パパが投資している米国株で「長期目線」の銘柄といえばこれ!みたいなのある?
そうだなぁ、前に記事にしたエヌビディア(NVDA)は長期で持ちたい銘柄だと思っているよ。
後は、パパもお世話になっているVISAもかな。
パパはVISAの株も持ってるんだ!
それならVISAについても記事にしてください!
(勝手に決められている…)まぁ、VISAはビジネスモデル的にもピッカピカの優良銘柄だから紹介しておきましょうか。
最近ちょっと下落してニュースにもなったしね。
こんにちは!個別株からETFに少しずつ軸足をずらそうかと思案しながらも、VISAの株式は長期で持ち続けようかと思えているあいろんです。
今回は「財務分析とか難しいことはしないで持っている株式を紹介する」シリーズ第三弾として、米国株のVISAを紹介します。
※以下、呼称VISAで統一します
この記事は、こんな方に向けて書いています。
あいろんの結論としては、下記になります。
※尚、個人の感想であり推測の域を出ない点はご了承下さい。投資はいつだって「自己責任」お忘れなく。
それでは早速いってみましょう!
VISAの事業概要
「VISA」は1958年にバンク・オブ・アメリカがBank Americardを発行したことからビジネスが始まり、1976年に社名をVISAに変更しています。
控えめに言っても業績は素晴らしいの一言に尽きます。
特筆すべきは営業利益率のすごさで、65%前後を叩き出しています。クレジットカードはビジネスモデル的に利用されればされるほど利益が大きくなるので、世界一のシェアを誇るVISAはピカピカの優等生と言えるでしょう。
良くクレジットカードカードは寡占業界と言われており、シェアトップのVISAが全世界におけるカード決済のおよそ半分、2位のマスターカードが3割程度で2社で世界中をほぼカバーしてると言っても過言ではないでしょう。
株価も直近5年で4倍に成長しており、隙らしい隙がありません。
強いて言えば、一時的に売り込まれるタイミングなどがないために買い時が良くわからない点が株式投資においては難点です。
財務的にも盤石でビジネスモデルも秀逸、株価も安定しているという点では個別株ながら安心して長期的な目線で投資が出来る銘柄だと個人的には考えています。
個別株投資の第一人者、たぱぞう氏もVISAは注目株として書籍などで取り扱っています。
VISA株価の下落理由と現状(2021年12月)
そんな優等生銘柄のVISAですが、直近では必ずしも株価好調とは言えない状況です。
また、11月にVISAの株価が下落してニュースにも取り上げられたのは記憶に新しいでしょう。
直近2年間の株価推移は以下の通りです。
- 2020年2月・・・211ドル
- 2020年3月(コロナショック)・・・135ドル
- 2020年12月・・・218ドル
- 2021年11月・・・195ドル
- 2021年12月21日・・・218ドル
前述の通り、5年以上の長期スパンで見れば株価は右肩上がりですが、コロナショックから立ち直った2020年末と2021年末で株価は同水準といった結果になっています。
2021年11月18日付の「Bloomberg」では下記のように記事が取り上げられています。
「米VISA株が大幅安、アマゾンが英国発行の利用停止へ」
記事の内容要旨は下記の通りです。
因みに、下落した11月末には株価は190ドルをつけました。
あいろんは、この時VISAの株価が下落している状態を眺めながら下記のよう淡々と買い増しを行いました。
「珍しい事もあるもんだ、VISAのバーゲンセールなんて中々ないぞ」
しかしながら12月時点でもう218ドルまで持ち直してきているので、あいろん的にはもう少し荒れてくれても良かったのに…というのが正直な気持ちです(笑)
VISA株価の10年後予想について
前述の通り、VISAについてはあまり議論の余地がないほど秀逸なビジネスモデルが出来上がっています。
現在のAmazonと真っ向からケンカできる企業自体多くはない気がしますが(笑)、VISAの既得権益の強さを考えるとGAFAMですら簡単に入り込める世界でない事は火を見るよりも明らかです。
さて、そんなVISAの株価は2011年末の25ドルから比較すると8倍超に膨れ上がっています。今後の業績についてもモーニングスター社のレポートを参考に見る限り、底堅い業績が期待できます。
VISAに関してはコロナ禍による旅行者などのクレカ利用の減少が叫ばれていますが、逆にキャッシュレス自体が追い風になっている状況もあって個人的には全く心配には感じません。
2021年時点で最高値をつけた「250ドル」程度は近い内に更新し、300ドルを超えて次のステップを目指していく銘柄だと予想しています。
10年後には、現在の2倍の「500ドル」くらいは下限でもいくのでは?と個人的に推察してポートフォリオに組み込んでいます。
前述の通り、VISAに関しては株価が下落しても安心して見ていられる安定感がお気に入りです。
しかしながら急激な上昇などは見込みにくい銘柄ですので、じっくり付き合うのが得策です。
ラップアップ
今回は「財務分析とか難しいことはしないで持っている株式を紹介する」シリーズ第三弾として、米国株のVISAを紹介しました。
VISAに興味が出てきた、という方に少しでも参考になれば幸いです。
最後に一言。
個別株なのに、ETFのような安定感。
米国個別株投資するならVISAは検討必須銘柄だと思います。
それではまた!