パパ、新NISAで何に投資するか決めた?
うん、大体決めたよ。
インデックスファンドを軸に高配当株も少々取り入れる予定だね。
パパは今回「VYM」などの高配当ETFのNISA投資を見送る予定にしたんだよね。
そうなの!?
それではパパ、VYMを見送ることにした理由の解説をよろしくです!
こんにちは!24年度の新NISA開始を楽しみにしすぎて待ちきれないあいろんです。
今回はみんな大好き高配当ETF「VYM」の新NISA投資について記事にしていきます。
この記事は、こんな方に向けて書いています。
結論としては、下記になります。
それでは早速いってみましょう!
VYMは「分散」+「高配当」の二刀流
「投資信託は資産効率は良くてもスピード感やワクワク感が足りない」
「長期的には成長してほしいけど、短期的にも目に見える成果が欲しい」
この記事にたどりついたあなたは、おそらくそんな感情をお持ちではないでしょうか!?
資産運用を始めると必ず「インデックスファンド」に辿り着きますが、インデックスファンドは利益確定しない限りはなにも変わらない「退屈な投資」として有名です。
そんな時、米国株高配当ETF「VYM」は選択肢として大いに検討の余地があります。
VYMは「バンガード米国高配当株ETF」の略語で、なんと米国の大型高配当株式400社超が詰め合わせになっているんです。
すごい分散だよね。
経費率も0.06%と文句なしの低水準で、非の打ち所がないです。
ちなみに構成銘柄の上位は下記のような感じです。
米国の老舗高配当企業が多く並びます。
- 構成銘柄…459銘柄
- 株価…$106.93
- 配当利回り…3.10%
上位構成銘柄
- JPモルガン…3.30%
- エクソン・モービル…3.11%
- ジョンソン&ジョンソン…3.11%
- プロクター&ギャンブル…2.63%
- ブロード・コム…2.62%
※2023年9月11日時点
分散が効いていながらも、3%前後の配当利回りで推移している安定感がVYMの強みです。
VYMを新NISAでおすすめできない理由3選
- 成長性
- 課税対象
- 通貨(ドル)
前述の通り、VYM自体は投資対象として魅力的です。
私も実際投資しています。
パパ、それなのになんで新NISAだとダメなのさ!?
ダメってことはないんだけど(笑)
パパが新NISAでVYMを見送った理由を紹介していくよ。
①成長性
VYMは直近の配当で2.8〜3.2%程度の利回りで推移しています。
2023年6月の配当金は前年同月比+3.4%の増配となっており、高水準を推移しています。
また、株価の5年トータルリターンも7.51%と現状で素晴らしいパフォーマンスです。
更に長期的には株価の上昇によるキャピタルゲインも見込めるとあって、一見すると隙がありません。
ただし、個人的には上記はかなり「うまくいった」時の相場の地合いの結果だと見ています。
たしかに安定感は抜群ですが、NISAで使うとなると若干中途半端かなぁというのが私見です。
パパは上記は「キャピタルゲインも含めば悪くない」という仮定の上での話であって、米国の成熟企業が今後も株価上昇していくかには懐疑的なんだよね。
②課税対象
「どうせ株価の成長なんて読めないんだから、配当金を定期的に貰いつつキャピタルに期待する戦略は悪くない」
上記はごもっともですが、個人的には米国課税の影響でNISAでも配当利回り3%に届かないのが辛いところです。
実質的にはVYMは後述の通り、NISAでも10%米国課税されるため、イメージとしては下記になります。
240万円×3%=7.2万円
7.2万円-10%(0.72万円)
手残り0.648万円
利回り2.7%
※利回り3%と仮定
パパ的にはNISAで3.5%〜4%くらいは利回りを求めつつ、あわよくばキャピタルゲインを検討出来るくらいがベストかなぁと考えているそうだよ。
米国課税10%がなければ、まだ選択肢としてはありだったかなぁという点がもったいないです。
③通貨(ドル)
この記事を読んでいる人は、日本で生活している人が大半でしょう。
日本で生活する以上、配当金の通貨は円でもらいたい。
ドルに関しては米国株投資信託を保有して再投資にする方が効率が良い、というのが私の考え方です。
VYMの配当金はドルで振り込まれますので、円転しないと使えないという点も1つのネックです。
ドルに関しては「どうせまた米国株やETFを購入する資金に使う」という人もいるでしょうが、それなら配当金の形でもらう必要なくない?とパパは良く言っています。
考え方は色々あるけど、一理あるかも。
ラップアップ
今回は米国株高配当ETF「VYM」の新NISA投資について記事にしていきました。
まとめると、パパ的には新NISAでVYMへの投資は中途半端。
インデックスファンドと高配当個別株で始めようということだね。
最後に一言。
あくまで新NISAの対象にしないというだけで、VYM自体は素晴らしいETFだと考えます。
私も軸にはしませんが少しずつ買い増ししていく予定です。
それではまた!