我が家の新NISAの投資方針が決まりました〜。
パパ、半年間以上悩んでいたけどついに決めたんだね♪
そうなんだよ。
色々悩んだんだけど、結局「全世界株とS&P500指数インデックスファンド」に5年で1800万円入れることにしたよ。
パパは「高配当株」だとか「ETF」も色々検討していたけど、結局現在の資産の大部分を占めるS&P500に落ち着いたのね。
パパみたいに色々知っている人は何を考え、どういう結論に至ったのか?その経緯を教えてください!
こんにちは!新NISAの投資対象を半年間、考え続けたあいろん(@iron_money)です。
今回は「我が家の新NISA投資戦略」についての考え方を記事にしていきます。
この記事は、こんな方に向けて書いています。
結論としては、下記になります。
それでは早速いってみましょう!
前提:あいろん一家の状況について
まずは、我が家のおかれている状況について整理しておきます。
- 年齢:30代前半
- 職業:会社員
- 家族構成:3人家族(妻、娘3歳)
- その他:片働き、都内在住
パパは都内に住んでいるサラリーマンとしては、平均的なステータスです。
年収も平均年収よりは高いし、総資産も人並にはあるけどFIREするには物足りないという感じだね。
ママもそるとちゃんも手厳しい(笑)でもあまり否定できません。
わたしは都内勤務のサラリーマンとしては一般的なロールモデルに近しいと思います。
そんな生活を繰り返していた2023年、新NISAの制度概要を聞いて心が躍りました。
新NISAについてはパパがこちらの記事で概要を解説しています♪
パパが新NISAの中で1番悩んだのは、「成長投資枠」の240万円分でした。
「つみたて投資枠」についてはオルカンにするかS&P500にするか決めるだけだったので問題なし。
「成長投資枠」については枠が大きくなった分「高配当株」「グロース株」も選択肢に入って悩ましかったのです。
主に新NISAの成長投資枠で候補になったのは下記です。
- NISAだと配当金が非課税になるため、受取配当金が大きくなる
- 240万円×5年分=1,200万円となり、年利4%の利回りで考えて年間で48万円(月4万円)相当の配当金が毎年受け取れる計算。もっとも投資のリターンが直接的に感じられる
- 銘柄と相場によっては株価のキャピタルゲインも得られる可能性がある(アクティブ投資)
- リスクは「株価下落」「成長が読みづらい」
- 株価が倍になるダブルバガー、10倍になるテンバガーを狙える手法
- 投資が成功した時のリターンの大きさはインデックスファンドや高配当株の比ではない
- キャピタルゲインの利益も非課税のため、数字が伸びやすい
- リスクは「急激な株価下落」「時勢の変化への対応」
- 長期的に右肩上がりになっている過去データがある
- 長期で見た時、平均で年利4〜7%とリターンが期待できる
- 配当再投資により複利を活かしやすい
- 「分散」が効いているので「長期」「積立」を組み合わせると投資の基本を踏襲できる
高配当株投資もグロース株投資も本質は「アクティブ投資」といって自分でタイミングを図って投資するものなんだ。
インデックスファンド(パッシブ運用)と本質から違うんだよね。
高配当株もグロース株もすごい魅力的だけど、パパは考え抜いた結果「自分は凡人である」という1つの悟りにたどりついたそうだよ(笑)
新NISA我が家の「鉄の投資戦略」3選
- 新NISAは興味より「ほったらかし」重視
- 特定口座からの移管も積極的に行う
- 新NISA枠を早々に埋めてから高配当株を「特定口座」で楽しむ
①新NISAは興味より「ほったらかし」重視
前述の通り、当初は様々な投資の選択肢を残しつつ検討していました。
しかしながら、上記には下記のようなリスクも伴います。
パパは今のところ仕事を辞める予定もないし、配当金も再投資に回しているのが現状です。
そう考えると今は配当益<資産の最大化という判断です。
パパは高配当株やグロース株に投資する方が楽しいけど、結局「ほったらかし」の方が増える可能性が高いからね〜と言っています。
もちろん、S&P500連動のインデックスファンドが右肩上がりになる保証なんてありません。
選択を誤る可能性もありますが、結局は自分の中での腹落ちが1番重要だと考えています。
②特定口座からの移管も積極的に行う
前述の通り、鉄の方針を決めたら後は淡々と実行するのみです。
