お、今日は株価がだいぶ下がっているな…少しだけ買い増しておこうかな。
パパは毎日「マネーフォワードME」を開いて見ているよね〜。
いやー、こんなに便利な資産管理アプリは初めてだよ。
昔は満足する仕様のものがなくて、手書きの家計簿とエクセルを駆使して細かく自主管理してたんだけど同じことをやってくれるからね。
よかったね〜。
(パパはお金のことだけは本当に細かいからなぁ)
こんにちは!普段はO型(大雑把)だけど、お金の事についてはA型(細かい)だよね〜と人からよく言われるあいろんです。
今回は便利すぎるアプリ「マネーフォワードME」の簡単な紹介と、プレミアム(有料版)の使用感についてレビューしていきます。
※2022年11月追記:有料版の改悪(連携数10→4)についても加味して解説します
この記事はこんな方向けに書いています。
結論ですが、下記になります。
それでは早速いってみましょう!
神アプリ「マネーフォワードME」とは
「お金を前へ。人生をもっと前へ。」のミッションを掲げるマネーフォワード社の個人向けオンライン家計簿、資産管理ツールが「マネーフォワードME」です。
一言で言うと「資産やお金の流れを見える化」してくれる神ツールとなっています。
PCからも閲覧可能ですが、スマホアプリも非常に使いやすくて便利です。
特徴としては、下記になります。
上記の連携登録により支出や収支管理が容易に出来るようになります。
従って、一昔前に家計管理しようと思うと非常に手間だった下記のような作業が不要になります。
「レシートをとっておいて、転記する」
「写真を撮ってアプリに送って読み込ませる」
「アプリに手動で入力する」
資産管理系の類似アプリは多数ありますが、マネーフォワードMEのインターフェイスは下記が他社よりだいぶ優れていると感じています。
特に資産管理アプリにおいて「連携できるサービス数」は死活問題です。
「自分は良く使っているけど、連携対象外のサービスがある」という状態だと二重管理が必要になり、使い勝手が格段に落ちてしまいます。
『マネーフォワード ME』は、銀行やクレジットカード、ECサイト、証券など2,600以上の金融関連サービスと連携しています。他社と比較してもこの点は圧倒的です。
また、家計簿についても便利です。
最初から分類の仕分けをしてくれる精度が非常に高い、という点は特筆すべきポイントです。
未分類に回ってしまっても数回分類変更すると、AIが自動的に手動で変更していた内容と同じ分類にしてくれるんだよね。
個人的にはこのマネーフォワードを使い始めて以降、現金を使う頻度が圧倒的に減って管理も劇的に楽になりました。
文句なしの神アプリに認定できる存在です。
パパ曰く、「マネーフォワード」は地味だけどもっと評価されて良い会社だといつも力説しているよ(笑)
類似アプリと比較(Zaim)
マネーフォワードMEは前述の通り「資産管理」「家計簿」に特化したアプリですが、良く比較されがちな競合先として「Zaim」や「money tree」というアプリがあります。
あいろんは2019年まで「Zaim」を使って管理していましたが、2020年から「マネーフォワード」に移行しました。
Zaimの特徴や使用感、マネーフォワードMEとの比較について以下に記します。
Zaim
株式会社Zaimが運営する家計簿サービスアプリ。
特徴としては下記の通り。
比較した際の感想
ZaimとマネーフォワードMEは下記のような特性の違いが顕著です。
- マネーフォワードME・・・全体の資産管理に特化したアプリ
- Zaim・・・支出管理に特化したアプリ
あいろんはとにかく全体のお金の流れを把握したいニーズが強いので、圧倒的にマネーフォワードMEの方が便利に感じて移行しました。
一方でZaimや他アプリの方が使いやすい場面を想定するとしたら、現金で支払うことが多い場合でしょう。
マネーフォワード口座連携の強みがなくなるので、その際は単純に操作感で使いやすいアプリを選べば良いと考えます。
私がZaimを使っていたころは今ほど電子決済やバーコードも普及していませんでした。
現在はほとんど現金を使わない生活なので、Zaimには戻れないでしょう…
無料版と有料版の比較
前述の通り、非常に便利で愛用させていただいている「マネーフォワードME」について、1つの考えが頭をよぎります。
無料版でこんなに便利なんだから有料版を使ったら便利すぎてどうなっちゃうの…??
