書評

サラリーマンはオワコンか?ぬるま湯を抜け出し「最強」になる三箇条

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そると

パパ、今度は何の本を読んでるの?

あいろん

元々ブラック企業での経験がある人が書いている本なんだけど、参考になる点が多いんだよ。

これからのサラリーマン人生を生き抜くためのバイブルだね。

そると

サラリーマンをやりながら副業で一旗あげたいパパにぴったりの書籍だね。

こんにちは!「シン・サラリーマン」を目指し日々奮闘中のあいろんです。

今回はサラリーマンYouTuberのサラタメ氏の著書「シン・サラリーマン」より、現代のサラリーマンに必要な3箇条を紹介していきます。

この記事は、こんな方に向けて書いています。

  • 1社で働き続けている現状に不安がある
  • 複数の収入源が欲しい
  • キャリアやお金について困らないよう、サラリーマンの人生の立ち回り方を覚えたい

結論としては、下記になります。

  • 複数の収入源は「仕事を好きになる」ためのチケット
  • 転職するなら「参入障壁が高い業界」一択
  • サラリーマンとして仕事・お金・資産運用など読み手にとって不足している情報を補える良書
  • 最初に「読者のみなさまへ」を読んでから読み進めるべし

それでは早速いってみましょう!

今回の参考書籍:「シン・サラリーマン」

man walking while holding black coat

「夢がない」

「やりたい仕事も特にない」

「出世出来るか不安」

「給料が少ない、もっと欲しい」

「人間関係が辛い」

本書はこのようなサラリーマンなら誰もが抱えるあるあるの書き出しから始まります。

「シン・サラリーマン」の著者であるサラタメ氏はビジネス系のYouTuberとして早くから活躍されており、チャンネル登録者数は60万人超だそうです。

あいろん

私が興味を持ったのは著者の経歴ではなく、副題の「名著300冊から導き出した」という点です。

読書で実際に人生を切り開いた経験を持つ著者の話は、非常に参考になるエッセンスが含まれています。

また、著者は本書内で下記のようにも語っています。

「今を逃したら、もう書けないかも」

6年前まで「ブラック企業で疲弊しているだけだった」あの時の自分に、「手渡せる攻略本を記憶が鮮明なうちに作っておきたい」という危機感が著者にはあったそうです。

あいろん

上記を読んで私は「なるほど」と膝を打ちました。

そると

パパは読んでて「この本、すごい熱量を感じる」と思ったんだけど、裏にはそういう理由があったのね。

著者を良く知らない方は最後の「読者のみなさまへ」を読んでから本編を読むことをおすすめします。

あいろん

著者の考えを聞いてから読むと、発する言葉の捉え方が変わってくると思います。

肝心の内容としてはサラリーマンとしての下記の情報がほぼ網羅されています。

  • 仕事のキャリアアップ(転職、出世)
  • 複数の収入源(副業、独立)
  • 資産運用(節税・節約・投資)

「読書が人生を変えてくれた」の触れ込みは伊達ではありません。

名著を読みつくしているだけあって教科書的にかなり内容は網羅されています。

あいろん

ただページ数も多いので、読み方としては自分にとって不足している部分以外は斜め読み程度で十分だと感じました。

あいろん嫁

自分にとって「不足している点」を確認しながら重点的に該当部分を熟読するのが良さそうです。

最強のサラリーマン3箇条

前述の通り、本書はかなりのページ数があり「どこから読もうか」状態に陥る事も少なくありません。

要約すると、主張は下記3点にまとめられますので記載していきます。

最強のサラリーマン3箇条
  1. 複数の収入源を持つこと
  2. 自分と社会を俯瞰的に見れること
  3. お金の管理が出来ること(節税・節約・資産運用)

前述の通り、本書はかなりのページ数があり「どこから読もうか」状態に陥る事も少なくありません(笑)

要約としては、主張は3つにまとめられますので下記に良かった点を記載していきます。

複数の収入源を持つこと

複数の収入源、本書の言葉をそのまま引用すると「2つの給料袋」がもたらす効果をサラタメ氏は下記のように述べています。

「2つの給料袋」がもたらす効果
  • 1つの会社や仕事に依存しなくなる
  • 選択の自由により精神が安定する
  • 良好な状態で仕事を選べるので、働くことが楽しいことになる
  • 収入が青天井
  • 副業は名刺代わりになる

