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【6時間では足りない】知っておきたい睡眠時間とパフォーマンスの関係性8選

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そると

パパ、なんで人間は寝ないといけないんだろうね。

寝なければもっともっと遊べるのに。

あいろん

そるとちゃん、睡眠はあらゆる生物にとって最も重要な働きをしているんだよ。

寝れなくて死んじゃう病気だってあるんだからね。

あいろん嫁

私もパパにおすすめしてもらって「睡眠こそ最強の解決策である」を読んだけど、睡眠は軽視しちゃダメだよね。

みんな睡眠について知らなさすぎるから勉強した方が良いよね。

そると

えっ、そうなの!?怖いよ〜。

睡眠について色々と教えてください!

こんにちは!1日8〜9時間は睡眠時間を確保するように努めているあいろんです。

今回は、「睡眠とビジネスパフォーマンスの関係性」について記事にしていきます。

この記事はこんな方に向けて書いています。

  • 睡眠とパフォーマンスの関係性について知っておきたい
  • 睡眠をビジネスに活かして良い仕事をしたい
  • 睡眠時間を1日何時間くらい取れば良いか知りたい

結論としては、下記になります。

  • 健康にいいとされる睡眠時間は「8時間」
  • 8時間睡眠は先進国に暮らす大人の3分の2が確保出来ていない
  • 睡眠時間が増えると収入が増えるデータがある

それでは早速いってみましょう!

今回の参考書籍: 「睡眠こそ最強の解決策である」

「睡眠時間が6〜7時間を下回る状態が続くと、免疫機能が衰えガンのリスクが2倍になる」

「先進国に暮らす大人の3分の2は睡眠不足である」

上記のように、身近すぎるが故に軽視しがちな「睡眠」について様々なデータを基に警鐘を鳴らしてくれる本が今回の参考書籍「睡眠こそ最強の解決策である」です。

そしてこの1世紀の間に睡眠時間がもっとも大幅に減少した国々として下記が挙げられています。

  • アメリカ
  • イギリス
  • 日本
  • 韓国
  • 西ヨーロッパ各国
そると

日本、名指しされてるじゃん!

あいろん

そうなんだよ。

これは日本人は読んだ方が良い内容なんだよね。

本書は様々な観点から「睡眠」の大事さを説き続けますが、ビジネスマンとしても必須知識として知らなければならない「ビジネスにおけるパフォーマンスとの相関性」についても様々な角度から触れています。

あいろんが本書を読んで特に重要と感じたポイントを中心に、8点解説していきます。

そると

パパ、8点もあるの!?多いね!

あいろん

正直8点でもかなり厳選したよ(笑)

それくらい睡眠に関する書籍としては読み応えがあったので、少しでも興味ある人なら読むべきだと思うよ。

睡眠時間とビジネスパフォーマンスの関係性8選

睡眠時間とビジネスパフォーマンスの関係性8選
  1. 睡眠不足は寿命を短くする
  2. 食事、運動、睡眠のうち最も大事なのは「睡眠」である
  3. カフェインのこわ〜い真実
  4. レム睡眠とノンレム睡眠は「どちらも必要」
  5. 「昼寝」をやめたら死亡リスクが37%上昇
  6. 睡眠不足のときは睡眠不足に気づけない
  7. 「記憶」と「忘却」の素晴らしい機能
  8. 睡眠にまつわる病気の怖さ

①睡眠不足は寿命を短くする

「現代人は睡眠不足と言われても、特に驚きはないだろう。しかしその結果がどうなるかを知れば、きっと驚くに違いない」

著者のマシュー・ウォーカー氏は自信たっぷりに断言していますが、理由を聞けば聞くほど納得の内容です。

睡眠不足が続くと…

  • 免疫機能が衰えガンリスクが2倍になる
  • アルツハイマー症を発症しやすくする
  • 新血管病や脳卒中、鬱血性心不全発症リスクが高まる
  • うつ病、不安、自殺傾向などの心の問題の原因になる
  • 空腹を感じるホルモンが大量分泌され、際限なく食べたくなってしまう

上記を統合すると、「睡眠不足は寿命を短くする」ことに疑いはなく、睡眠不足は一種の流行病だと本書は指摘しています。

あいろん嫁

なんとなくボヤっと感じていた睡眠不足の知識も、言語化されると悲惨だと再認識できるね。

あいろん

睡眠を自分の意思で削っているのは地球上で人類だけだからね。

非常に愚かな行為だということがよくわかるよね。

②食事、運動、睡眠のうち最も大事なのは「睡眠」である

突然ですが問題です。下記の中で最も悪影響を及ぼすのは何でしょうか?

