がなんでもこだわりたい人は独立/起業向きでしょう。
どちらが良いとか悪いじゃなくて、完全にタイプの問題だよね。
パパは案外こだわりのないタイプだからサラリーマンがハマっているのかな。
ラップアップ
今回は「会社員として生きる」ために向いている人、いない人を見分ける質問について紹介しました。
成果を出しつつ上手に社内外にその雰囲気を伝え、謙虚な姿勢を保ちつつ言いたいことを言う…そんな要領を求められるスキルの巧拙がサラリーマン人生を左右する気がしています。
最後に一言。
サラリーマンを極めるのも、案外楽ではないんです。
それではまた!