インデックスファンドへ投資する以上、積立しながら運用する必要性を感じません。
それよりも市場リスクにさらす期間を増やした方が期待リターンは大きくなります。
「一括投資」と「積立投資」どちらの方が期待値が高くなるのかというお話だね。
パパの愛読書「敗者のゲーム」にはパパの投資方針へ大きく影響を及ぼす下記の言葉が書いています。
投資家は「稲妻が輝く瞬間に市場に居合わせなければならない」
上記方針のため、新NISAの枠は特定口座から移管してでも「さっさと埋めてほったらかす」
これがあいろんの投資方針となります。
③新NISA枠を早々に埋めてから高配当株を「特定口座」で楽しむ
パパのやり方だと、2024年が始まってから1ヶ月である程度新NISAの枠を埋めちゃうということだよね。
そうだね。クレカ積立分くらいは毎月の積立にするけど、残りの枠は全部1月中に埋めちゃう予定だよ。
その後は今までと同じく、特定口座で「高配当株投資」をコツコツと楽しむ予定だよ。
新NISAについてはインデックスファンドで埋める方針にしたものの、あいろんは高配当株を中心に「個別株投資」が大好きです。
大好きな投資に関してはコツコツと続けながら、資産の核となる新NISAはインデックスファンドで最速で埋める。
上記がパパがたどり着いた結論です。
合理主義者のパパらしいなぁと思いますが(笑)、遊びの部分を残した点は「本当に投資が趣味なんだね」と再認識させられました(笑)
パパのように投資を楽しんでいながら、長期的な資産形成を図りたい人には最適解なのかもしれないね♪
投資判断の役に立った参考書籍
- ①敗者のゲーム
- ②私の財産告白
- ③バビロンの大富豪
- ④お金の大学
前述の通り、今回の新NISAの結論に至るまでに半年かかりました(笑)
改めて読み直して、役立った書籍を紹介しておきます。
①敗者のゲーム
株式投資を「テニス」に例えている表現が秀逸な名著です。
特に下記のような「時間の魅力」についての記述は必ず知っておきたい項目です。
運用期間が長ければ長いほど、ポートフォリオ全体の収益率は平均収益率に近づく
②私の財産告白
「私の財産告白」は愛読書のうちの一冊ですが、特に高配当株投資がもたらす「キャッシュイン」について本当に今必要なのか?考えた時に参考になる言葉が多くありました。
本書は「二杯の天丼はうまく食えぬ」「四分の一天引き貯金法」など参考になる考え方がたくさんあります。
中でも、パパが特に好きで日々参考にしている言葉は下記なんだよね♪今の生活で満足しているのに、これ以上何を望むのか?という考え方だね。
自分の値打ちが銀もしくは銅でしかないのに、暮らしのほうは金にしたい。
金メッキでもいいから金に見せかけたい。
こういった虚栄心から多くの人が節倹できないのである。
銀はどうせ銀、銀なりに暮らせば良いのである。
さらに人生をより安全に、生活をより健全にしようとするならば、むしろ一歩を退いて、実力以下の銅なり、鉄なりの生活から出発していくべきではないだろうか。
③バビロンの大富豪
我が家において、新NISAをどのようなポジションに位置付けるか?考え直した時に本書は参考になりました。
本書は「黄金の七つ道具」という教訓が書いてありますが、わたしが今回改めて心に響いたのは下記の言葉です。
- 欲望に優先順位をつけよ
- 貯えた金に働かせよ
- 自分こそを最大の資本にせよ
パパはまだまだ働き続けるつもりだから、「貯えた金を最大限働かせる」長期的な資産の最大化を優先した方が良いという結論に至ったんだね♪
④お金の大学
お金にまつわる情報発信では国内最大級の「リベ大」の両学長の著書からは「高配当株投資はアクティブ投資」という内容を改めて認識しました。
「高配当株はアクティブ投資」「アクティブ投資はタイミング投資」という内容が非常にわかりやすく書籍にまとめられています。
「新NISAをインデックスファンドか高配当株で悩んでいる」という人は是非見てみると良い内容だね♪
そもそもの投資スタイルが全然違うというのは意外と忘れられがちだから参考になるね。
ラップアップ
今回は「我が家の新NISA投資戦略」についての考え方を記事にしていきました。
新NISAの投資については悩んでいる方が多いですが、一意見として参考になれば幸いです。
最後に一言。
パパのようにインデックスファンドと高配当株の二刀流の方は、是非参考にしてみてください♪
それではまた!