「きちんと眠れなかった1日」

「不健康な食事をした1日」

「運動不足の1日」

あいろん

この流れならもちろん正解がわかりますよね(笑)

正解は、「きちんと眠れなかった1日」です。

本書では「心身の健康をここまで力強く回復してくれるものは眠りだけだ。自然な機能であっても、医学的な処置であっても、眠りほどの力を持つものは存在しない」と言いきっているほどです。

あいろん

20代の頃は仕事で慢性的に4-5時間睡眠だった時期に周りに迷惑をかけていた自身の経験から上記は「その通り!」と断言できます(笑)

あいろん嫁

当時のパパは常にイライラしていて、トゲトゲしくて今とは別人でした。

睡眠不足は性格を変えてしまうくらい悪影響なんだと思います。

③カフェインのこわ〜い真実

「睡眠不足が悪いことは理解している」

「具体的なビジネスシーンにおいて活用できる話はないのか」

上記のような感想をお持ちのそこのあなた、お待たせしました。

睡眠や眠気の話になると必ず登場する、「カフェイン」についても本書は深く掘り下げています。

あいろん

「午後のコーヒーが夜の睡眠を奪う」と言われたら、ちょっとドキッとしますよね(笑)

脳内に「アデノシン」と呼ばれる脳内物質が増えると、眠りたいという欲求が強くなるそうです。

そしてこのアデノシンから出る睡眠信号を消す物質こそが「カフェイン」です。

そしてこのカフェインは非常に体内に長く残り続けます。

驚くことに午後7時半に夕食後に飲んだ1杯のコーヒーから、午前1時半になってもまだ半分残っているのです。

カフェインは世界で原油に次いで2番目に取引量が多い製品であり、著者はカフェインは「精神刺激性のドラッグ」であると指摘しています。

本書は下記のように説いています。

「自分は不眠症だと疑っている人は、実は知らずに摂取しているカフェインが犯人であることが多い」

あいろん

カフェインは効果が8時間持続することもあるらしいから、コーヒーを飲む人は22時に就寝する人は14時まで。

23時に就寝する人は15時までだね。

あいろん嫁

おやつの時間も考えなくちゃってことだね…

そると

基本的には摂取しないのが1番良いんだよー!

④レム睡眠とノンレム睡眠は「どちらも必要」

「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」なんとなく聞いたことはあるけど、よくわからない人も多いのではないでしょうか。