実際、マネーフォワードMEはめちゃくちゃ便利ですが欠点も当然あります。
無料版の弱点(=有料版のメリット)を簡単にご紹介します。
- データの参照期間が1年間だけ
- 連携可能数が4件まで
- 連携している口座の手動更新が面倒
※その他、機能比較について正確に把握したい方はマネーフォワードの「プレミアムサービス機能比較表」をご覧下さい
資産管理していると必ず出てくる課題である「年毎のトータルリターン」問題について、無料版だと1年分しかデータを取り出せないので別管理が必要になる煩わしさがあります。
また、2022年12月より「マネーフォワード改悪」として話題になった、無料版の連携可能数が10→4サービスになるという発表がありました。
上記により、無料版でお金の流れを全て把握するのはほぼ絶望的になったと言っても良いでしょう。
連携数の改悪は正直無料ユーザーにとってはかなりの痛手です…銀行と証券会社くらいしか連携が出来なくなりました。
ということで、どちらが良いのか確認するためにパパが有料版を1ヶ月間、試してみたよ〜
有料版のメリット・デメリット
ここからは有料版を利用して率直に感じたメリデメです。
- 資産の全登録と都度の連携更新で正確に資産を把握できる
- 資産推移がビジュアルで理解できる
- 円グラフで資産の内訳が感覚的にわかる
- CSVデータ出力が可能
- 連携数が多すぎると逆に見づらい
- 一括更新で海外株式が上手く連動しないことがある
- 推移のグラフを都度見る必要性がない
- 500円/月のコストが意外と高い
- 自動更新だと頻繁に見すぎて時間が奪われる
まずはメリットですが、一般的にプレミアムサービスに登録するとこれが出来るようになります!とホームページで謳っている部分と相違ありませんでした。
たしかに資産推移はグラフで視覚化出来ています。
CSVデータ出力が出来るので、年間収支総まとめの時にCSV出力機能は必須です。
しかしながらZaimは無料版でも1年分はCSV出力出来るので有料版でしかCSV出力出来ないのは少し残念ではあります。
実際に使うまで気づかなかったデメリット部分は下記になります。
- 「連携数」が多すぎると逆に見づらくなるという事実
実際に試してみて、連携サービス数は10社程度が見やすさと実用性を兼ねた絶妙なラインという事実が判明しました。
今回の連携数改悪により資産の見える化をするには有料版がほぼ必須になってしまいましたが、細かいお金の流れは気にしないので銀行や証券口座、クレジットカードなど日々確認したいポイントが4サービス以内であれば正直無料版で十分でしょう。
更に地味にショックだったのが、「海外株式」の一括更新が上手くなされない事でした。
あいろんは起床後すぐに資産を把握したいので、米国市場の引け後に更新をしてその日の株価の動きと共に資産額を確認するのが日課なのですが、一括更新を押しても「なんか数字に違和感あるなぁ」と感じていました。
「有料版なら自動更新される」のが売りなのに、結局米国株については個別に手動更新しないと意味がないという、ストレスフルな環境になっています。
※2022年12月時点更新・・・2021年後半からこの仕様は解消されたようです。ただ、たまにこの手の不具合が生じるので要注意です。
また、資産推移についてグラフ化してくれるのはありがたいのですが、個人的にはオーバースペックと感じました。
「資産推移」については日々見る必要性を感じないので、3ヶ月~1年に1回の確認で十分です。
最後に、身も蓋もない話ですが自動更新されるとマネーフォワードMEを見過ぎてしまうというのも個人的にはデメリットでした(笑)
手動更新だと面倒くさいので、1日に1回しか見ていなかったのに有料版になったら1日に2回以上見ることがザラになってしまいました。
以上のメリデメ及びコスト(500円/月)を鑑みて、あいろんが導き出した結論は下記になります。
マネーフォワード有料版利用の結論
- プレミアムサービス登録は退会する
- 年末など、CSVデータが欲しいときに月額プランでプレミアムサービス登録する
- プレミアムサービス登録時についでにグラフも見て資産推移を再確認する
年に1〜2回(2ヶ月)程度は有料版を利用するというイメージです。
正直、あいろんのように「長期積立投資前提」「売買を頻繁に行わない」場合、毎月完全にお金の流れをチェックする必要性を個人的に感じません。
連携サービス数が改悪(4サービス)になったとはいえ、銀行1、証券2、メインカード1の連携でほぼ事足りるというのがあいろんの結論です。
基本的に総資産の流れは年間単位でウォッチしているので、逆に言うと12月は絶対に有料会員になるけどね。
毎月は必要ないサービスだと個人的に感じました。
パパほどのお金の管理好きでも「有料版は年に1〜2回で良い」と言ってるくらいだから、同じ感覚の人も結構いるのかもね〜。
ラップアップ
今回は「マネーフォワードME」の紹介と、プレミアム(有料版)の使用感についてレビューしました。
実際のユーザーの温度感含め参考にしてもらえれば幸いです。
最後に一言。
マネーフォワードさん、月額もう少し下がったら劇的にプレミアムユーザー増えそうな気がしますがいかがでしょう。
それではまた!