パパ、世の中には「結果を出す人と出さない人」が存在するよね。
なんでだと思う?
そるとちゃん、人生の本質みたいな質問をしてくるね(笑)
ケタ違いの結果はともかく、多少の成果なら実はデザイン(設計)することが出来るんだよ。
パパのモットー「なにごとも中の上を目指す」の真骨頂だね(笑)
それでは、この間読んだ「ハイパフォーマー思考」の考え方をベースに「中の上」になる方法を伝授しよう。
こんにちは!なにごとにおいても「絶対的エースではないけど、居なくなると困る」中の上のポジションを目指しているあいろんです(笑)
本記事では、どこでも活躍できる「ハイパフォーマー思考」において最も重要なポイントを3点抽出して紹介します。
この記事はこんな方に向けて書いています。
結論としては、下記になります。
それでは早速いってみましょう!
今回の参考書籍:「ハイパフォーマー思考」
本書は「どの企業、どの組織にも存在する継続的に高い成果を挙げている人々」すなわちハイパフォーマーの思考や行動様式には、一定の共通項がある。
上記が書籍「ハイパフォーマー思考」の根幹ですが、あいろんも社会人としてキャリアを積み重ねるうちに「この人、出来るな」というオーラに近い雰囲気を感じることがあります。
本書では「優秀の定義は時代ごとに変わる」と前置きし、「変わりゆく時代に合わせる知的体力こそが最強のOSである」と例えています。
本書内で1番面白い部分は「組織の中間層を育てる」具体的な方法論です。
本書では野球で例えているけど、大谷翔平とイチローと松井秀喜と落合博満は全員が「超一流」。
ここから共通項だけ抽出して、平均的な打率の2割5分のバッターからレギュラーとしては上出来である「中の上」の2割8分まで引き上げようとしているんだね。
3割5分打てる「天才バッター」を計画的に育成するのは不可能と割り切っているんだね。
そうだね。
ただ2割8分を毎年コンスタントに打てるバッターは現役プロ野球選手でも数えられるほどしかいないからね。
そういう意味では面白い例えだと思うよ。
2割8分を打てる「中の上」のバッターには共通の特徴がありますが、特に顕著な部分を下記にて見ていきましょう。
「中の上」になるための思考法3選
- やわらかさ
- プレイヤー
- 客観視
①やわらかさ
本書にはハイパフォーマーに共通する「7つの思考」があるとして具体的な考え方を指南してくれますが、そのうち3点は下記になります。
私は上記3点をまとめて「やわらかさ」と表現しましたが、仕事ができる人は動き出しの速さと考え方の柔軟性がしなやかです。
「なんとかなる」と自分を信じて困難な状況すら楽しんで、自分の成長に繋げてしまうのね…ハイパフォーマーしゅごい…
②プレイヤー
「7つの思考」内に下記の行動様式があります。
「イソップ寓話」において非常に有名な「3人のレンガ職人」というお話があります。
レンガを積んでいる職人に旅人は尋ねます。
「あなたはここで何をしているのですか?」
3人の反応はそれぞれ異なります。
1人目は「親方の命令でレンガを積んでいる」
2人目は「大変な仕事だけど金が良いから、レンガを積んで壁を作っている」
3人目は「レンガを積んで、後世に残る大聖堂を作っている。大変光栄な仕事である」
上記は仕事に対してのモチベーションの求め方として良く取り上げられる例です。
1人目は「レイバー」、強制されて仕事をさせられている人です。
2人目は「ワーカー」、組織に属して決められた、与えられた仕事をする人です。
3人目は「プレイヤー」、モチベーションが自分の内側にあり、自ら仕事を作り出し、楽しんで結果を出せる人です。
そしてハイパフォーマーは言うまでもなく、例外なく「プレイヤー」だらけだということです。
そして仕事をプレイ出来る人は学習意欲が旺盛で常に学び続ける姿勢があり、縁は「打席に何回も立つこと」によって生まれることを理解して戦略的に実行しています。
でも、仕事によってはとても楽しめる状況じゃない仕事もあるんじゃないの…?
そるとちゃん、良い質問だね。
本書では商品企画部で結果が出ず、クレーム対応を専門に行うカスタマーセンターに不本意な異動をした人のケースが載っているよ。
読んだ後、改めて仕事は考え方だなぁと再認識させられたよ。
たしかに仕事が出来る人でつまらなさそうに仕事している人は見たことないもんね。
③客観視
7つの思考、最終項目は「物事を斜めから見る」と記載があります。
これは誤解が生まれがちなのですが、下記の解釈です。
上記は、前述の「プレイヤー」としてプレイし続けると自分自身やフィールドを客観視できなくなってしまうリスクを排除します。
何事も前向きに捉えて楽しく仕事出来る人は、逆にこの客観視が1番難しいのかもしれないね。
そうだね。
本書ではフィルムカメラの時代に圧倒的な市場シェアを誇ったイーストマン・コダック社を取り上げているよ。
後発で登場したデジタルカメラの波にのまれそうになった時、「写真の本流はフィルムである」と言い続けてデジタルカメラを軽視したことが倒産の原因だと言われているよ。
ビジネスの場でも議論をする時「シックスハット法」というフレームワークで、6色の帽子ごとにそれぞれ視点を持たせて考えてみる方法が存在します。
シックスハット法では、黒色の帽子を被ったら「批判的・消極的な視点」を持たなければならないんだ。
まさに本書でいうところの斜めに物事をみる役割だね。
ただ仕事を楽しむだけではなく、あえて客観視する考え方は知っているだけで役に立ちそうだね。
ラップアップ
本記事では、どこでも活躍できる「ハイパフォーマー思考」において最も重要なポイントを3点抽出して紹介しました。
本記事を読んだ貴方の打率は2割5分→2割8分まで上がったも同然です。
ちなみに2022年シーズンで2割8分以上の打者は、全チーム通じて僅か14人しかいません。
大谷翔平選手の二刀流や村上選手の三冠王は難しくても、中の上には誰でもなれますので頑張っていきましょう。
最後に一言。
パパって野球の例え話好きだよね…野球わからない人、ごめんね。
それではまた!