パパ、ある程度の大企業だと「勝ち組エリートは本社にいる」って聞くけど、実際のところはどうなの?
パパも今は本社の出世ルートだもんね。
うーん、自分の経験や他社も含めて色々見ているとそうとも言いきれないかなぁ。
本社勤務といっても色んなパターンがあるからね。
ただ共通した法則はあるけどね。
えっ!
共通した法則があるの!?
それを早速教えなさい〜♪
こんにちは!本社勤務、支店や子会社勤務を複数の会社で経験したことのあるあいろん(@iron_money)です。
今回は、どの会社にも当てはまる「本社勤務に関する法則」を中心に紹介していきます。
今回の記事は、こんな方に向けて書いています。
結論としては、下記になります。
それでは早速いってみましょう!
本社勤務とそれ以外の仕事比較(実体験)
パパは今、大企業の本社に勤務しているんだよね。
パパは転職前は中堅企業の本社勤めもしていたから、業種や規模も違う本社勤務を経験しているんだよね。
大企業への転職については過去記事でまとめているよ。
パパの経験上でいくと、本社勤務は支店や子会社と求められる仕事が全然違うかな。
よく「本社勤務は勝ち組」とか言われますが、本社に来ることで評価を下げる可能性もあります。
それは本社の仕事に、下記のような特徴があるからでしょう。
上記のような特徴があるので、「人の顔色をうかがって適切に立ち回れる人」や「口が達者で説得力のある人」などが有利な構造になっていることが多いです。
「営業一筋で結果を出してきた人」などが本社に馴染めないのは、本社は単独で仕事するケースが少ないからという特徴もあるのかもね。
パパ曰く、大企業の本社に関する法則性はどの会社でもほぼ一緒だそうです。
その法則をみていきましょう。
本社勤務に関する3つの法則
- 20代の本社勤務は「ただの駒」
- 30代の本社勤務は「選抜試験」
- 本社で出世しやすいのは「知られている人」
①20代の本社勤務は「ただの駒」
「新卒で本社に配属になった」
「若くして本社の希望部署に配属された」
上記のように、20代の時は配属で一喜一憂しがちです。
しかしながら、長い目で見ると必ずしも上記がプラスに働くとは限らないのが会社員の面白いところです。
基本的に、大企業で出世していくためには下記のような経験が必須です。
上記にあたって、20代の本社勤めだと逆に「裁量がない」「作業員や駒になりがち」「優秀な人が多くて埋もれる」というデメリットがあるんだね。
ただ、20代の内から「バリバリの部長や課長」と一緒に仕事できる場合はラッキーです。
その人たちが10年後に経営の中核を担う可能性があるので仲良くしておきましょう。
パパ的には20代は「自分の強みを他者比較してハッキリさせる」ことが最重要だそうです。
配属部署なんで二の次でいいそうなので、希望が通らなくても落ち込まなくて大丈夫です♪
②30代の本社勤務は「選抜試験」
前述のように20代では気にしなくて良かった「本社勤め」ですが、一方で30代終了までに一度も本社を経験しないのも考えものです。
現場一筋で40〜50代で本社に初めて配属される人は、苦労している人が多い印象です。
パパの経験上、本社は機能的に「抽象的で一筋縄にいかないような話が多い」「根回しやキーマンの把握が必須」「部署間の意見調整力が求められる」など独特の空気が多いそうです。
30代になると、実績プラスα「調整能力の有無」「周囲との関係構築能力の有無」「後輩世代への対応能力」が見られます。
実力でゴリゴリのし上がっていく人も稀にいますが、大抵の人間は上記のような能力をもとに判断されます。
パパみたいに「30代で転職して本社に入る」という方法もあるから、良かったら参考にしてみてね♪
③本社で出世しやすいのは「知られている人」
前述の通り、本社では下記のような能力が求められます。
正直、本社勤務は勝ち組でもなんでもなく、求められる能力が現場と違うだけです。
しかし、大抵のケースでは本社で出世することによって下記のような会社員としての「新規ルート」が登場します。
パパ的には、様々な道が開けるので「会社員で働いている限りは本社のポストを狙っていく方が効率が良い」というのが結論だそうだよ。
そしてパパは様々な会社のケースを10年以上見続けてきて、気付いたそうです。
本社で出世するのは「実力がある人」ではなく、「よく知られている人」だという不都合な真実に…
社内の「立ち回り」だけである程度のポジションまでいける可能性があるのは、人によっては利点にもなるでしょう。
ラップアップ
今回は、どの会社にも当てはまる「本社勤務に関する法則」を中心に紹介していきました。
本社勤務を有利に活用できるよう、法則を理解して立ち回っていきましょう。
最後に一言。
本社は社内政治が蠢く魔境ですが、すんなり入り込めれば出世のチャンスです。
それではまた!