また、複数の収入源を確保できたら「心の余裕」を保てるのが最大の強みです。

あいろん

投資にはリスク分散のために「卵を一つのカゴに盛るな」という格言がありますが、収入にも同じことが言えるということです。

副業についての記載で個人的に参考になった点は下記です。

  • 最低でも週に15時間以上は割けないと、本業以上の収入に到達するのは難しい
  • 本業収入を超えるための6ステップ
  • 副業には「インフルエンサー型」「ディレクター型」がある
あいろん

1日2時間で週に14時間なので、やっぱり副業もそれなりに時間をかけてこなさないといけないと再認識出来ました。

身が引き締まる思いです。

そると

本格的に副業をはじめた人にはおすすめできる内容が満載なので一読の価値ありだね♪

自分と社会を俯瞰的に見れること

まず本書は冒頭で「1社で働きつづける」ことが物理的に難しくなるだろうと説いています。

そして、「転職術」の章では全員転職時代とも語っています。

「自分のスキルは他社でも評価されるのか?」

「自分の待遇は適正か?」

上記の考え方は、もはやサラリーマンである以上必ず考えなければならないということですね。

あいろん

私自身、かなり悩んで転職しましたが結果的には転職によって人生単位でプラスの経験が多く積めたと思っています。

  • 多様な価値観
  • 居心地の良さを捨てる時の痛み
  • 捨てたからこそ入ってくる新たな価値観や充実感
あいろん

上記を経験して自分の考え方をアップデートしてくれたのは「転職」です。

転職によって自分の市場価値や社会で出来そうな事が自分ごととして捉えられるようになりました。

あいろん嫁

パパの場合はたまたま転職でしたが、独立・副業・海外転勤などでも同様の経験が出来る場合もあるでしょう。

さらに言うと本書では実際転職するかはおいといて「転職活動」は必ず行う必要があると記載されています。

どうしても特定の社歴や経験しか持たないと「鳥かご」の中に入れられて気づいたら下記のような状況に陥りがちです。

  • 外に出るのが怖い
  • 外にはどんな世界があるのかすらわからない

本書を読んで大空を飛び回る鳥の如く俯瞰的な目線を持ち、自分が住みやすくて幸福な生活を送れそうな場所に身を置く事が最強のサラリーマンに必須のスキルだと確信しました。

お金の管理が出来ること(節税・節約・資産運用)

前述の通り、サラタメ氏は元々のブラック企業の経験から転職や副業によって人生を変えていった「サラリーマンの星」です。

しかしながら、「仕事」「副業」「税金」などと同等に、投資についても本書で触れてくれています。

あいろん

内容としてはインデックス投資への長期投資を中心にオーソドックスな話が多いですが、初心者向けの良くまとまっている内容だと思います。

要旨は下記の通りになります。

  • 投資の平均利回りは5%程度を想定
  • インデックスファンドへの長期積立がおすすめ
  • 信託報酬は0.5%以下を推奨
  • バイナリーオプション・FX・ソーシャルレンディングなどは初心者は控えるべし

因みにサラタメ氏はS&P500指数連動型の「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」に投資しているそうですが、考え方についてはあいろん概ね同意見です。信託報酬0.5%以下というのも1つの目安として十分でしょう。

ラップアップ

今回はサラタメ氏の著書「シン・サラリーマン」より、現代のサラリーマンに必要な3箇条を紹介しました。

読み応えのある良書で内容が多岐にわたるので、どのフェーズのサラリーマンでも学びがある良書だと思います。是非読んでみてください。

最後に一言。

そると

副業・転職・投資などサラリーマンの総合的な底上げをしたいあなたにはぴったりの本です♪

それではまた!

ABOUT ME
あいろん
30代半ばのサラリーマン。 大学卒業後、中堅メーカーに就職。 現在は、大手IT系企業に勤務。 プライベートでは1児の父。 娘のそるとちゃんを溺愛しています。 仕事・投資・その他マネーハック的な記事含め書いています。 FIREは目指していますが、働くのが苦でない系サラリーマンです。
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