本書を読むと、下記の通り各々の役割がわかります。

ノンレム睡眠

情報を整理するための「深い眠り」

レム睡眠

情報を統合するための「浅い眠り」

それまで関連のなかった記憶の衝突から「創造性の火花」を作るのはレム睡眠にしか出来ない機能です。

また、逆説的になりますがレム睡眠が十分な効果を発揮するためにはノンレム睡眠で脳にスペースを作っておかないといけません。

そると

「レム睡眠とノンレム睡眠、どっちが大事か」って聞いてるのは、「パパとママどっちが大事か」って聞いてるようなものだね。

あいろん

そるとちゃん…素晴らしい例えだね。

パパとママどちらか一方なんて選べないもんね。

⑤「昼寝」をやめたら死亡リスクが37%上昇

本書では、現代は「単相睡眠」が主であるが元々人間は「二相睡眠」が遺伝子に刻み込まれていると説明があります。

「二相睡眠」とは昼寝のことであり、現代でも「シエスタ」と呼ばれ世界各地に文化が残っています。

本書の昼寝の説明において最もショッキングなのは下記です。

「シエスタの習慣を辞めると、心臓病の死亡リスクが37%上昇した」

特に働いている男性だけに絞ると60%以上も上昇していると、調査を行った6年間の結果では結論づけています。

あいろん

そるとちゃんと一緒に昼寝するのが最近の楽しみなんだけど、まさか心臓病リスクの軽減にまで寄与してくれているとは…

そると

そうそう、昼寝は健康に良いんだよ♪

これからも一緒に昼寝しようね〜。

あいろん嫁

最近はGoogleとかNIKEなど大手企業でも昼寝を積極的に取り入れているけど、ホワイト企業は生産性以外に社員の健康管理にも気を使っているのね。

⑥睡眠不足のときは睡眠不足に気づけない

「6時間睡眠を10日間続けると、24時間起きていた人と同じレベルにまでパフォーマンスが低下した」

仕事において睡眠がどれだけ重要か、上記を読めば一目瞭然です。

この睡眠不足には1番厄介な特徴があります。それは「数ヶ月から数年にわたって慢性的に睡眠不足の人は、低下した自分の状態に慣れてしまう」ということです。

  • 反応が鈍く
  • ぼんやりしていて
  • エネルギーが低い

上記はあなたの本来のパフォーマンスではないのに、「これが自分だ」と認識してしまうことこそがビジネスマンにとって最大のデメリットです。

あいろん

もしかすると仕事が出来るビジネスマンと自分との差は、「睡眠時間」だけかもしれません。

あいろん嫁

パパもたしかに睡眠不足の時は自分で気づいていなかったと思いますが、側から見ていても睡眠が十分に取れている今の方が仕事の生産性は高いと感じます。

⑦「記憶」と「忘却」の素晴らしい機能

「よく寝た方がテストの点数が良い」

「一晩寝たら昨日出来なかったことが出来るようになっている」

上記は意識的かはさておき、誰もが経験したことがあるのではないでしょうか。

睡眠には脳の容量を空ける(忘却)機能がある

睡眠中に海馬が掃除され、起きた時に新しい情報を取り入れられる

必要な情報をきちんと保管しつつ、不要な情報を捨てる役割もある

睡眠は「記憶」と「忘却」を自分にとってイイ感じに処理してくれているわけです。

あいろん

この機能を知っていたら、睡眠時間を削ることがいかに愚かな行為か良くわかるよね。

こんな大事な調整機能を自ら手放してるんだから。

そると

そるともテストの前にはちゃんと寝るようにしよーっと!

⑧睡眠にまつわる病気の怖さ

本書には、様々な睡眠にまつわる怖い病気の話が載っています。

中でも特にあいろんが印象に残った2つの病気について記載します。

「夢遊病」

睡眠障害の一種であり、眠りながら何か動きをする。

上記の病気自体は知っていましたが、「非常にまれではあるが眠りながらの殺人も報告されている」という点には驚きを禁じ得ませんでした。

あいろん

ケネス・パークスという人物が実際に寝ながら20km以上離れた義父母の家まで車を運転して殺人を犯した話はインパクトがありすぎて忘れられません。

あいろん嫁

様々な検証の結果、犯行当時「眠っていた」という結論で無罪になったんだよね。

「致死性家族性不眠症」

遺伝子性の難病であり、治療法が現在存在しない。医療の世界でもっとも謎に包まれた病気であり、診断された人間は確実に10ヶ月以内に死亡していることから「人間は眠らないと死ぬ」という事実をたしかなものにした病気。

上記の病気にかかった「眠れない男」マイケル・コークの話も相当インパクトがあります。

あいろん

眠れない日が続くと8週間で歩行すら困難になったという内容は驚愕でした。

あいろん嫁

睡眠の大切さがつくづくわかる具体的なお話だよね…

ラップアップ

今回は、「睡眠とビジネスパフォーマンスの関係性」について記事にしていきました。

本書一冊で睡眠について大体の知識はカバー出来るので、興味ある方は是非読んでみてください。

最後に一言。

あいろん

8時間睡眠は厳守です!

睡眠時間が短い人ほど騙されたと思ってお試しあれ。

自分の経験から本当に人生変わるレベルで思考力が変わります。

それではまた!

ABOUT ME
あいろん
30代半ばのサラリーマン。 大学卒業後、中堅メーカーに就職。 現在は、大手IT系企業に勤務。 プライベートでは1児の父。 娘のそるとちゃんを溺愛しています。 仕事・投資・その他マネーハック的な記事含め書いています。 FIREは目指していますが、働くのが苦でない系サラリーマンです。
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